2008/6/9 1:40
焼死者は「焼夷弾による死者」ではないとでも? 『トンデモ一行知識の逆襲』間違い探し編
『トンデモ一行知識の逆襲』 P.96
酸欠状態で窒息死する犠牲者もいれば、毒性物質により中毒死する犠牲者もいる。
焼夷弾の直撃による死亡者もいたし、当然ながら焼死者もいる。「酸素が奪われること
によるショック死」 (窒息死ではなく) について言及している資料は見つからなかった。
それにしても、「焼夷弾による死者の死因は焼死ではなく」とはトンデモ。焼夷弾で引き
起こされた高熱、火災による焼死者は、「焼夷弾による死者」には数えられないとでも
いうのだろうか。
http://www.abysshr.com/mdklg020.html
> 焼夷弾を大量使用すると、それにより引き起こされた大火災は莫大な量の酸素を
>消耗し、その影響範囲は酸欠状態になります。その結果、不完全燃焼による一酸化
>炭素の発生、焼夷弾の材料として使われた毒性物質の飛散等が発生します。
> このような焼夷兵器の使用による中毒死・窒息死の死者はときには焼死者の数を
>上回ることもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/焼夷弾
>焼夷弾は目標を焼き払う為の兵器であるが、M69は子弾が非常に小型であり、尚且つ
>分離し大量に降り注ぐため、直撃による即死が多くの被災者の証言に見られている。
>〈略〉避難民でごった返す大通りに大量に降り注ぎ子供を背負った母親や、上空を
>見上げた人間の頭部・首筋・背中に突き刺さり即死、そのまま燃え上がるという凄惨
>な状況が多数発生していた。
・焼夷弾による死者の死因は焼死ではなく、焼夷剤の燃焼により一瞬で
まわりの酸素が奪われることによるショック死。
酸欠状態で窒息死する犠牲者もいれば、毒性物質により中毒死する犠牲者もいる。
焼夷弾の直撃による死亡者もいたし、当然ながら焼死者もいる。「酸素が奪われること
によるショック死」 (窒息死ではなく) について言及している資料は見つからなかった。
それにしても、「焼夷弾による死者の死因は焼死ではなく」とはトンデモ。焼夷弾で引き
起こされた高熱、火災による焼死者は、「焼夷弾による死者」には数えられないとでも
いうのだろうか。
http://www.abysshr.com/mdklg020.html
> 焼夷弾を大量使用すると、それにより引き起こされた大火災は莫大な量の酸素を
>消耗し、その影響範囲は酸欠状態になります。その結果、不完全燃焼による一酸化
>炭素の発生、焼夷弾の材料として使われた毒性物質の飛散等が発生します。
> このような焼夷兵器の使用による中毒死・窒息死の死者はときには焼死者の数を
>上回ることもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/焼夷弾
>焼夷弾は目標を焼き払う為の兵器であるが、M69は子弾が非常に小型であり、尚且つ
>分離し大量に降り注ぐため、直撃による即死が多くの被災者の証言に見られている。
>〈略〉避難民でごった返す大通りに大量に降り注ぎ子供を背負った母親や、上空を
>見上げた人間の頭部・首筋・背中に突き刺さり即死、そのまま燃え上がるという凄惨
>な状況が多数発生していた。
2008/6/11 1:35
投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/
http://tondemonai2.web.fc2.com/
2008/6/10 23:10
投稿者:金平糖
一般的な焼夷弾だとどう考えても焼死体の方が多いでしょうね
ナパーム弾の場合には、焼死体より窒息死のほうが多いらしいですが
それにしたって多いというだけです
ただ、ナパーム弾は、炎は防げても酸欠は防げないため
酸欠を狙った兵器として紹介されることはあります
これを取り違えたかもしれない、まあ、あくまでナパームの特徴であって、焼夷弾全般の特徴ではないですが
あと、焼死体がなくて酸欠死体だけが出来る爆弾としては
燃料気化爆弾があります。
この爆弾は広範囲に散布された燃料や特殊爆薬を爆発させるもので
死体は酸欠死体のようになります。
実際には全方位からの爆風で内臓をつぶされて死ぬわけですが
肺も潰れて酸素が押し出されるため酸欠状態でもあるというものです
想像でしかないですが、燃料気化爆弾の解説と焼夷弾の解説を混同したのかなと
もしくはこの2つの爆弾が同一のものだと勘違いしたか
ナパーム弾の場合には、焼死体より窒息死のほうが多いらしいですが
それにしたって多いというだけです
ただ、ナパーム弾は、炎は防げても酸欠は防げないため
酸欠を狙った兵器として紹介されることはあります
これを取り違えたかもしれない、まあ、あくまでナパームの特徴であって、焼夷弾全般の特徴ではないですが
あと、焼死体がなくて酸欠死体だけが出来る爆弾としては
燃料気化爆弾があります。
この爆弾は広範囲に散布された燃料や特殊爆薬を爆発させるもので
死体は酸欠死体のようになります。
実際には全方位からの爆風で内臓をつぶされて死ぬわけですが
肺も潰れて酸素が押し出されるため酸欠状態でもあるというものです
想像でしかないですが、燃料気化爆弾の解説と焼夷弾の解説を混同したのかなと
もしくはこの2つの爆弾が同一のものだと勘違いしたか
が、どうしても唐沢俊一いうところの「一瞬でまわりの酸素が奪われ
ることによるショック死」とは、うまくつながらないので、首をひ
ねっていました。
なるほど、燃料気化爆弾 (これも「一瞬で~ショック死」ではないにし
ろ) と、足して二で割ったのかも。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%83%8a%e3%83%91%e3%83%bc
%e3%83%a0%e5%bc%b
>ナパーム弾の充填物は人体や木材などに付着するとその親油性のた
>めに落ちにくく、水をかけても消火が困難である。消火するために
>は界面活性剤を含む水か、ガソリン火災用の消火器が必要である。
>また、ナパーム弾の燃焼の際には大量の酸素が使われるため、着弾
>地点から離れていても酸欠によって窒息死、あるいは一酸化炭素中
>毒死することがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e7%87%83%e6%96%99%e6%b0%
97%e5%8c%96%e7%88%86%e5%bc%be
>燃料気化爆弾の破壊力の秘訣は爆速でも猛度でも高熱でもなく、爆
>轟圧力の正圧保持時間の長さにある。つまり、TNTなどの固体爆薬
>だと一瞬でしかない爆風が「長い間」「連続して」「全方位から」
>襲ってくるところにあると言って良い。燃料気化爆弾の犠牲者は通
>常の爆弾による犠牲者とは異なった死体や負傷者となる。これは、
>燃料気化爆弾が金属破片を撒き散らさないで爆風だけで被害を与え
>るためである。