2008/10/23 2:45
「魂に替えてもいい」って……それでは魂の値段が安過ぎる その他の雑学本 間違い探し編
『お父さんたちの好色広告』 P.252
前エントリーと同様『お父さんたちの好色広告』からのネタだけど、前エントリーで引用
した文章が「(われわれの) お父さン」を主語とするのに対し、こちらはなぜか「われわれ」
が主語である。
で、2ちゃんねるのスレへの指摘書き込み (Read More 参照) にある通り、「いつの
『つい、十数年前』の話なんだろうか」という話である。
推測するに、1991 年の樋口可南子写真集「ウォーターフルーツ」や宮沢りえ写真集
「サンタフェ」による「ヘア解禁」が念頭にあっての、2002 年時点での「つい、十数年前
まで」なんだろうけど。
ただ、2002 年の 20 年前はもう 1980 年代。「そのひと筋であれ目にするためだったら、
魂に替えてもいいと思」いつめる前に、ビニ本や裏本、裏ビデオを入手すればよいだけの
ことであったし、ストリップにいったり、海外旅行で入手したりなどの選択肢もあった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘアヌード
>1980年頃、成人向けの書店で「ビニ本」と呼ばれるビニール袋入りの写真集が販売
>されていた。半透明の下着を身に付けた女性モデルの陰毛がうっすらと透けて見えて
>いるものであり、しばらくブームになったが、扱っていた書店が摘発を受けたことで終焉
>を迎えた(非合法に販売されていた「裏本」などの販売は2006年半ばまで続いたが、
>その後は姿を消した)。一方では「毛がなければいいのだろう」ということで、写真家
>清岡純子らによる発毛前の少女ヌードがひそかに愛好されるといった奇妙な事態も
>見られた。
>1980年代、末井昭編集の雑誌『写真時代』(1981年-1988年)では荒木経惟らによる
>ヌードを掲載したが、時々陰毛が写っている事があり警視庁に呼び出されては注意を
>受けていた。
〈略〉
>こうした状況が一気に変わったのが篠山紀信撮影の樋口可南子写真集「ウォーター
>フルーツ」(1991年2月)である。この写真集では数枚の写真に陰毛が写っていたが、
>警視庁では摘発を行わなかった。関連業界ではこれを先例と捉えて陰毛の写った写
>真集を次々と出版し始め、なし崩し的に事実上の「ヘア解禁」状態に至ることとなっ
>た。同年秋には当時のトップアイドル・宮沢りえが突然のヘアヌードを発表、これらに
>よって一挙にヘアヌード写真集ブームが巻き起こったのである。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1224589375/43-
43 :無名草子さん:2008/10/22(水) 09:36:39
『お父さんたちの好色広告』P.252
>つい、十数年間まで(註;2002年の十数年前)、われわれは女性器はおろか、ヘア、
>つまり陰毛も見ることができない状況におかれていたのである。
>そのひと筋であれ目にするためだったら、魂に買えてもいいと思っていたほど、
>われわれの下半身的餓えは切実だった。
むろん、これは「私生活においての話」ではないと、親切に受け取るとして。
1980年代の半ば頃まで、わが国は女性器はおろか陰毛さえ目に出来ない状況だったのか。
この本のP.204~P.235で延々と「関西ストリップ」に関して書いていたくせに「つい、十数頁」で
自分がなにを書いていたのか忘れたようだ。70年代初頭ですら、PLAYBOY誌の無修正版も
神保町でなら簡単に手に入ったし、80年代にはビニ本あり、『写真時代』ありで「陰毛写真」と
魂を交換しようなんて馬鹿がいるはずがない。
これまた、いつの「つい、十数年前」の話なんだろうか。
45 :無名草子さん:2008/10/22(水) 09:38:25
↑
○ 魂に替えてもいい
× 魂に買えてもいい
orz
53 :無名草子さん:2008/10/22(水) 10:19:05
>>43
1980年代、女性器だって裏本・裏ビデオで簡単に観られたよね。
つい、十数年前まで(註;2002年の十数年前)、われわれは女性器はおろか、
ヘア、つまり陰毛も見ることができない状況におかれていたのである。
そのひと筋であれ目にするためだったら、魂に替えてもいいと思っていたほど、
われわれの下半身的餓えは切実だった。
前エントリーと同様『お父さんたちの好色広告』からのネタだけど、前エントリーで引用
した文章が「(われわれの) お父さン」を主語とするのに対し、こちらはなぜか「われわれ」
が主語である。
で、2ちゃんねるのスレへの指摘書き込み (Read More 参照) にある通り、「いつの
『つい、十数年前』の話なんだろうか」という話である。
推測するに、1991 年の樋口可南子写真集「ウォーターフルーツ」や宮沢りえ写真集
「サンタフェ」による「ヘア解禁」が念頭にあっての、2002 年時点での「つい、十数年前
まで」なんだろうけど。
ただ、2002 年の 20 年前はもう 1980 年代。「そのひと筋であれ目にするためだったら、
魂に替えてもいいと思」いつめる前に、ビニ本や裏本、裏ビデオを入手すればよいだけの
ことであったし、ストリップにいったり、海外旅行で入手したりなどの選択肢もあった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘアヌード
>1980年頃、成人向けの書店で「ビニ本」と呼ばれるビニール袋入りの写真集が販売
>されていた。半透明の下着を身に付けた女性モデルの陰毛がうっすらと透けて見えて
>いるものであり、しばらくブームになったが、扱っていた書店が摘発を受けたことで終焉
>を迎えた(非合法に販売されていた「裏本」などの販売は2006年半ばまで続いたが、
>その後は姿を消した)。一方では「毛がなければいいのだろう」ということで、写真家
>清岡純子らによる発毛前の少女ヌードがひそかに愛好されるといった奇妙な事態も
>見られた。
>1980年代、末井昭編集の雑誌『写真時代』(1981年-1988年)では荒木経惟らによる
>ヌードを掲載したが、時々陰毛が写っている事があり警視庁に呼び出されては注意を
>受けていた。
〈略〉
>こうした状況が一気に変わったのが篠山紀信撮影の樋口可南子写真集「ウォーター
>フルーツ」(1991年2月)である。この写真集では数枚の写真に陰毛が写っていたが、
>警視庁では摘発を行わなかった。関連業界ではこれを先例と捉えて陰毛の写った写
>真集を次々と出版し始め、なし崩し的に事実上の「ヘア解禁」状態に至ることとなっ
>た。同年秋には当時のトップアイドル・宮沢りえが突然のヘアヌードを発表、これらに
>よって一挙にヘアヌード写真集ブームが巻き起こったのである。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1224589375/43-
43 :無名草子さん:2008/10/22(水) 09:36:39
『お父さんたちの好色広告』P.252
>つい、十数年間まで(註;2002年の十数年前)、われわれは女性器はおろか、ヘア、
>つまり陰毛も見ることができない状況におかれていたのである。
>そのひと筋であれ目にするためだったら、魂に買えてもいいと思っていたほど、
>われわれの下半身的餓えは切実だった。
むろん、これは「私生活においての話」ではないと、親切に受け取るとして。
1980年代の半ば頃まで、わが国は女性器はおろか陰毛さえ目に出来ない状況だったのか。
この本のP.204~P.235で延々と「関西ストリップ」に関して書いていたくせに「つい、十数頁」で
自分がなにを書いていたのか忘れたようだ。70年代初頭ですら、PLAYBOY誌の無修正版も
神保町でなら簡単に手に入ったし、80年代にはビニ本あり、『写真時代』ありで「陰毛写真」と
魂を交換しようなんて馬鹿がいるはずがない。
これまた、いつの「つい、十数年前」の話なんだろうか。
45 :無名草子さん:2008/10/22(水) 09:38:25
↑
○ 魂に替えてもいい
× 魂に買えてもいい
orz
53 :無名草子さん:2008/10/22(水) 10:19:05
>>43
1980年代、女性器だって裏本・裏ビデオで簡単に観られたよね。