トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/1/25  19:02

唐沢俊一はコンシューマー軽視の人だから  『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編

『トンデモ一行知識の世界』 P.200 欄外
・昭和三十六年に、全ページが広告の『コンシューマー』という雑誌が
 創刊されたが、誰も買わず、すぐにつぶれた。

1961 年に創刊され、1966 年の 9 号まで続いた雑誌を「すぐにつぶれた」と
言ってしまうのは不適切。また、本当に「誰も買わず」と表現するのが適切な
雑誌であったならば、40 年以上も経った現在、ネットの古書店からそれなりに
入手可能な状況であることの説明がつかない。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=コンシューマー 片山龍二 販売

『コンシューマー』という雑誌自体は、http://www.bookonn.com/br-225.html
を見ると、ページの上 4/5 くらいを占める広告がメイン、その下の雑誌の特集
(この号ではオリンピック記念切手) はサブの凝った作りで、誌面のデザインも
何だかカッコイイ感じ。

――と思ったら、コンシューマーの主宰の片山龍二氏は、『ひまわり』『それいゆ』の
発行人でもあった、と。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%D2%BB%B3%CE%B6%C6%F3
>広告コンサルタント。1915年東京日本橋生まれ。
>片山龍二名では、季刊広告雑誌『コンシューマー』の編集長であり、テレビ
>タレントとしても 活躍した。また、日曜大工ブームの元祖。 中原啓一名で、
>抒情画の中原淳一でお馴染み『ひまわり』『それいゆ』の発行人でもあった。

日本で最初の喫茶店ネタもそうだが、どうしてこう、面白い話を断固としてスルーし、
「すぐにつぶれた」などと言い切ってしまうことが好きなのか……。



2008/1/26  20:49

投稿者:藤岡真

 植草さんのトリビアで最高のものは、植草さんの死後、奥さんがその“忌まわしい”古書のコレクションを全部売り飛ばしてしまったってことでしょうね。
 それでも、一部の特定のコレクションは、タモリや沢木耕太郎に買い取られたってことかしら。

2008/1/26  20:33

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/

こんにちは。後出しジャンケンになりますが、アイデアは斬新そう
なのに時代が追いついていなかったのかな、とか気になっていたネタ
でした。

それとも、芸もなく二色広告とかでもチマチマと並べて作った安直な
作りだったのかな (「誰も買わず、すぐにつぶれた」だと、そういう
印象なので) 、どっちだったのだろうと。

数ページ分の写真で判断するのもアレかもしれませんが、本文にも
書いたようにカッコイイ誌面だったこともあり、後者は絶対にナシと
断言させていただきます。


ところで、http://www.bookonn.com/br-225.html と同じサイトの
これ↓とか、藤岡先生お好きかもと思いました。
http://www.bookonn.com/br-405.html
植草氏が、天井までびっしりの本と雑誌に囲まれています。

2008/1/26  10:41

投稿者:藤岡真

 早速アップしていあただきありがとう御座います。2ちゃんねるにこのネタを書き込んだのはわたしですw 親切な方が、資料を探し出してきてくれて、編集人が片山龍二だったと知りました。学生時代、TBSラジオの「お早う片山龍二です」は毎日聞いていました。
 そうした優れた先達の業績を調べもせずに「誰も買わず、すぐにつぶれた」と書きなぐる唐沢と言う男は、どうしようもない馬鹿だと思います。

   
 
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