2008/11/2 0:29
そうしたら無用の用というより無用の無用のようだ その他の雑学本 間違い探し編
『唐沢俊一のB級裏モノ探偵団』 P.236 ~ P.237
「何のたしにもならない」とでも書けばよいところを、わざわざ「何のタソクにもならない」
と書いて、無駄に読みにくい文章にするところが唐沢俊一ならではであると思う。
2ちゃんねるのスレへの書き込み (下の方に引用) で推測されている通り、「タソク」は
「多足」のことなのだろうけど、「足の数の多いこと」の意味で使うときならまだしも、
「不足を補うもの」「たし」といった意味で使い、しかもそれを片仮名表記にしてくれて
いるので、かなりわかりにくい。
で、これもスレへの書き込みで指摘されているけど、唐沢俊一の「無用の用」の使い方
は変。役に立ちそうがないように見えても、実は「大切な役割を果たしていること」をさす
「無用の用」は、「有効性をハナで笑うひねくれ者のため」のものではない。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=たそく&dtype=0&stype=1&dname=0ss
>たそく0 【多足】
>[1] 足の数の多いこと。
>[2] 不足を補うもの。補い。たしまえ。たし。
>・ 是れからは給事なりともして、母親の―にはならずとも責めて我口だけは
>〔出典: 浮雲(四迷)〕
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=無用の用&dtype=0&stype=1&dname=0ss
>むようのよう 【無用の用】
>〔補説〕 荘子(人間世)一見、何の役にも立たないようにみえるものが、かえって大切
>な役割を果たしていること。不用の用。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1224589375/699
>699 :無名草子さん:2008/10/30(木) 09:24:56
>『唐沢俊一のB級裏モノ探偵団』P.236
>
>>もちろん、これからだんだん出世なさって、
>>いっぱしの大物にでもなろうというような方には、
>>このような本は何のタソクにもならない。
>>あくまでもこの本は無用の用に徹し、
>>有効性をハナで笑うひねくれ者のために書かれたものだ。
>
>「タソク」;多足のつもりなのか。なんでカタカナで書くのか。まさか漢字が
>分からなかったからか。なんせ唐沢は「余の辞書にはなんの文字もない」ような
>お方だからな。でもって――
>「無用の用」:
>一見無用とされているものが、実は大切な役割を果たしていること。(大辞泉)
>荘子なんか読んでいるわけないし。「無用物に徹し」と普通に書けばよかったのにねえ。
もちろん、これからだんだん出世なさって、いっぱしの大物にでもなろうと
いうような方には、このような本は何のタソクにもならない。あくまでもこの
本は無用の用に徹し、有効性をハナで笑うひねくれ者のために書かれた
ものだ。
「何のたしにもならない」とでも書けばよいところを、わざわざ「何のタソクにもならない」
と書いて、無駄に読みにくい文章にするところが唐沢俊一ならではであると思う。
2ちゃんねるのスレへの書き込み (下の方に引用) で推測されている通り、「タソク」は
「多足」のことなのだろうけど、「足の数の多いこと」の意味で使うときならまだしも、
「不足を補うもの」「たし」といった意味で使い、しかもそれを片仮名表記にしてくれて
いるので、かなりわかりにくい。
で、これもスレへの書き込みで指摘されているけど、唐沢俊一の「無用の用」の使い方
は変。役に立ちそうがないように見えても、実は「大切な役割を果たしていること」をさす
「無用の用」は、「有効性をハナで笑うひねくれ者のため」のものではない。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=たそく&dtype=0&stype=1&dname=0ss
>たそく0 【多足】
>[1] 足の数の多いこと。
>[2] 不足を補うもの。補い。たしまえ。たし。
>・ 是れからは給事なりともして、母親の―にはならずとも責めて我口だけは
>〔出典: 浮雲(四迷)〕
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=無用の用&dtype=0&stype=1&dname=0ss
>むようのよう 【無用の用】
>〔補説〕 荘子(人間世)一見、何の役にも立たないようにみえるものが、かえって大切
>な役割を果たしていること。不用の用。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1224589375/699
>699 :無名草子さん:2008/10/30(木) 09:24:56
>『唐沢俊一のB級裏モノ探偵団』P.236
>
>>もちろん、これからだんだん出世なさって、
>>いっぱしの大物にでもなろうというような方には、
>>このような本は何のタソクにもならない。
>>あくまでもこの本は無用の用に徹し、
>>有効性をハナで笑うひねくれ者のために書かれたものだ。
>
>「タソク」;多足のつもりなのか。なんでカタカナで書くのか。まさか漢字が
>分からなかったからか。なんせ唐沢は「余の辞書にはなんの文字もない」ような
>お方だからな。でもって――
>「無用の用」:
>一見無用とされているものが、実は大切な役割を果たしていること。(大辞泉)
>荘子なんか読んでいるわけないし。「無用物に徹し」と普通に書けばよかったのにねえ。