2008/5/24 22:35
血糖値を上げてもイラつきは静まりません その他の雑学本 間違い探し編
『キッチュワールド案内』 P.67 ~ 68
「ストレスがたまって神経がイラつく」→「ストレスは、人間の体内にアドレナリンを分泌
させる」→「アドレナリンは、人間の体を戦闘準備状態にさせることが役割のホルモン」
→「相手に襲いかかれるようにするためには、全身の細胞を活性化させる必要がある」
→「そのために糖分をどんどん燃やして、エネルギーをつくり出さねばならない」→「この
ために体に糖分が不足」
これは、ストレスがたまってイライラすると甘いものが欲しくなることの説明にはなっても、
「ストレスがたまって神経がイラつくのを静めるためには、甘いものを食べて血糖値を
上げるのが一番手っ取り早い」ことの説明には、全然ならない。
ストレスでイライラして、アドレナリンの分泌により血糖値が上がっているときに、さらに
甘いもので血糖値をあげても、「神経がイラつくのを静める」どころか、「いつでも相手に
襲いかかれる」状態をより強くするか長引かせるだけではないかと思うのだが……。
「糖尿病の原因にもなる」、「殺す気か」というのも、2ちゃんねるのスレでの指摘書き込み
(Read More 参照) にあったが、ストレスを甘いもので「静め」ようとするのは、健康には
あまりよいものではなく、ときに危険である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アドレナリン
>ストレス反応の中心的役割を果たし、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、
>瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度(血糖値)を上げる作用などがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/血糖値
>血糖上昇に対する防御機構を、動物はほとんど備えていない。たとえばヒトの場合、
>糖がたっぷりの清涼飲料水を毎日大量に飲むだけで容易に糖尿病性ケトアシドーシス
>のような重篤な疾患を起こしうる(ペットボトル症候群)。
>血糖値が高くなったとき、それを調節するホルモンはインスリンだけである。このたった
>一つの調節メカニズムが破綻した場合、糖尿病を発症することになる。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1211202322/346
346 :無名草子さん:2008/05/23(金) 12:53:47
『キッチュワールド案内』P67
>ストレスがたまって神経がイラつくのを静めるためには、甘いものを食べて血糖値を上げるのが一番手っ取り早いのである。
>ストレスは、人間の体内にアドレナリンを分泌させる。アドレナリンは、人間の体を戦闘準備状態にさせることが役割の
>ホルモンといっていい。いつでも相手に襲いかかれるようにするためには、
>全身の細胞を活性化させる必要があり、そのために糖分をどんどん燃やして、エネルギーをつくり出さねばならない。
おなじみ唐沢のインチキホルモン説。
論旨が途中から破綻している。
神経を静めるために血糖値を上げたら、「全身の細胞が活性化されて」「いつでも相手に襲いかかれる」ようになるんじゃないの?
ストレスがかかると、アドレナリンが分泌されて血糖値は上がる。さらにストレスから過食(酒なら鯨飲)に走るため血糖値が上がって
コントロールが悪化して糖尿病の原因にもなる。
>甘いものを食べて血糖値を上げるのが一番手っ取り早いのである
殺す気か。
ストレスがたまって神経がイラつくのを静めるためには、甘いものを
食べて血糖値を上げるのが一番手っ取り早いのである。
ストレスは、人間の体内にアドレナリンを分泌させる。アドレナリンは、
人間の体を戦闘準備状態にさせることが役割のホルモンといっていい。
いつでも相手に襲いかかれるようにするためには、全身の細胞を活性化
させる必要があり、そのために糖分をどんどん燃やして、エネルギーを
つくり出さねばならない。
このために体に糖分が不足し、ふと我にかえったときは、その糖分を
補給すべく、本能が甘いものを食べさせようとして、イモやカボチャに
手を出させるのである。
「ストレスがたまって神経がイラつく」→「ストレスは、人間の体内にアドレナリンを分泌
させる」→「アドレナリンは、人間の体を戦闘準備状態にさせることが役割のホルモン」
→「相手に襲いかかれるようにするためには、全身の細胞を活性化させる必要がある」
→「そのために糖分をどんどん燃やして、エネルギーをつくり出さねばならない」→「この
ために体に糖分が不足」
これは、ストレスがたまってイライラすると甘いものが欲しくなることの説明にはなっても、
「ストレスがたまって神経がイラつくのを静めるためには、甘いものを食べて血糖値を
上げるのが一番手っ取り早い」ことの説明には、全然ならない。
ストレスでイライラして、アドレナリンの分泌により血糖値が上がっているときに、さらに
甘いもので血糖値をあげても、「神経がイラつくのを静める」どころか、「いつでも相手に
襲いかかれる」状態をより強くするか長引かせるだけではないかと思うのだが……。
「糖尿病の原因にもなる」、「殺す気か」というのも、2ちゃんねるのスレでの指摘書き込み
(Read More 参照) にあったが、ストレスを甘いもので「静め」ようとするのは、健康には
あまりよいものではなく、ときに危険である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アドレナリン
>ストレス反応の中心的役割を果たし、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、
>瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度(血糖値)を上げる作用などがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/血糖値
>血糖上昇に対する防御機構を、動物はほとんど備えていない。たとえばヒトの場合、
>糖がたっぷりの清涼飲料水を毎日大量に飲むだけで容易に糖尿病性ケトアシドーシス
>のような重篤な疾患を起こしうる(ペットボトル症候群)。
>血糖値が高くなったとき、それを調節するホルモンはインスリンだけである。このたった
>一つの調節メカニズムが破綻した場合、糖尿病を発症することになる。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1211202322/346
346 :無名草子さん:2008/05/23(金) 12:53:47
『キッチュワールド案内』P67
>ストレスがたまって神経がイラつくのを静めるためには、甘いものを食べて血糖値を上げるのが一番手っ取り早いのである。
>ストレスは、人間の体内にアドレナリンを分泌させる。アドレナリンは、人間の体を戦闘準備状態にさせることが役割の
>ホルモンといっていい。いつでも相手に襲いかかれるようにするためには、
>全身の細胞を活性化させる必要があり、そのために糖分をどんどん燃やして、エネルギーをつくり出さねばならない。
おなじみ唐沢のインチキホルモン説。
論旨が途中から破綻している。
神経を静めるために血糖値を上げたら、「全身の細胞が活性化されて」「いつでも相手に襲いかかれる」ようになるんじゃないの?
ストレスがかかると、アドレナリンが分泌されて血糖値は上がる。さらにストレスから過食(酒なら鯨飲)に走るため血糖値が上がって
コントロールが悪化して糖尿病の原因にもなる。
>甘いものを食べて血糖値を上げるのが一番手っ取り早いのである
殺す気か。