2008/10/17 23:56
小学校の授業日数にレトロ趣味を発揮しなくてもいいから その他の雑学本 パクリ探し編
『pronto pronto?』 Vol.3 「唐沢俊一のビジネス課外授業。」 P.18
2ちゃんねるのスレ (Read More 参照) で、パクリ元と目されているのは、これ↓
http://www.bunkyo.ac.jp/faculty/kyouken/kyoukasyo/kyokasho.htm
>フランスの教育の歩み・しくみと教科書
>展示:2000年11月3日(金)~5日(日)/8201教室
〈略〉
>授業日数
>右図(略)はヨーロッパ諸国の小学校の年間授業日数を比較したものである。1991 年
>のものなのでその後多少の変化はあろうが、だいたいの傾向は表われている。
>授業数の一番多い国は、オランダの220日、次いで、ルクセンブルグ、ドイツ、イタリア
>・・・・・・そして、一番少ない国がフランスで、年160日にも満たない日数で、極端に少な
>いといえる。ちなみに、日本は、現在、230日程度である。
>なぜ、フランスの小学校の授業日数がこのように少ないのだろうか。 まず、毎週水曜
>日は休みなのである。さらに土曜日は、現在の日本と同じように、隔週休みである。
>これについても、毎土曜休みへという動きがある。
>また、夏休み・冬休み以外に、まとまった2週間程度の休みが、2カ月に1度は、必ず
>ある。このような状態を支えているのは、社会教育との連携、そして、ヴァカンスをライ
>フスタイルの一部にしている社会の体制といえるだろう。
フランスが「160日」、日本が「230日」だと記述している資料は、ざっと検索したかぎり
では、他にはなかった。
で、「『pronto pronto?』Vol.3のガセネタ」でも指摘されているように、日本の小学校の
授業日数は「230日」というのは、現在ではガセビア。
http://slashdot.jp/%7Eyasuoka/journal/447301
>日本の公立小学校の授業日数は、平均200日だ。平成14年度に完全5日制になって
>以来ずっと、200日になっている。平成13年度以前は土曜日が隔週だったので、授業
>日数は220日程度だったが、それにしても『pronto pronto?』Vol.3発行の5年も前の話
>だ。
ただし、パクリ元と思われる文教大学の資料は、「2000年11月3日(金)~5日(日)」に
展示されたものと明記されている。この時点では、「230日程度」というのは間違いでは
なかった。
それにしても、ちょっとググレば、もっと新しい資料が簡単に見つかるのに、なぜ古い
資料からわざわざ引っ張ってきたのか、唐沢俊一の考えることはわからない。
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/tachiyomi.html?bango=4-18-116610-6
>現在,日本の小学校の授業日数は,年間約200日間であり,学校週5日制を実施してい
>る諸外国と同程度である。児童が学校にいる在校時間も同程度であるが,授業時数に
>ついては,国際平均を下回る状況となっている。
>平成15年10月に出された「初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・
>改善方策について(答申)」においては,現行学習指導要領のねらいの一層の実現を
>図るための具体的な課題の一つとして,「教育課程を適切に実施するために必要な
>指導時間の確保」を挙げている。
その他参考 URL (フランス関係):
- http://www.esri.go.jp/jp/archive/hou/hou020/hou12d.pdf
- http://www14.plala.or.jp/KAMIKAWA-KOKUSAI/parituusin.pdf
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1223714076/484-
484 :無名草子さん:2008/10/16(木) 22:57:14
『pronto pronto?』Vol.3「唐沢俊一のビジネス課外授業。」p.18
>フランスの子どもたちは、学校のほか塾や予備校にせっせと通う
>日本の子どもたちに聞かせたら驚くくらい、休みの多い自由な時間を過ごしている。
>まず、昼休みの時間が2時間!(これは法律に定められている)、
>そして毎週日曜日のほかに水曜日も休み。土曜は隔週で休み。
>夏休みと冬休みが2カ月近くあるほかに、
>2カ月に1度は2週間程度のまとまった休みがある。
>日本の小学生は1年のうち230日、学校に行っているが、
>フランスの小学生の通学日数は160日以下。1年の半分以上が休みなのだ。
唐沢のパクリ元、ココ↓
http://www.bunkyo.ac.jp/faculty/kyouken/kyoukasyo/kyokasho.htm
>フランスの教育の歩み・しくみと教科書
>小学校教育の実際のようすをみてみよう。
>一般的な授業時間は、午前は、8時30分から11時30分まで、
>2時間の昼休みをはさみ、午後は、1時30分から4時30分までである。
>右図(略)はヨーロッパ諸国の小学校の年間授業日数を比較したものである。
>1991 年のものなのでその後多少の変化はあろうが、だいたいの傾向は表われている。
>授業数の一番多い国は、オランダの220日、次いで、ルクセンブルグ、ドイツ、イタリア・・・・・・
>そして、一番少ない国がフランスで、年160日にも満たない日数で、極端に少ないといえる。
>ちなみに、日本は、現在、230日程度である。
>なぜ、フランスの小学校の授業日数がこのように少ないのだろうか。
>まず、毎週水曜日は休みなのである。
>さらに土曜日は、現在の日本と同じように、隔週休みである。
>これについても、毎土曜休みへという動きがある。
>また、夏休み・冬休み以外に、まとまった2週間程度の休みが、2カ月に1度は、必ずある。
内容がほぼいっしょで、「230日」のガセ↓もいっしょ
http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/447301
485 :無名草子さん:2008/10/16(木) 23:10:00
>>484
パクられた所の「小学校の授業は年間230日」をガセというのは可哀想。
安岡先生も、平成13(2001)年度以前は隔週土曜休みで230日で
それ以降は週休二日で200日になっている、と書いている。
パクられた所が書かれたのは平成12(2000)年だから、当時は正しいデータだったんだよね。
それを2006年に書いた原稿でそのまま使うから....唐沢。
フランスの子どもたちは、学校のほか塾や予備校にせっせと通う日本の
子どもたちに聞かせたら驚くくらい、休みの多い自由な時間を過ごしている。
まず、昼休みの時間が2時間!(これは法律に定められている)、 そして
毎週日曜日のほかに水曜日も休み。土曜は隔週で休み。夏休みと冬休み
が2カ月近くあるほかに、2カ月に1度は2週間程度のまとまった休みがある。
日本の小学生は1年のうち230日、学校に行っているが、フランスの小学生
の通学日数は160日以下。1年の半分以上が休みなのだ。
2ちゃんねるのスレ (Read More 参照) で、パクリ元と目されているのは、これ↓
http://www.bunkyo.ac.jp/faculty/kyouken/kyoukasyo/kyokasho.htm
>フランスの教育の歩み・しくみと教科書
>展示:2000年11月3日(金)~5日(日)/8201教室
〈略〉
>授業日数
>右図(略)はヨーロッパ諸国の小学校の年間授業日数を比較したものである。1991 年
>のものなのでその後多少の変化はあろうが、だいたいの傾向は表われている。
>授業数の一番多い国は、オランダの220日、次いで、ルクセンブルグ、ドイツ、イタリア
>・・・・・・そして、一番少ない国がフランスで、年160日にも満たない日数で、極端に少な
>いといえる。ちなみに、日本は、現在、230日程度である。
>なぜ、フランスの小学校の授業日数がこのように少ないのだろうか。 まず、毎週水曜
>日は休みなのである。さらに土曜日は、現在の日本と同じように、隔週休みである。
>これについても、毎土曜休みへという動きがある。
>また、夏休み・冬休み以外に、まとまった2週間程度の休みが、2カ月に1度は、必ず
>ある。このような状態を支えているのは、社会教育との連携、そして、ヴァカンスをライ
>フスタイルの一部にしている社会の体制といえるだろう。
フランスが「160日」、日本が「230日」だと記述している資料は、ざっと検索したかぎり
では、他にはなかった。
で、「『pronto pronto?』Vol.3のガセネタ」でも指摘されているように、日本の小学校の
授業日数は「230日」というのは、現在ではガセビア。
http://slashdot.jp/%7Eyasuoka/journal/447301
>日本の公立小学校の授業日数は、平均200日だ。平成14年度に完全5日制になって
>以来ずっと、200日になっている。平成13年度以前は土曜日が隔週だったので、授業
>日数は220日程度だったが、それにしても『pronto pronto?』Vol.3発行の5年も前の話
>だ。
ただし、パクリ元と思われる文教大学の資料は、「2000年11月3日(金)~5日(日)」に
展示されたものと明記されている。この時点では、「230日程度」というのは間違いでは
なかった。
それにしても、ちょっとググレば、もっと新しい資料が簡単に見つかるのに、なぜ古い
資料からわざわざ引っ張ってきたのか、唐沢俊一の考えることはわからない。
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/tachiyomi.html?bango=4-18-116610-6
>現在,日本の小学校の授業日数は,年間約200日間であり,学校週5日制を実施してい
>る諸外国と同程度である。児童が学校にいる在校時間も同程度であるが,授業時数に
>ついては,国際平均を下回る状況となっている。
>平成15年10月に出された「初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・
>改善方策について(答申)」においては,現行学習指導要領のねらいの一層の実現を
>図るための具体的な課題の一つとして,「教育課程を適切に実施するために必要な
>指導時間の確保」を挙げている。
その他参考 URL (フランス関係):
- http://www.esri.go.jp/jp/archive/hou/hou020/hou12d.pdf
- http://www14.plala.or.jp/KAMIKAWA-KOKUSAI/parituusin.pdf
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1223714076/484-
484 :無名草子さん:2008/10/16(木) 22:57:14
『pronto pronto?』Vol.3「唐沢俊一のビジネス課外授業。」p.18
>フランスの子どもたちは、学校のほか塾や予備校にせっせと通う
>日本の子どもたちに聞かせたら驚くくらい、休みの多い自由な時間を過ごしている。
>まず、昼休みの時間が2時間!(これは法律に定められている)、
>そして毎週日曜日のほかに水曜日も休み。土曜は隔週で休み。
>夏休みと冬休みが2カ月近くあるほかに、
>2カ月に1度は2週間程度のまとまった休みがある。
>日本の小学生は1年のうち230日、学校に行っているが、
>フランスの小学生の通学日数は160日以下。1年の半分以上が休みなのだ。
唐沢のパクリ元、ココ↓
http://www.bunkyo.ac.jp/faculty/kyouken/kyoukasyo/kyokasho.htm
>フランスの教育の歩み・しくみと教科書
>小学校教育の実際のようすをみてみよう。
>一般的な授業時間は、午前は、8時30分から11時30分まで、
>2時間の昼休みをはさみ、午後は、1時30分から4時30分までである。
>右図(略)はヨーロッパ諸国の小学校の年間授業日数を比較したものである。
>1991 年のものなのでその後多少の変化はあろうが、だいたいの傾向は表われている。
>授業数の一番多い国は、オランダの220日、次いで、ルクセンブルグ、ドイツ、イタリア・・・・・・
>そして、一番少ない国がフランスで、年160日にも満たない日数で、極端に少ないといえる。
>ちなみに、日本は、現在、230日程度である。
>なぜ、フランスの小学校の授業日数がこのように少ないのだろうか。
>まず、毎週水曜日は休みなのである。
>さらに土曜日は、現在の日本と同じように、隔週休みである。
>これについても、毎土曜休みへという動きがある。
>また、夏休み・冬休み以外に、まとまった2週間程度の休みが、2カ月に1度は、必ずある。
内容がほぼいっしょで、「230日」のガセ↓もいっしょ
http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/447301
485 :無名草子さん:2008/10/16(木) 23:10:00
>>484
パクられた所の「小学校の授業は年間230日」をガセというのは可哀想。
安岡先生も、平成13(2001)年度以前は隔週土曜休みで230日で
それ以降は週休二日で200日になっている、と書いている。
パクられた所が書かれたのは平成12(2000)年だから、当時は正しいデータだったんだよね。
それを2006年に書いた原稿でそのまま使うから....唐沢。