トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/11/21  22:41

『ロシアから愛をこめて』はケネディ大統領の愛読書  その他の雑学本 間違い探し編

『唐沢俊一のカルト王』 P.185
007映画のヒットの原因は、毒ガス噴霧器つきのアタッシュケース

×毒ガス噴霧器 ○催涙ガス

まあ、2ちゃんねるのスレへの指摘書き込み (下の方に引用) にあるように、毒ガス
噴霧器にしてしまうと、敵だけでなく自分を含む味方も全滅の憂き目にあう可能性が
あるわけで……。

催涙ガスであっても、ちょっとうっかり開け方を間違えたら、自分もヒドい目にあい
そうな装備ではあるけど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/007_ロシアより愛をこめて
>アタッシュケース。銃弾20発、ナイフ、ソブリン金貨50枚(25枚ずつ2本のストラップ
>に収納)が隠されており、アーマライトAR-7(赤外線照準器が付属)が入っている。
>(AR-7にはスコープは付属しないため、収納式ストックは専用に改造されている)
>また、タルカム・パウダーの容器に詰めた催涙ガスをセットすると、ケースを普通に
>開けた際ガスが噴出する。これを避けるには、つまみを水平に回してから開く。
>Qブランチが開発したもので、ブースロイド少佐から説明を受けた後、Mの命令で携帯
>させられた。


http://ethanedwards.blog51.fc2.com/blog-entry-419.html
>グラントはボンドの装備品の金貨に気を取られ、催涙ガスで逃れたボンドに殺されて
>しまう。


原作のボンドの「ガスが噴出すような装備であれば…」という「泣き言」を、アタッシュ
ケースにつめこんだというのは、イイ話ですね。

http://www.fnosta.com/45number/007frwl.html
>さまざまな特殊装備もお約束となる後年の映像シリーズだが、その片鱗を見せ始め
>たのがこの作品。催涙ガスやナイフ、金貨などを忍ばせたアタッシュケースがそれ。
>その全てのアイテムを駆使してグラントを撃退する映像版のボンドだが、原作のボンド
>が使用するのはナイフだけ。と云うより、原作のアタッシュケースには催涙ガスは装備
>されていない。危機に瀕したボンドが「ガスが噴出すような装備であれば…」と泣き言
>を思い巡らせる原作だが、その辺りをサクッと実現させていたのが脚色だったと云う
>わけ。


http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1226811954/618
>618 :無名草子さん:2008/11/20(木) 10:15:55
>小ネタ
>『唐沢俊一のカルト王』 P.185

>>007映画のヒットの原因は、毒ガス噴霧器つきのアタッシュケース

>細かいけど「催涙ガス」だ。オリエント急行のコンパートメントで
>レット・グラントが誤った方法でケースを開けて、ガスの直撃を喰らう。
>あれが毒ガスだったら、室内の人間全滅(ボンドもタチアナも)するぞ。


その他参考 URL:
- http://www.amazon.co.jp/dp/B000S5K4T4
- http://blog.tatsuru.com/2008/02/16_2103.php
- http://makotowa.hp.infoseek.co.jp/jbipscriptfrwl.html




   
 
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