トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/12/2  0:49

本当かもしれないが何だか嘘っぽい安田伸さんにまつわる話  その他の雑学本 間違い探し編

「唐沢俊一の裏の目コラム」 億ション時代
http://netcity.or.jp/otakuweekly/BW2.5/column1-1.html
「今度ライブをやるので、その練習用に短期間、あの部屋を借りました。
楽器演奏なのでうるさいでしょうが、しばらくの間ですのでご辛抱を」
 やがて、クラリネットの音が隣から聞こえてきて、僕は毎晩、その音を
聞くのが楽しみだった。彼は、それから一カ月後、ライブを見事成功させ、
満足したのか、その直後にガンで亡くなった。クレイジーキャッツの安田紳
さんだった。

http://s04.megalodon.jp/2008-1202-0008-13/netcity.or.jp/otakuweekly/BW2.5/column1-1.html

×安田紳 ○安田伸

クレイジーキャッツにいたのは、「安田紳」ではなく「安田伸」。

で、安田伸は有名なサックス奏者だと Wikipedia その他には書かれているんだけど、
隣から聞こえてきたのは、本当に「クラリネットの音」だったのかと。まあクレージー
キャッツでは、テナーサックスの他に「ときおりクラリネット」も担当していたそうだけど。

また、「ガンで亡くなった」と書いてあるが、安田伸の死因は「急性心筋梗塞」とされて
いる。晩年に肺がんにかかって闘病生活をしていたという話はあるけど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/安田伸
>安田 伸(やすだ しん、1932年9月19日 - 1996年11月5日)は、日本のサックス奏者、
>コメディアン、俳優、作曲家。本名、安田 秀峰(やすだ ひでみ)。愛称はヤッさん。
〈略〉
>1957年秋、石橋エータローの紹介でハナ肇とクレージーキャッツに参加[1]。テナー
>サックス(ときおりクラリネット)を担当した。
〈略〉
>晩年安田自身が肺癌と闘病を余儀なくされるなど試練は少なくなかった。しかし、
>竹腰とは最後まで仲良き夫婦生活を全うした。
>1996年、急性心筋梗塞のため、死去。享年65(満64歳没)


http://www.ne.jp/asahi/easy/house/databox/htm/nendaifu.htm
>◆1996/11/05/ヤス安田 伸/本名、安田秀峰。急性心筋梗塞で他界。64歳。
>東京芸術大学音楽科を中退して、1957年クレイジーキャッツにサックス奏者として
>加わり/「おとなの漫画」「シャボン玉ホリデデー」などのバラェテイで人気を得る。


それ以外にも、億ションなのに分譲ではなく賃貸だったのか、賃貸としてまあ豪華な
マンションなら家賃も高めだろうが、金を使える人が楽器の練習用に借りるのならば
防音設備のあるところ (音大の人とかが借りるような) にするのではないかとか、いや
それとも防音設備のあるマンションだったのか、それでも唐沢俊一が「その音を聞くの
が楽しみ
」というほど音がはっきり聞こえるものか、それが「毎晩」なのに他の住人は
黙っていたのかなど、疑問はつきない。





http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1227772589/561-

561 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:14:16
http://netcity.or.jp/otakuweekly/BW2.5/column1-1.html
さすが唐沢俊一。すごい自慢体質だなぁ。
テーマが「金がない」なのに何故か億ションに住んで
高級レストランで毎日食事したことを書いている。

564 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:28:50
>>561
>それから一カ月後、ライブを見事成功させ、満足したのか、
>その直後にガンで亡くなった。クレイジーキャッツの安田紳さんだった。

というと1996年の話ですか。
しかし唐沢はクレイジー辺りもフェイバリットミュージックのように書いてなかったけ?
とりあえず「安田紳」ではなく「 安田伸」だ、ちゃんと覚えておけ、ボケ!

565 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:31:12
>>561
というか、家具などは買わなかったというのはよいとして、
本やビデオなどを増やさなかったというのは、オタクとして情けないのではw
レコード、CD、レーザーディスクとか。
使わなきゃ税金としてうんぬんというなら、そういうのに金をつぎ込めば
よかったものを。


566 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:32:14
>>565
興味ないんだろうね

567 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:36:12
けど、>>561なぞを読むにホントに貴族だな

570 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:42:05
>>567
超多忙で、昼だけ夫婦一緒に豪華メシで、豪華マンション住まいだけどボロ家具?
そんなバランスの悪くて上品さの感じられない貴族ってのもなあ。

571 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:44:03
教養主義が流行ってからは、貴族は書棚にズラーッっと本を並べるように
なったとかいうじゃん。唐沢も、そういう点は貴族を見習ったらよかったのに。

573 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:45:27
これしきのことを自慢と感じるとは、よほど金に縁がない人なのだろうか。

576 :無名草子さん:2008/12/01(月) 22:47:37
>>573
いや、>>561 さんの言っているのは、
>テーマが「金がない」なのに何故か
ってところがミソだろ。



2008/12/6  1:34

投稿者:トンデモない一行知識@レス遅延ぎみ
http://tondemonai2.web.fc2.com/

>自宅として借りた訳じゃないでしょう。

これについては、一時的な仮住まいみたいな感じで、生活の場所もそ
の時期は億ションで――というのを何となく想像していました。まあ
「自宅」と表現するのはあまり適切ではなかったかもと反省していま
すが……。練習のために通うだけなら、普通は貸スタジオを使って、
他人が隣に住んでいるマンションで練習しようとは思わないですよ
ね。それも「毎晩」。

まあ体力的に移動がキツくて、たまに部屋でも練習していたというく
らいならないこともないかな、と。しかし唐沢俊一のこと、郵便受け
の名札か何かを見て、妄想をふくらませて書いただけという可能性も
否定できないですし。(その名札が「安田伸」ではなく「安田紳」だっ
たなら、さらに面白いかもと妄想したり)。

あと、死因がガンといえるものだったかどうかについては、生前に
『ボクはガンに勝った』という本も出していたので、
http://item.rakuten.co.jp/book/748951/
どうだったのかなあと気になっていたのですが、当時の報道ではガン
で亡くなったことになっていたのですか。この本の見出しの「兆候―
サックスを吹くのがつらくなって」とあわせて、胸が痛みます。

唐沢俊一も、本当に隣人であったとしたら、もっと詳しい話を書いて
おいてくれたらよかったかもと思いますが、このネタは私の知る限り
他では書いていないのですよね。使い回し癖は発揮されなかったよう
です。

2008/12/4  13:32

投稿者:SS

>プロならメインの楽器はほぼ必ず毎日練習します。

個人投資家さんの指摘は正しくないです。
管楽器専門月刊誌の「パイパーズ」に、各種ジャンル(ジャズ、クラシック、スタジオミュージシャン)で各国のプロのトランペット奏者 数十人にアンケートをとった記事がありましたが、一日の練習時間は十数時間からゼロまでまちまちでした。

ソプラノクラリネットは、テナーサックスよりは体力を使いません。
ですから、安田さんが病気のためメイン楽器のテナーを吹く体力を失っており、ライブでテナーを吹くのを諦めてクラだけを練習していた、と考えても不自然ではありません。
その「ライブ」なるものを具体的に知らないので、何ともいえませんが……

ということで、このエントリは、まさしく「本当かもしれないが何だか嘘っぽい」話ですねw

ちなみに、大昔、「シャボン玉ホリデー」で、当時のジャズクラリネットの第一人者である鈴木章治さんと安田さんとのクラリネットバトルを見ました。
安田さんの演奏は鈴木さんに勝るとも劣らないもので、驚いた憶えがあります。

安田さんの名前が出てきたので懐かしくなり、つい長々と書き込んでしまいました。

2008/12/4  13:30

投稿者:SS

>そもそも、貧乏でもないプロの演奏家が、………自宅を練習場所に選ぶかなという疑問が。

本文には「今度ライブをやるので、その練習用に短期間、あの部屋を借りました。」とあるので、安田さんは自宅として借りた訳じゃないでしょう。

安田さんの亡くなる間際となると、その頃にはミュージシャンとしても俳優・タレントとしても、ほぼ引退状態にあったと記憶してます。
wiki記載のバンド「シーラカンス」というのは、名前からも分かりますが、引退したプロが結成した所謂オヤジバンドで、アマに毛の生えた程度の活動です。
ですから、ライブのために練習場所を借りるのは不思議ではないです。
ただし、blog主さんも指摘するように、防音設備のある部屋や貸スタジオを借りないのは、あまりに不自然です。
ただの億ションなら、テナーはおろか、クラでも隣の部屋や窓を通して近隣に音が筒抜けで、夜中に練習したら確実に苦情の嵐になります。

また、ソプラノクラリネット(一般的にクラリネットと言えばコレで、安田さんの吹いていたのもコレ)とテナーサックは明らかに音が違いますから、両者を知っていれば絶対に区別は付きます。

ま、唐沢のことですから、区別できていない可能性が高いわけですがw
唐沢はアニソン以外の音楽ネタ・楽器ネタには特に詳しくもなかったと思いますから、なおさらですねw

あと、安田さんが亡くなった当時のワイドショーでも死因はガンだとしてましたね。
末期ガンの人でも、死因は、大概、心不全か心筋梗塞です。

2008/12/4  9:08

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/

自分も「クラリネットとサックスの音の区別」など自信がないので、
あまり他人のことをいってはいられませんが ^_^;。
どこまで音がはっきり聞こえるものか、わかりませんし。

そもそも、貧乏でもないプロの演奏家が、近所迷惑を意識しつつも、
自宅を練習場所に選ぶかなという疑問が。それも (本文にも書きました
が) 「毎晩」。職業柄昼夜逆転しがちな生活という可能性は高かったで
しょうが、自宅でやるのに夜を避けようとしないものかと。

2008/12/3  23:53

投稿者:個人投資家

サックス奏者はクラリネットに持ち替えをすることはありますが、プロならメインの楽器はほぼ必ず毎日練習します。
一日さぼるとそれを取り返すのは三日かかったりするから。演奏技術を維持するためだけでも毎日の練習が欠かせない。
だからテナーサックス奏者が毎日サブのクラリネットしか吹かないと言うことはない筈。(そんなことしたらテナーサックスの技術が落ちてしまう)

唐沢俊一はクラリネットとサックスの音の区別が付かないんじゃないだろうか。
とうか、クラとサックスの楽器の区別自体できているか怪しい

   
 
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