2008/6/6 2:32
殻内部の中心部分の液状胚乳がココナッツジュース その他の雑学本 間違い探し編
『笑うクスリ指』 P.180
×ヤシ科の裸子植物 ○ヤシ科の単子葉植物
×西欧人は ○東南アジア人は
×ココナツの芯のカンヅメ ○ココナツのカンヅメ
ココナッツはココヤシの果実であり、ココヤシは単子葉植物ヤシ科。ヤシ科自体、
被子植物門に属するもので、ヤシ科の裸子植物 (裸子植物門) というのはありえない。
ココヤシは熱帯アジアが原産で、ココナッツが好んで食されるのもタイやマレーシア、
シンガポールといった東南アジアの国。
「"ココナツの芯"」や「"ココナッツの芯"」でググると、これを料理の材料とするページ
もヒットしないことはないが、数件程度のみ。「カンヅメ」や「缶詰」との組み合わせでは
1 件もなし。では、ココナッツミルクとして液体で売られているものではない固形のあれ
は何と呼ばれているかというと、単に「ココナッツ」「ココナツ」でよいみたい。缶詰ならば
「ココナッツの缶詰」などと通常は呼ばれている。
また、成熟果の胚乳を削りとって乾燥させたものは「コプラ」と呼ばれ、洋菓子の材料と
して売られているココナッツは、これを細かくしたもの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ココヤシ
>ココヤシ(学名:Cocos nucifera L.)は、単子葉植物ヤシ科の高木である。おそらく
>ヤシ科植物の中で最も有名で、最も利用価値が高い。単にヤシと言えばこれを指す。
>果実はココナッツとして有名であり、他にも多方面で利用価値が高く、世界中の熱帯
>で栽培されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/裸子植物
>裸子植物 (らししょくぶつ、Gymnospermae)とは、種子植物のうち、胚珠がむきだしに
>なっているものを指す。裸子植物門と呼ばれソテツ亜門・イチョウ亜門・球果植物亜
>門・グネツム亜門が、含まれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ココナッツ
>果実は繊維質の厚い殻に包まれ、その中に固い殻に包まれた大きな種子がある。
>種子の内部は大きな胚乳に占められ、周縁部の固形胚乳と中心部の液状胚乳に
>分かれる。
>未熟果はこりこりした固形胚乳を生食するほか、液状胚乳をココナッツジュースとして
>飲用とする。
>成熟果の胚乳を削りとって乾燥させたものはコプラと呼ばれ、食用油の原料として
>重要である。洋菓子の材料とされるココナッツはコプラを細かくおろしたもので、甘味
>をつけて使用することもある。生の成熟果の胚乳やコプラを水に浸して浸出液を揉み
>出したものはココナッツミルクと呼ばれ、白色で脂肪分を多く含み、熱帯各地で様々な
>料理の素材として重要な位置を占めている。
829 :無名草子さん:2008/06/05(木) 07:35:41
『笑うクスリ指』 P180
>ヤシ科の裸子植物の繊維を西欧人は好んで食べる。たぶん、見事なウンコが出ることだろう。
>ココナツの芯のカンヅメなどがスーパーの外国食品売り場に出ていることがある
ヤシは被子植物である。ヤシ、ココナツの原産地を考えれば、好んで食べるのは「西欧人」ではなくて「東南アジア人」だろう。
アメリカやヨーロッパに旅行して、ヤシ料理にお目にかかったことなんてあるか?
「ココナツの芯」って、芯は種子、内部は大きな胚乳に占められ、この胚乳からココナツミルクが取れる。
食用になるのは「芯」ではなくて周縁部の固形胚乳。
ヤシ科の裸子植物の繊維を西欧人は好んで食べる。たぶん、見事なウンコ
が出ることだろう。ココナツの芯のカンヅメなどがスーパーの外国食品売り場
に出ていることがある
×ヤシ科の裸子植物 ○ヤシ科の単子葉植物
×西欧人は ○東南アジア人は
×ココナツの芯のカンヅメ ○ココナツのカンヅメ
ココナッツはココヤシの果実であり、ココヤシは単子葉植物ヤシ科。ヤシ科自体、
被子植物門に属するもので、ヤシ科の裸子植物 (裸子植物門) というのはありえない。
ココヤシは熱帯アジアが原産で、ココナッツが好んで食されるのもタイやマレーシア、
シンガポールといった東南アジアの国。
「"ココナツの芯"」や「"ココナッツの芯"」でググると、これを料理の材料とするページ
もヒットしないことはないが、数件程度のみ。「カンヅメ」や「缶詰」との組み合わせでは
1 件もなし。では、ココナッツミルクとして液体で売られているものではない固形のあれ
は何と呼ばれているかというと、単に「ココナッツ」「ココナツ」でよいみたい。缶詰ならば
「ココナッツの缶詰」などと通常は呼ばれている。
また、成熟果の胚乳を削りとって乾燥させたものは「コプラ」と呼ばれ、洋菓子の材料と
して売られているココナッツは、これを細かくしたもの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ココヤシ
>ココヤシ(学名:Cocos nucifera L.)は、単子葉植物ヤシ科の高木である。おそらく
>ヤシ科植物の中で最も有名で、最も利用価値が高い。単にヤシと言えばこれを指す。
>果実はココナッツとして有名であり、他にも多方面で利用価値が高く、世界中の熱帯
>で栽培されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/裸子植物
>裸子植物 (らししょくぶつ、Gymnospermae)とは、種子植物のうち、胚珠がむきだしに
>なっているものを指す。裸子植物門と呼ばれソテツ亜門・イチョウ亜門・球果植物亜
>門・グネツム亜門が、含まれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ココナッツ
>果実は繊維質の厚い殻に包まれ、その中に固い殻に包まれた大きな種子がある。
>種子の内部は大きな胚乳に占められ、周縁部の固形胚乳と中心部の液状胚乳に
>分かれる。
>未熟果はこりこりした固形胚乳を生食するほか、液状胚乳をココナッツジュースとして
>飲用とする。
>成熟果の胚乳を削りとって乾燥させたものはコプラと呼ばれ、食用油の原料として
>重要である。洋菓子の材料とされるココナッツはコプラを細かくおろしたもので、甘味
>をつけて使用することもある。生の成熟果の胚乳やコプラを水に浸して浸出液を揉み
>出したものはココナッツミルクと呼ばれ、白色で脂肪分を多く含み、熱帯各地で様々な
>料理の素材として重要な位置を占めている。
829 :無名草子さん:2008/06/05(木) 07:35:41
『笑うクスリ指』 P180
>ヤシ科の裸子植物の繊維を西欧人は好んで食べる。たぶん、見事なウンコが出ることだろう。
>ココナツの芯のカンヅメなどがスーパーの外国食品売り場に出ていることがある
ヤシは被子植物である。ヤシ、ココナツの原産地を考えれば、好んで食べるのは「西欧人」ではなくて「東南アジア人」だろう。
アメリカやヨーロッパに旅行して、ヤシ料理にお目にかかったことなんてあるか?
「ココナツの芯」って、芯は種子、内部は大きな胚乳に占められ、この胚乳からココナツミルクが取れる。
食用になるのは「芯」ではなくて周縁部の固形胚乳。