2009/1/1 23:17
ドリームかまへん? いや夢日記と寝言はおやめになった方が その他の雑学本 間違い探し編
『脳天気教養図鑑』 P.90
P.86 の「世の中で一番目とはいわないけど四番目か五番目にうっとうしいのがこの『夢
の話をする奴』」という言葉といっしょに、10 年後には自分のサイトの Web 日記に毎日
夢の話を書き連ねるようになる、未来の唐沢俊一に言い聞かせてあげればよいのに
――と思わないではいられないが。
それはともかく、「少年ジャンプで昔デビューした新人がこれを続け精神病院に入った」
というのは、ガセと判断してよいだろう。
[1] - http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1229843071/
>857 :無名草子さん:2008/12/30(火) 15:01:01
>http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1183216502/
>
>97 :名無しのオプ:2007/07/17(火) 21:12:27 ID:k1c43/yG
> 消えた漫画家といえば、週刊少年ジャンプに「ドリーム仮面」を連載していた作者が
>有名だったね。
> 消えたのをいい事に、トリビアの唐沢俊一先生など、
>「夢日記のつけ過ぎで発狂した」
> とデマを書きまくっていた。
> 実際は、漫画の才能を生かして、JR総武線、新小岩駅の広告看板を描いていた。
>
>858 :無名草子さん:2008/12/30(火) 15:08:16
>夢日記のつけすぎって最近のカラサーじゃねえか。
>しかもどこまで夢でどこから現実なのかわからないぞ。
[2] - http://stp3.hp.infoseek.co.jp/LOG/DEN/HTM/DEN18/dengon18.htm
>[600] 実は・・・ 投稿者:denno_ono投稿日:2000/06/12(Mon) 15:15 [返信]
>denno_onoも、唐沢さんの本に、
>ジャンプの作家で夢を書き留る作業をしていて神経衰弱になった人がいる
>というような文章を読んでは心配していたんですよ。
>まだまだ、絵を描いていてくれて嬉しいです。
>復活するかどうかはともかく、悲惨なことになっていないだけでも安心しました。
[3] - http://gendai.net/?m=view&g=geino&c=070&no=20765
>【あの人は今こうしている】2006年8月22日 掲載
>漫画家の中本繁
>漫画「ドリーム仮面」一発で消えた中本繁
〈略〉
>「新小岩に住んで35年になりますか。19歳で上京し、しばらくしてから住み始めたん
>です。今はこの隣の部屋も倉庫として借りていて、家賃は合わせて6万8000円。クー
>ラーもなく、夜は暑くてなかなか眠れません」
〈略〉
>「6年前に太田出版が復刻版を出してくれたとき、ワタシの居所がわからなくて新聞の
>尋ね人欄に告知を出してくれましてね。それから個展を開いてくれたり、再会した昔の
>編集者からは絵本を出さないかという話をいただいたり。だから、がんばらなくっちゃ、
>って思ってるんです。絵本は出版はしていませんが、“くるくる紙芝居”というカタチで
>取り組んでいます」
〈略〉
>「『ドリーム仮面』を連載していた頃は、精神的に追い詰められていました。部屋に
>こもってカリコリ漫画を描くだけだったため、喘息もひどくなってしまって。編集者に
>“やめたい”といったら、“連載を持たせてもらった新人が自分からやめるなんて初めて
>だ”とあきれられました。後悔? あのまま続けていたら人気が出て、アニメーションに
>もなったかもしれない、と思ったりはしますね。ただ、あの生活を続けていたら23、24
>歳で死んでたんじゃないかな」
[4] - http://www5.ocn.ne.jp/%7Epostcard/nakamoto.html
>1976 読切作品『18号室物語』が『少年ジャンプ8月20日増刊号』に掲載される。
>★消息を絶つ。失踪期 本人にとってはごく自然な人生だった~ディスカウントの
>店員~町工場~左官~ペンキ屋~舞台演出係~パチプロ…現在、内装会社に勤務。
>★自称、「働くマンガ家」の所以。
>1997 『消えたマンガ家(3)』第2章に登場!太田出版刊。
>2000 『ドリーム仮面』太田出版・QJマンガ選書2000よりコミック発売される。
>その秋読者の通報により、中本繁先生発見される。
>★27年の空白も本人は気にせず、キャラクターの創作は続いていた。
[1] を見ただけでは、「少年ジャンプで昔デビューした新人」とは本当に「ドリーム仮面」を
描いていた中本繁をさしているのかと半信半疑だったけど、唐沢俊一が言いふらしていた
ことは、[2] のサイトの、中本繁のファンの人もしっていたぞという話。
で、中本繁は、上記 [3] [4] に引用した通り、1997 年に太田出版の『消えたマンガ家
(3)』に登場、2000 年にはやはり太田出版から『ドリーム仮面』が復刻され、その年に
太田出版とも連絡が取れて現在にいたる。
ググってみると、2008 年 10 月時点での、中本繁による「くるくる紙芝居」の実演が
アップされたりしていて、元気に活躍している様子がうかがえる。
http://jp.youtube.com/watch?v=jlzXrttdAcc
で、太田出版と中本繁と連絡がついた経緯については、[2] のファンの人の伝言板 [4]
や唐沢俊一の日記 [6] に書かれている (2000 年 6 月) のだけど、唐沢俊一の日記に
登場する「阿部能丸」というのは、おぐりゆかも属する劇団「うわの空」の人。
- http://home.c07.itscom.net/tatekawa/bluefrog/nomaru/noamru.html
それはよいとして、唐沢俊一の日記 [6] で嘘だろうと思うのは「横浜の方だったそうだ」。
中本繁本人は、インタビューで、「新小岩に住んで35年になりますか」といっている [3]。
唐沢俊一の証言は本当にあてにならないなあと、しみじみと思った。
[5] - http://sapporo.cool.ne.jp/denno_ono/d_jyou00.html
>「ワードナ」 さんからの情報(2000/06/10)
>それから、中本繁さん見つかったみたいですね(^。^)
>えええええっ! びっくりです! しかも情報源は唐沢俊一さんのホームページとは・・・
>唐沢俊一「一行知識」ホームページ 内の、「裏モノ日記」6月8日分をご覧下さい。
>果たして「ドリーム仮面」の続編は描かれるのか! (denno_ono)
>
>「恐怖の追跡」 からの情報(2000/06/12) 00/06/08
>●中本繁(なかもっちゃん) 只今フリーター中 最近は漫画も描かずに 飲んでばかり
>江戸川区の新小岩の飲み屋かパチンコ屋を うろうろ
>今日は私と一緒に 静岡の御殿場まで(御殿場プレミアム アウトレット)
>一仕事 あ~疲れた
>最近 太田出版とか言う所から 復刻版の漫画が 単行本として出たそうな
>お化けみたいな話 大きな本屋にしかないみたい
>なかもっっちゃん のファンの人は 探してみてね
>本 が売れれば 本人も 又 描く気がおきるかも 皆さん応援してちょうだい
>
>う~む。 これ、本当なんでしょうか? なんだか怪しげです。 が、貴重な情報なので
>載せておきます。 (denno_ono)
>「怪しげだ」などと書いてすみませんでした。 「QuickJapan」に載った記事を読むと、
>「新小岩で一人暮している」と書いてあるので、 本当に友人の方からの情報だったの
>ですね。 (denno_ono)(2000/08/22追記)
[6] - http://www.tobunken.com/diary/diary20000608000000.html
> ゆうべ遅く、阿部能丸くんからの電話でちょっと聞いた話なのだが、例の太田出版が
>復刻した『ドリーム仮面』、作者の中本繁氏がみつかったそうである。なんでも、みつは
>しちかこの『小さな恋人』シリーズの中でイラストを募集したことがあり、その中で大賞
>に選ばれた作品の作者が中本繁という名前だったそうだ。で、そこには受賞者のプロ
>フィール、ということで中本氏の住所も載っており、それをたまたま知っていた阿部くん
>が太田に知らせて、出版社の方でその住所に連絡をとってみたら、本人がいたそうで
>ある。横浜の方だったそうだが、本人は、自分が探されていることも本が出たことも、
>まったく知らなかったという。
夢を題材にした マンガで一番有名なのは「ねじ式」です
自分もこういうのが描けないかと思って枕もとにメモをおいといて記録を
とってたことがある
しかし精神科の医者によると これを長期間続けると 脳にヨクナイそうです
俊一「私も不眠症に なりかけて やめました」
有名な話だが少年ジャンプで昔デビューした新人がこれを続け精神病院に
入ったとか…
俊一「そういえば つげ義春さんも病気になったんだ」
なをき「くわばら くわばら」
冒頭にパロディにした「夢十夜」の作者、夏目漱石もノイローゼのケがあった
というし、あまり夢を気にする奴はあぶないのかもしれない
P.86 の「世の中で一番目とはいわないけど四番目か五番目にうっとうしいのがこの『夢
の話をする奴』」という言葉といっしょに、10 年後には自分のサイトの Web 日記に毎日
夢の話を書き連ねるようになる、未来の唐沢俊一に言い聞かせてあげればよいのに
――と思わないではいられないが。
それはともかく、「少年ジャンプで昔デビューした新人がこれを続け精神病院に入った」
というのは、ガセと判断してよいだろう。
[1] - http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1229843071/
>857 :無名草子さん:2008/12/30(火) 15:01:01
>http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1183216502/
>
>97 :名無しのオプ:2007/07/17(火) 21:12:27 ID:k1c43/yG
> 消えた漫画家といえば、週刊少年ジャンプに「ドリーム仮面」を連載していた作者が
>有名だったね。
> 消えたのをいい事に、トリビアの唐沢俊一先生など、
>「夢日記のつけ過ぎで発狂した」
> とデマを書きまくっていた。
> 実際は、漫画の才能を生かして、JR総武線、新小岩駅の広告看板を描いていた。
>
>858 :無名草子さん:2008/12/30(火) 15:08:16
>夢日記のつけすぎって最近のカラサーじゃねえか。
>しかもどこまで夢でどこから現実なのかわからないぞ。
[2] - http://stp3.hp.infoseek.co.jp/LOG/DEN/HTM/DEN18/dengon18.htm
>[600] 実は・・・ 投稿者:denno_ono投稿日:2000/06/12(Mon) 15:15 [返信]
>denno_onoも、唐沢さんの本に、
>ジャンプの作家で夢を書き留る作業をしていて神経衰弱になった人がいる
>というような文章を読んでは心配していたんですよ。
>まだまだ、絵を描いていてくれて嬉しいです。
>復活するかどうかはともかく、悲惨なことになっていないだけでも安心しました。
[3] - http://gendai.net/?m=view&g=geino&c=070&no=20765
>【あの人は今こうしている】2006年8月22日 掲載
>漫画家の中本繁
>漫画「ドリーム仮面」一発で消えた中本繁
〈略〉
>「新小岩に住んで35年になりますか。19歳で上京し、しばらくしてから住み始めたん
>です。今はこの隣の部屋も倉庫として借りていて、家賃は合わせて6万8000円。クー
>ラーもなく、夜は暑くてなかなか眠れません」
〈略〉
>「6年前に太田出版が復刻版を出してくれたとき、ワタシの居所がわからなくて新聞の
>尋ね人欄に告知を出してくれましてね。それから個展を開いてくれたり、再会した昔の
>編集者からは絵本を出さないかという話をいただいたり。だから、がんばらなくっちゃ、
>って思ってるんです。絵本は出版はしていませんが、“くるくる紙芝居”というカタチで
>取り組んでいます」
〈略〉
>「『ドリーム仮面』を連載していた頃は、精神的に追い詰められていました。部屋に
>こもってカリコリ漫画を描くだけだったため、喘息もひどくなってしまって。編集者に
>“やめたい”といったら、“連載を持たせてもらった新人が自分からやめるなんて初めて
>だ”とあきれられました。後悔? あのまま続けていたら人気が出て、アニメーションに
>もなったかもしれない、と思ったりはしますね。ただ、あの生活を続けていたら23、24
>歳で死んでたんじゃないかな」
[4] - http://www5.ocn.ne.jp/%7Epostcard/nakamoto.html
>1976 読切作品『18号室物語』が『少年ジャンプ8月20日増刊号』に掲載される。
>★消息を絶つ。失踪期 本人にとってはごく自然な人生だった~ディスカウントの
>店員~町工場~左官~ペンキ屋~舞台演出係~パチプロ…現在、内装会社に勤務。
>★自称、「働くマンガ家」の所以。
>1997 『消えたマンガ家(3)』第2章に登場!太田出版刊。
>2000 『ドリーム仮面』太田出版・QJマンガ選書2000よりコミック発売される。
>その秋読者の通報により、中本繁先生発見される。
>★27年の空白も本人は気にせず、キャラクターの創作は続いていた。
[1] を見ただけでは、「少年ジャンプで昔デビューした新人」とは本当に「ドリーム仮面」を
描いていた中本繁をさしているのかと半信半疑だったけど、唐沢俊一が言いふらしていた
ことは、[2] のサイトの、中本繁のファンの人もしっていたぞという話。
で、中本繁は、上記 [3] [4] に引用した通り、1997 年に太田出版の『消えたマンガ家
(3)』に登場、2000 年にはやはり太田出版から『ドリーム仮面』が復刻され、その年に
太田出版とも連絡が取れて現在にいたる。
ググってみると、2008 年 10 月時点での、中本繁による「くるくる紙芝居」の実演が
アップされたりしていて、元気に活躍している様子がうかがえる。
http://jp.youtube.com/watch?v=jlzXrttdAcc
で、太田出版と中本繁と連絡がついた経緯については、[2] のファンの人の伝言板 [4]
や唐沢俊一の日記 [6] に書かれている (2000 年 6 月) のだけど、唐沢俊一の日記に
登場する「阿部能丸」というのは、おぐりゆかも属する劇団「うわの空」の人。
- http://home.c07.itscom.net/tatekawa/bluefrog/nomaru/noamru.html
それはよいとして、唐沢俊一の日記 [6] で嘘だろうと思うのは「横浜の方だったそうだ」。
中本繁本人は、インタビューで、「新小岩に住んで35年になりますか」といっている [3]。
唐沢俊一の証言は本当にあてにならないなあと、しみじみと思った。
[5] - http://sapporo.cool.ne.jp/denno_ono/d_jyou00.html
>「ワードナ」 さんからの情報(2000/06/10)
>それから、中本繁さん見つかったみたいですね(^。^)
>えええええっ! びっくりです! しかも情報源は唐沢俊一さんのホームページとは・・・
>唐沢俊一「一行知識」ホームページ 内の、「裏モノ日記」6月8日分をご覧下さい。
>果たして「ドリーム仮面」の続編は描かれるのか! (denno_ono)
>
>「恐怖の追跡」 からの情報(2000/06/12) 00/06/08
>●中本繁(なかもっちゃん) 只今フリーター中 最近は漫画も描かずに 飲んでばかり
>江戸川区の新小岩の飲み屋かパチンコ屋を うろうろ
>今日は私と一緒に 静岡の御殿場まで(御殿場プレミアム アウトレット)
>一仕事 あ~疲れた
>最近 太田出版とか言う所から 復刻版の漫画が 単行本として出たそうな
>お化けみたいな話 大きな本屋にしかないみたい
>なかもっっちゃん のファンの人は 探してみてね
>本 が売れれば 本人も 又 描く気がおきるかも 皆さん応援してちょうだい
>
>う~む。 これ、本当なんでしょうか? なんだか怪しげです。 が、貴重な情報なので
>載せておきます。 (denno_ono)
>「怪しげだ」などと書いてすみませんでした。 「QuickJapan」に載った記事を読むと、
>「新小岩で一人暮している」と書いてあるので、 本当に友人の方からの情報だったの
>ですね。 (denno_ono)(2000/08/22追記)
[6] - http://www.tobunken.com/diary/diary20000608000000.html
> ゆうべ遅く、阿部能丸くんからの電話でちょっと聞いた話なのだが、例の太田出版が
>復刻した『ドリーム仮面』、作者の中本繁氏がみつかったそうである。なんでも、みつは
>しちかこの『小さな恋人』シリーズの中でイラストを募集したことがあり、その中で大賞
>に選ばれた作品の作者が中本繁という名前だったそうだ。で、そこには受賞者のプロ
>フィール、ということで中本氏の住所も載っており、それをたまたま知っていた阿部くん
>が太田に知らせて、出版社の方でその住所に連絡をとってみたら、本人がいたそうで
>ある。横浜の方だったそうだが、本人は、自分が探されていることも本が出たことも、
>まったく知らなかったという。
2009/1/2 1:26
投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/
http://tondemonai2.web.fc2.com/
2009/1/2 0:48
投稿者:はりはり亭
うわあ、この話は本気にしていた。恥ずかしい。
とはいえ、何はともあれ中本氏が無事でよかった。「ドリーム仮面」、大好きでした。中本氏の絵本が出来たら素敵でしょうねえ。
それにしてもホントに細かいとこまでガセなんですね。
とはいえ、何はともあれ中本氏が無事でよかった。「ドリーム仮面」、大好きでした。中本氏の絵本が出来たら素敵でしょうねえ。
それにしてもホントに細かいとこまでガセなんですね。
本当に、この話はもう「よかった、病気の子どもはいなかったんだ」
というオチで、うれしいですよ。
すでにご覧になっているかもしれませんが、
http://sapporo.cool.ne.jp/denno_ono/manga/index.htm
というのがあって、マッチの四コマ漫画などを見ることができます。
最新は 2003 年のもの。
http://www5.ocn.ne.jp/%7Epostcard/dream.html
にはポストカードもあるのですが、こちらは今も販売しているのかし
ら。