トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
旧 URL は、http://diary.aol.com/yzuc9ww/679.html
文字列の一括置換をかけた都合上、旧ブログのコメント欄および2ちゃんねるのスレからの引用の中の URL も全部新 URL に置き換わっていますことを、あらかじめご了承ください
http://tondemonai2.blog114.fc2.com/ で続きの Blog をやっています
   
 

2008/9/27  17:33

ベートーベンのみがカツラなしにあらず、の音楽室の肖像画  『トンデモ一行知識の逆襲』間違い探し編

『トンデモ一行知識の逆襲』 P.130
 ……ところで、また音楽室の肖像画の話にもどるが、そういったカツラ揃い
のなかで唯一異彩を放っているのがあのベートーベンだ。彼のみはカツラを
かぶらず、トレードマークになっているボサボサのヘアスタイルのままの肖像
画だった。

ベートーベンが「唯一異彩を放っている」「彼のみはカツラをかぶらず」というのは違うの
では。シューベルトの肖像画だって、ブラームスの肖像画だって、バッハやモーツァルト
のような宮廷用のカツラの髪型――唐沢俊一いうところの「髪を両脇に垂らしてその端を
カールさせた髪型
」――をしてはいない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/フランツ・シューベルト
>フランツ・ペーター・シューベルト(Franz Peter Schubert, 1797年1月31日 - 1828年
>11月19日)は、オーストリアの作曲家。各分野に名曲を残したが、とりわけドイツ歌曲
>において功績が大きく、「歌曲の王」と呼ばれることもある。


http://ja.wikipedia.org/wiki/ヨハネス・ブラームス
>ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms, 1833年5月7日 - 1897年4月3日)は、19世
>紀ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者。大バッハ、ベートーヴェンと並びドイツ音楽に
>於ける「三大B」と称される一人である。



音楽家の肖像画いろいろ:
- http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Johann_Sebastian_Bach.jpg (バッハ)
- http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Haydn_portrait_by_Thomas_Hardy_(small).jpg (ハイドン)
- http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Haendel.jpg (ヘンデル)
- http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Wolfgang-amadeus-mozart_1.jpg (モーツァルト)
- http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Beethoven.jpg (ベートーベン)
- http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Franz_Schubert.jpg (シューベルト)
- http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:JohannesBrahms.jpg (ブラームス)




2008/9/27  20:48

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/

あっ、多分うちの学校にもいました。<滝廉太郎。
確かに、「音楽室の肖像画」に使われる日本人、東洋人というのは、
他にいなさそうですね。今の音楽室の肖像画もそうか、そもそも昔の
ように肖像画が並んでいるのかは、わかりませんが。

で、当然ながら、滝廉太郎もカツラ姿ではない、と。

>話のマクラ的なネタが上手くないような

読む人や聞く人に、「うんうん」「そうそう」「あるある」と感じて
もらうべきところで、微妙に (ときには大きく) ハズすことが多いよう
な気はします。ガセ濃度の高さが原因だったり、話のつながりが悪
かったりするせいで。

2008/9/27  19:58


「音楽室の肖像画」で「異彩を放っている」という記述のみだと、ベートーベンよりも、唯一の東洋人(少なくとも自分の学校では)だった、滝廉太郎が浮かんでしまいます(苦笑)。
とりあえずベートーベンの話がしたかったのでしょうが、どうも唐沢氏は、落語を中心とした話芸に言及する事が多い(と言うか、実際に高座に上がって披露しているとも聞きますが…)割には、話のマクラ的なネタが上手くないような。

   
 
HOME

 

 

inserted by FC2 system