2008/11/16 9：33
現在は鉄の柵で囲まれてしまっている小便小娘 『トンデモ一行知識の逆襲』間違い探し編
『トンデモ一行知識の逆襲』 P.51 ～ P.52
「トリビアの泉」の第 1 回目に取り上げられたという小便小娘の話だが、いろいろ探し
ても、小便小娘が小便小僧の「ガールフレンド」だという設定についての資料は見つか
らなかった。1987 年に「レストラン店主が客寄せの為に作った」 [1] とか、「小便小僧
のパロディで作られたそうで」 [2] とかいう話は見つかるんだけど。
唐沢俊一の文章では、観光局かどこかが「話題作りのために」小便小娘を作って、
小便小僧の像のすぐそばにでも置いて観光客を集めようとしたかのように読める。
でも実際は、一レストランの「客寄せのための企画にすぎな」くて、場所もレストラン街
の入り組んだ路地の奥で、わかりにくい場所 [3] [4]。ネットのブログなどでは、たどり
つけなかったと書いている人もいた。
なのに、これをもって、観光名所としての「小便小僧」が「どれくらい俗化しているか」が
わかるといわれても、よくわからない。
[1] - http://www5.atwiki.jp/boardwalk/pages/6.html
＞ベルギーはブリュッセルのブーシェ通りには小便小僧ならぬ
＞小便小娘がある。１９８７年レストラン店主が客寄せの為に作った。
〈略〉
＞参考：「トリビアの泉～すばらしきムダ知識～１」
＞フジテレビトリビア普及委員会、講談社、２００３年。 他多数。
[2] - http://www1.linkclub.or.jp/%7Ettakeshi/gakkarihtml/gak02.html
＞ 小便小僧の場所から少し離れたところに、小便小娘の像というのもあります。これは
＞小便小僧のパロディで作られたそうで、歴史的な意味はないそうですが、幸せそうな
＞顔をしてしゃがんでいる姿が、悪趣味ですが面白い像でした。
[3] - http://blog.livedoor.jp/zukku_hake/archives/51132839.html
＞ さあ、ここからである。小便小僧は有名だが、俺は事前知識として「小便小僧」のみ
＞ならず「小便小娘」がここブリュッセルにいるということを知り得ていた。情報元は「トリ
＞ビアの泉」である。これは探さずにはいられまい、ブリュッセルまで来ておいて見ずに
＞は帰れまい。ガイドブックやら地図やらを頼りに、歩いて「小便小娘」を探すが、その案
＞内どおりだと、なかなか入り組んだ路地へと入っていってしまう。本当にこんなところに
＞「小便小娘」がいるのだろうか。
〈略〉
＞ 小便小娘が本当にいたのである。檻に囲まれた一角に、あられもない姿で彼女は
＞堂々としゃがみこんでいた。しかし放尿はしていない。全く放水の設備が稼動していな
＞いのである。さらに、小便小僧とは打って変わって、観光客も一人もいない。
[4] - http://www.kanshin.com/keyword/302985
＞路地裏に居る少女版の小便小娘(ジャンネケ・ピス)は、かなりインパクトありました。
＞盗難防止のためか、鉄格子で囲まれてるし、小僧君と違って表情がニコニコしてるん
＞です。そのニコニコぶりに、なんだかブリュッセルに来た甲斐があったと思わせる力が
＞ありました。忘れられません。
＞グランプラスの観光案内所でその場所を聞いたんですが解りにくい場所です。急に雨
＞に降られ、迷いながら行ったんですけど苦労して探してよかったです。
[5] - http://blog.livedoor.jp/shinkikuy/archives/308956.html (コメント欄)
＞わたしも「小便小娘」見つけられませんでした。
＞レストランが個人的に作ったものらしいです。
その他参考 URL:
- http://www.1tabi.com/belgium/post_17.html
- http://4travel.jp/traveler/suki/album/10208849/
特に小便小僧は、実際に見てみると、
・案外小さい
・いかにも観光名所という扱いで俗化している
という二点で、日本人にも悪口を言われているという。
どれくらい俗化しているかというと、話題作りのために十年ほど前、近くに
ガールフレンドの「小便小娘」の像が作られた、ということでもわかる。小便
小僧にはちゃんとなぜこの子が小便をしているかという故事来歴があるが、
小便小娘というのはただの、客寄せのための企画にすぎない。
「トリビアの泉」の第 1 回目に取り上げられたという小便小娘の話だが、いろいろ探し
ても、小便小娘が小便小僧の「ガールフレンド」だという設定についての資料は見つか
らなかった。1987 年に「レストラン店主が客寄せの為に作った」 [1] とか、「小便小僧
のパロディで作られたそうで」 [2] とかいう話は見つかるんだけど。
唐沢俊一の文章では、観光局かどこかが「話題作りのために」小便小娘を作って、
小便小僧の像のすぐそばにでも置いて観光客を集めようとしたかのように読める。
でも実際は、一レストランの「客寄せのための企画にすぎな」くて、場所もレストラン街
の入り組んだ路地の奥で、わかりにくい場所 [3] [4]。ネットのブログなどでは、たどり
つけなかったと書いている人もいた。
なのに、これをもって、観光名所としての「小便小僧」が「どれくらい俗化しているか」が
わかるといわれても、よくわからない。
[1] - http://www5.atwiki.jp/boardwalk/pages/6.html
＞ベルギーはブリュッセルのブーシェ通りには小便小僧ならぬ
＞小便小娘がある。１９８７年レストラン店主が客寄せの為に作った。
〈略〉
＞参考：「トリビアの泉～すばらしきムダ知識～１」
＞フジテレビトリビア普及委員会、講談社、２００３年。 他多数。
[2] - http://www1.linkclub.or.jp/%7Ettakeshi/gakkarihtml/gak02.html
＞ 小便小僧の場所から少し離れたところに、小便小娘の像というのもあります。これは
＞小便小僧のパロディで作られたそうで、歴史的な意味はないそうですが、幸せそうな
＞顔をしてしゃがんでいる姿が、悪趣味ですが面白い像でした。
[3] - http://blog.livedoor.jp/zukku_hake/archives/51132839.html
＞ さあ、ここからである。小便小僧は有名だが、俺は事前知識として「小便小僧」のみ
＞ならず「小便小娘」がここブリュッセルにいるということを知り得ていた。情報元は「トリ
＞ビアの泉」である。これは探さずにはいられまい、ブリュッセルまで来ておいて見ずに
＞は帰れまい。ガイドブックやら地図やらを頼りに、歩いて「小便小娘」を探すが、その案
＞内どおりだと、なかなか入り組んだ路地へと入っていってしまう。本当にこんなところに
＞「小便小娘」がいるのだろうか。
〈略〉
＞ 小便小娘が本当にいたのである。檻に囲まれた一角に、あられもない姿で彼女は
＞堂々としゃがみこんでいた。しかし放尿はしていない。全く放水の設備が稼動していな
＞いのである。さらに、小便小僧とは打って変わって、観光客も一人もいない。
[4] - http://www.kanshin.com/keyword/302985
＞路地裏に居る少女版の小便小娘(ジャンネケ・ピス)は、かなりインパクトありました。
＞盗難防止のためか、鉄格子で囲まれてるし、小僧君と違って表情がニコニコしてるん
＞です。そのニコニコぶりに、なんだかブリュッセルに来た甲斐があったと思わせる力が
＞ありました。忘れられません。
＞グランプラスの観光案内所でその場所を聞いたんですが解りにくい場所です。急に雨
＞に降られ、迷いながら行ったんですけど苦労して探してよかったです。
[5] - http://blog.livedoor.jp/shinkikuy/archives/308956.html (コメント欄)
＞わたしも「小便小娘」見つけられませんでした。
＞レストランが個人的に作ったものらしいです。
その他参考 URL:
- http://www.1tabi.com/belgium/post_17.html
- http://4travel.jp/traveler/suki/album/10208849/
