トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2007/12/30  20:30

嵯峨島譲じゃあ「さがしまじょう」  『トンデモ一行知識の逆襲』間違い探し編

『トンデモ一行知識の逆襲』 P.47
宇野鴻一郎は推理ものを書くときは嵯峨島譲というペンネームになる(犯人を
“さがしましょう)”。

嵯峨島譲じゃあ「さがしまじょう」。正解は「嵯峨島昭」。

http://www.enpitu.ne.jp/usr1/bin/day?id=10788&pg=20020414
> 唐沢さん、『トンデモ一行知識の逆襲』でも間違えてたけど、宇能鴻一郎の
>ミステリ作家としての別名、「嵯峨島昭」を「嵯峨島譲」って書いてるぞ。周囲
>に誰か注意してあげる人、いなかったのか。



2008/1/3  16:28

投稿者:藤岡真

>「佐賀潜(さがせん)」その他に話を広げないのは本当に不思議。
 このあたり本質突いてるかも。わたしもそうだけど、“知ったかぶり”って己が知識を開陳したくてたまらんのですよ。そんな機会に恵まれながら、全く触れない(間違った知識を放り出すだけ)ってのは、全然知らないからなのでしょう。
「さがしまあきら」も知らず「作者を“探しましょう”」も知らずに、ミステリ作家のペンネームのネタを間違って本に載せる。この一点で、この人はミステリと作家のペンネームに関する知識はゼロなんだと思っていいでしょうね。
 どさくさ紛れに。わたくしのペンネーム「藤岡真」と「泡坂妻夫」というペンネームの共通点は「本名のアナグラム」ということです。「連句式」ってことで。

2008/1/3  15:43

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/

うーん、雑学と言えるとは思います。<嵯峨島昭
実際知らなかった者がここにいるし、人によっては、何となく聞いた
ことがあったけど間違って覚えていたりしたのを正してもらう効果が
期待できることもあるでしょうし。
……その雑学本の方で、著者のうろ覚えの間違いを読まされるという
のは、たまったものではないですが。

「佐賀潜(さがせん)」その他に話を広げないのは本当に不思議。
『トンデモ一行知識の世界』を読む限り、唐沢俊一という人は別に
よく使用されるネタを列挙するのを潔しとしないタイプではないし、
ある一行知識が別の一行知識を生かすことを「連句式」とか言って
むしろ推奨しているのに。

2008/1/3  14:23

投稿者:藤岡真
http://www.fujiokashin.com/

 宇能鴻一郎が嵯峨島昭のペンネームでミステリを書いているというのはあまりに有名な話で、雑学と言えるのかどうか。
 ここで問題は、嵯峨島昭は「さがしまあきら」というペンネーム、名前の読みは自由とはいえ、嵯峨島譲じゃあ「あきら」と読むのは苦しいから間違いの自乗ってことでね。そもそも覆面作家としてデビューしたから、作者は誰か「探しましょう」で、「犯人をさがしましょう」じゃないしね。
 これを話題にするなら「佐賀潜(さがせん)」とか「加太玲太郎(誰だろうか)=福永武彦」に触れたくなるのが雑学の大家を以って任ずる人間だろうに、それは一言もなし。
 つまり自分は全然知らない分野の付け焼刃の知識を書き散らし、結局間違ったという酷い例だよね。

   
 
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