トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
旧 URL は、http://diary.aol.com/yzuc9ww/704.html
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2008/10/12  14:53

創作の秘密を盗み見たなんて妄想に取り憑かれた人の過去と現在  その他の雑学本 間違い探し編

http://www.tobunken.com/diary/diary20020601000000.html
 もっとも私にとっての矢川澄子はなんと言っても『ぞうのババール』の
翻訳者である。たぶん、私の人生でもっとも初期に強い印象を与えた
作家なのではあるまいか。後にアニメ『ジャングル大帝』を見たとき、
“なんだ、ババールじゃないか”と呆れた記憶がある。ストーリィを紹介
すると、密猟者に親を殺された子象のババールが都会に出て、そこの
文明を学び、ジャングルに帰ってそこを文明化するお話。象を白いライ
オンに変えれば、まんまアニメ版ジャングル大帝である。ははん、こう
いうのを換骨奪胎というのか、と、子供心に創作の秘密を盗み見た
ような気持ちになった。露骨な植民地主義、と言う批判もあるようだが、
当時のオトコノコにとって文明による未開地開拓はロマンであり、非常
に魅力的で、それを訳した矢川澄子の気品ある文章がまた、大変よろ
しかった。

http://s01.megalodon.jp/2008-1012-1251-49/www.tobunken.com/diary/diary20020601000000.html

唐沢俊一が生まれたのは 1958 年。矢川澄子の『ぞうのババール』の翻訳が最初に
出版されたのは 1974 年。「私の人生でもっとも初期に強い印象を与えた作家」も何も、
このとき唐沢俊一はすでに 16 歳である。

http://www3.ocn.ne.jp/%7Esmoke/7sumihon.html
>ぞうのババール-こどものころのおはなし-(評論社の児童図書館 絵本の部屋)/
>ジャン・ド・ブリュノフ/訳/評論社/74・01/4566000001


http://www3.ocn.ne.jp/%7Esmoke/7sumihon.html を参照するかぎり、矢川澄子の
児童文学の翻訳で一番古いのは『おばけリンゴ』の 1969 年。唐沢俊一の「人生で
もっとも初期に強い印象
」を与えるのには、年代的に新し過ぎる作家ではないか。

さらに、日記では「後にアニメ『ジャングル大帝』を見た」と続くのだから、たまらない。

1965 年に放映開始されたアニメを、唐沢俊一は 1970 年代になってからはじめて
見たということにしないと、上で引用した日記の文章はつじつまがまったくあわない。
いや、17 歳以降にはじめて『ジャングル大帝』を見たという話だとしたら、「子供心に
創作の秘密を盗み見た
」の「子供心に」というのが、かなり気持ち悪い記述ということ
になるのだが、それには目をつぶるとして、である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャングル大帝
>1965年 - 10月、カラーテレビアニメシリーズとして虫プロダクション制作でフジテレビ
>系で放映開始。『Kimba the White Lion』の題名で米国を初めとする世界各国でも
>放映される。



ジャン・ド・ブリュノフの作品の先行する翻訳の有無は、2ちゃんねるのスレでもいろいろ
調べた人たちがいて (Read More 参照)、1949 年の石邨幹子訳『象ちゃんババアルの
おはなし』、1956 年の鈴木力衛訳『ぞうさんばばーる』などがあるとわかっている。
しかし、これらの作品はまあ唐沢俊一の「人生でもっとも初期」に読むことは可能として、
矢川澄子」でもなければ、題名も『ぞうのババール』ではないし、「矢川澄子の気品ある
文章がまた、大変よろしかった
」というのは、いったい何だったのかという話になる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/鈴木力衛
>ぞうさんばばーる ジャン・ドゥ・ブリュノフ 岩波書店 1956

http://www.kodomo.go.jp/images/event/exb/2001-03/08mokuroku.pdf
>ジャン・ド・ブリュノフ『象ちゃんババアルのおはなし』いしむらみきこ訳 1949


そして手塚の『ジャングル大帝』は 1950 年から漫画少年に掲載。「換骨奪胎」だの
創作の秘密を盗み見た」だのというには、矢川澄子の『ぞうのババール』 1974 年は
もちろん、鈴木力衛の『ぞうさんばばーる』 1956 年も新し過ぎる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャングル大帝
>大阪在住の医大生時代は単行本の描き下ろしを中心として来た手塚治虫が、中央で
>本格的なデビューを飾ったのが本作である。学童社の月刊漫画誌「漫画少年」に1950
>年11月号から1954年4月号にかけて全43回を連載した。


残る可能性は、手塚がジャン・ド・ブリュノフの原作を読んでいたか、連載直前に石邨
幹子訳『象ちゃんババアルのおはなし』を読んだかだが、特にそのような話も伝わって
いないし、何より、そもそも『ぞうのババール』と『ジャングル大帝』とは、そういうことを
想像したくなるほど似ているかという問題がある。

個人的には、ババールについての下記の資料 (Read More より) を見て、これからよく
ジャングル大帝を連想したものだなあと、ある意味感心した。ババールたちが服を着て
二足歩行していることだけとっても、何かが根本的に違うと思うし。
- http://www.babar.com/jp/family.html
- http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2005/05/post_8c1f.html
- http://www.babar.com/jp/episodeguide.html

ということで、「創作の秘密を盗み見た」というのは、「公然デビュー」→「公園デビュー」
(「公然じゃないデビューってあるの?」) などと同様の、唐沢俊一の妄想ユリーカと判断
してさしつかえないと思う。



http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1223130750/753-

753 :無名草子さん:2008/10/09(木) 20:48:59
■「矢川澄子 自殺」で検索してこのブログに来た人がいた
2008-10-09
http://d.hatena.ne.jp/mailinglist/20081009/p1

>いつもの伝でリンクを逆にたどると、いま話題の人唐沢俊一のページが…。http://www.tobunken.com/diary/diary20020601000000.html
>これを書いた時点で、唐沢氏、『おにいちゃん』を読んでない様子だ。
>私も今現在『後方見聞録』を未読なので、読むことにしよう…。

757 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:10:04
同じく>>753がリンクした唐沢日記

>もっとも私にとっての矢川澄子はなんと言っても『ぞうのババール』の翻訳者である。
>たぶん、私の人生でもっとも初期に強い印象を与えた作家なのではあるまいか。後に
>アニメ『ジャングル大帝』を見たとき、“なんだ、ババールじゃないか”と呆れた記
>憶がある。ストーリィを紹介すると、密猟者に親を殺された子象のババールが都会に
>出て、そこの文明を学び、ジャングルに帰ってそこを文明化するお話。象を白いライ
>オンに変えれば、まんまアニメ版ジャングル大帝である。ははん、こういうのを換骨
>奪胎というのか、と、子供心に創作の秘密を盗み見たような気持ちになった。

手塚を悪く言いたくてしょうがないんだろうけれど....
残念ながら矢川澄子による「ぞうのババール」初翻訳出版は1974年10月20日。
1958年5月生まれの唐沢はこの時、すでに16歳。
この絵本を16歳の時に読んで、その後で手塚の「ジャングル大帝」を見たのか?
17歳だか18歳の時に「宇宙戦艦ヤマト」に感激して、さらに17歳頃から
海外のオールドアニメ上映会に行っていたと。
本当に凄い勢いでアニメに目覚めた17歳だな。



758 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:14:04
>>757
ついでに書いておくと、「ぞうのババール」を日本訳したのは矢川澄子だからね。

本当に唐沢って、調べられないと思って適当な事書くよな。
どう考えても、自分の頭の中で記憶違いするような話じゃないだろ。
「矢川澄子の想い出を語る」という体裁で「手塚のジャングル大帝を批判する」と
いう目的があるのが見え見え。


759 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:14:55
あちゃー!また間違えてしまったw

誤:ついでに書いておくと、「ぞうのババール」を日本訳したのは矢川澄子だからね。

正:ついでに書いておくと、「ぞうのババール」を一番最初に和訳したのは矢川澄子だからね。

すまぬ

760 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:15:51
> 子供心に創作の秘密を盗み見たような気持ちになった。

16歳や17歳のときのことを「子供心に」とは言わないよな、普通。
唐沢の記憶って何でこう時系列がむちゃくちゃなのかね?

761 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:24:28
>>757
ちょっと絵本と漫画が好きな人なら
即座に頭をひねりたくなる文章だな。

762 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:29:50
裏とるとかいう言葉とは無縁だねぇ唐沢は。
自分が出来ないことは他人も出来ないと思ってるのかね?

特にババールとジャングル大帝の時系列のムチャクチャさは、読んでて頭がくらくらする。

唐沢が70年代生まれだったらわからないでもないんだが。

もしかして15歳くらいで物心ついたのかな?

765 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:35:33
もし「ぞうのババール」を読んで「そうかジャングル大帝は!」と思ったとしても
>私の人生でもっとも初期に強い印象を与えた作家なのではあるまいか。
って、矢川澄子は翻訳しただけでしょ?
「ぞうのババール」に強い印象を受けたとしても、翻訳家に関してそうは思わない。

おそらく、矢川澄子が亡くなったというニュースから、検索でもして
「あ、ババールの翻訳か」と思い、
そういえば、昔、アニドウで
「ババールとジャングル大帝って似てる部分あるんだよな」
って話題になっていたことあったよな。
じゃ、俺が幼少時代にババールを読んで、
その時点でジャングル大帝と似ていると気付いたって話にしちゃおうっと。
幼少期からトンデモ的な重箱の隅をつつく才能が
すでにあったという早熟なエピソードにもなるし。

そんな感じじゃないのかな?

768 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:39:25
>>762
>もしかして15歳くらいで物心ついたのかな?

それだー――――――――っ!!
謎は全て解けた!

771 :無名草子さん:2008/10/09(木) 21:59:44
もしかして唐沢って70年代で時が全部止まっていて
すべての事が70年代に起こっている?

774 :無名草子さん:2008/10/09(木) 22:09:07
口裂け女の時にも言ったけど、どう考えてもかなり大きくなってから
物心ついてきた、というか、世間と自分の周りのことを結び付けることが出来るようになってきたというか。。。

775 :無名草子さん:2008/10/09(木) 22:11:50
でも文章を書くようになって20年
その中で大量の昔語りをしてきているハズなのに
なぜ時系列の整理がまったくといっていいほど
出来ていないんだ?

なんども子供時代などの話を書いていれば
少しは調べて整理できていると思うんだが

778 :無名草子さん:2008/10/09(木) 22:19:26
ぞうのババールの原作がフランスで出版されたのは1931年だよね。
すると唐沢は、「ババールは31年」ということだけネット検索で知って、
それから「ババールの翻訳者は矢沢澄子」という事実だけを当てはめて、
なんとか「ジャングル大帝はババールのパクリ」と読者をミスリード
するために、あえて矢沢版の出版が74年だということをネグって
ああ書いたんじゃないだろうか。

ここで知りたいのは、矢沢版以前にババールを訳した例があるか
どうかだけど、検索してもそこはよく分からなかった。
少なくともジャングル大帝の連載が始まった1950年以前に
ババールの日本版があったのなら、「手塚がパクッた」と言えない
こともないが、はたしてどうなのかね。
その場合も、矢沢澄子が最初の翻訳者という唐沢説は間違いになる
わけだが。

779 :無名草子さん:2008/10/09(木) 22:24:25
>>757
ひどいな、「ぞうのババール」そして「ジャングル大帝」という
超有名な2作品を使ってデタラメ書いて、バレないと思っていたのか?
って、書かれてから6年も経過して指摘されて居るんだがw

本当に、唐沢の文章って、必ずと言っていいほど
致命的なデタラメが混入されているんだな。
マジに、多くの人がガセ大量製造マシーン唐沢俊一に注目したら
今以上にガセやパクリが大量が発掘されていくんじゃないのか?
そうなったらきっと後世まで語り継がれるんじゃないか?
もっとも多くの盗作と、もっとも多くのガセをまき散らした作家として。

今我々は、その歴史の瞬間に直面している。

783 :無名草子さん:2008/10/09(木) 22:36:37
>>778
矢川澄子翻訳がババールの最初だったはず。
この絵本が出た当時、自分は中学生で図書委員をやっていたので思い入れある。
一緒に図書委員をしていた女子が「ババール」を希望して購入した。
その子に少し気があったので、ババールの話をしようと当時の雑誌でチェックし
フランスでは以前から人気だったが遂に日本語訳で読めるようになった
みたいな書評を読み、そんな話をした。
ただ記憶だけで裏取りが出来ないけど。


>ぞうのババールの原作がフランスで出版されたのは1931年だよね。
>すると唐沢は、「ババールは31年」ということだけネット検索で知って、
おそらく唐沢はそこまで考えていなかったんじゃないかな?
中学高校時代に絵本を読んでいたような形跡はないので、
80年代にアニドウ辺りに参加した時、あるいはもっと後のと学会などに参加した時に
「ジャングル大帝ってババールに似ている」という話を聞きかじったのが
頭の片隅にあったんじゃないのかな?
そして絵本なんて全然興味なかった唐沢は、70年代すでに出版されていたから
自分の子供の頃にもあったハズだ、と思いこんだんじゃないかと思ってる。

786 :無名草子さん:2008/10/09(木) 22:49:02
>779 :無名草子さん :2008/10/09(木) 22:24:25
>>757
>ひどいな、「ぞうのババール」そして「ジャングル大帝」という
>超有名な2作品を使ってデタラメ書いて、バレないと思っていたのか?
>って、書かれてから6年も経過して指摘されて居るんだがw

そう、779さんがまさに指摘しているように、これまではバレなかった。
あるいは盗作に気がついていた人間は大勢いただろうが、基本的に
どうでもいいライターのどうでもいいやっつけ仕事なので、
見て見ぬふりをされていただけ。
それがネット社会になり、検索エンジンの進歩があって、それが
「盗作された被害者」にも簡単にばれるようになった。
他人の仕事ならいくらパクろうが、「ああ、あの人またやってるな」
と思うだけでそれ以上は放っておくが(面倒くさいから)、
ネット内の素人から盗作したとあってはただではすまない。特に
ネット社会では。
ネット社会の「便利さ」が唐沢の「仕事」を助けていたとも言えるが、
同時にそれが彼の首を絞めたんだな。唐沢の過去の盗作も、今や検索
すれば一発でわかるからね。

791 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:04:29
>>778
「ぞうさんばばーる」(鈴木力衛 訳, 岩波書店, 1956年12月)

793 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:07:42
おぉ
矢川澄子以前にあったのですか!

でも唐沢は
>もっとも私にとっての矢川澄子はなんと言っても『ぞうのババール』の翻訳者である。
>たぶん、私の人生でもっとも初期に強い印象を与えた作家なのではあるまいか。後に
>アニメ『ジャングル大帝』を見たとき、“なんだ、ババールじゃないか”と呆れた記
>憶がある。

なので、矢川版を読んだという話で、作者ジャン・ド・ブリュノフにではなく
矢川澄子に影響を受けているワケなので、基本的なガセは問題ない。

795 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:09:17
>>791
ジャン・ド・ブリュノフ『象ちゃんババアルのおはなし』いしむらみきこ訳 1949
http://www.kodomo.go.jp/images/event/exb/2001-03/08mokuroku.pdf


796 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:09:35
>>778
「象ちゃんババアルのおはなし」(石邨幹子 訳, 世界文学社, 昭和24年)

797 :796:2008/10/09(木) 23:11:52
かぶった orz

800 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:12:46
>>778

はあ。矢沢訳以前にもあったのね翻訳。それでもジャングル大帝の
連載開始から6年も後だね。
50年以前の翻訳例ってないのかな?
手塚は医者の勉強していたからドイツ語は読めたようだが、フランス語は
わからないね。もしかすると戦前にドイツ語版が出ていて、手塚も
それを読んだとか? 証拠がないけどね。
どちらにせよ、唐沢の手塚・ババールパクリ説は牽強付会が過ぎる
というか、分が悪いね。

802 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:16:54
ああ、昭和24年にもうあったのか。これなら手塚が読んだ可能性は
あるな。でも、矢沢澄子とはもう全然関係ないな。

803 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:19:27
唐沢は「矢沢澄子版」を読んで、幼心に「ジャングル大帝は!」と思ったんだから
もうその段階で唐沢的にはムチャクチャなんだよ。

おそらく前に指摘されていたように
アニドウとかと学会で「あれって話似てるよね」みたいな話が出ていて
それを元に時系列を歪ませて創作した話でしょ。

806 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:21:00
そもそもバハールとレオはそんなに話似てるの?

807 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:21:08
>>803
矢川澄子、な。

808 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:21:32
矢沢澄子というとババールよりも「おばけリンゴ」を思い出す47歳のわたくし。

809 :無名草子さん:2008/10/09(木) 23:23:29
1日文のネタが多すぎます。
もっと1つ1つのエピソードを丁寧に盛り上げてから
次の話題に展開させてください。

と編集部に言われそうなぐらいに、展開が早すぎます。
会社から帰ってきて、ここを覗くと、話についていけない。

勘弁して下さいよ、唐沢センセ

872 :無名草子さん:2008/10/10(金) 11:21:29
http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2005/05/post_8c1f.html
http://www.babar.com/jp/family.html


↑これ見て、

>後にアニメ『ジャングル大帝』を見たとき、“なんだ、ババールじゃ
>ないか”と呆れた記憶がある。ストーリィを紹介すると、密猟者に親を
>殺された子象のババールが都会に出て、そこの文明を学び、ジャングルに
>帰ってそこを文明化するお話。象を白いライオンに変えれば、まんま
>アニメ版ジャングル大帝である。ははん、こういうのを換骨奪胎と
>いうのか、と、子供心に創作の秘密を盗み見たような気持ちになった。

・・・となるか!?

873 :872:2008/10/10(金) 11:34:57
ストーリー
http://www.babar.com/jp/episodeguide.html

884 :無名草子さん:2008/10/10(金) 14:04:06
>ババール
元ネタがあれば手塚治虫は別に隠さないで創作秘話として
気軽に言うタイプの人な気がするな。
まして著作権の意識が希薄な時代であれば。

885 :無名草子さん:2008/10/10(金) 14:12:46
ジャングル大帝は「バンビ」だって言ってなかったっけ?

889 :無名草子さん:2008/10/10(金) 14:24:47
>>884
バンビとかピノキオとかメトロポリスとか、もろにそのまんまですよね
つまり事前に読んでいたならば、元ネタにするどころかストレートに「象ちゃんババアル」を描いちゃったのでは?
単なる想像ですが





2008/11/23  12:23

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/

ありがとうございますw <やっぱり面白いですここw

「自分自身の記憶まで捏造されている」ことについては、他人の書い
たものを度々パクっていることも原因のひとつと考えています。エッ
セイからのパクリは田口ランディの前例もありますが、これをやる
と、自分語りの中の自分史が矛盾だらけのものとなるという……。

唐沢俊一のネタ元と適用先はもっと無茶苦茶で、小説を雑学本のネタ
元にしたり、
http://tondemonai2.web.fc2.com/468.html
http://tondemonai2.web.fc2.com/638.html
本に書いてあることを、口コミで直に聞いたことのように演出するも
のだからたまりません。
http://tondemonai2.web.fc2.com/699.html

>それにしても一人の人間についてよくこんなにエピソードがありま
>すね…

そうなんですよね……このブログをはじめたときには、いくら2ちゃ
んねるのスレでネタ出ししてもらうにしても、こんなにいくとは予想
していませんでした。1000 も夢ではないというか。

なお、と学会バッヂからみで盛り上がったとき、いろいろ「と」リン
クというのを作りましたので、よろしければご利用ください。
http://tondemonai2.web.fc2.com/669.html

2008/11/22  19:45

投稿者:konoe

さっき面白い話ではないと書きましたが、やっぱり面白いですここw
いや、唐沢先生という方が面白いのではなくて、このサイトのまとめ方が面白いんですね。
しかし、自分自身の記憶まで捏造されているなんて…本当に不思議な方です。ますます興味が沸きました。それにしても一人の人間についてよくこんなにエピソードがありますね…

2008/10/12  23:55

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/

>ジョージ・W・ブッシュの子ども時代の愛読書は『はらぺこあおむ
し』

もしかして、これのことでしょうかw

http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%81%af%e3%82%89%e3%81%ba%
e3%81%93%e3%81%82%e3%81%8a%e3%82%80%e3%81%97
>ジョージ・W・ブッシュ米大統領が、子供の頃に読んで印象に残っ
>た本として、この作品を挙げた。しかし、この作品が最初に出版さ
>れたのはブッシュ大統領が大学生の頃だった事から、彼が子供時代
>にこの本を読んでいなかった事が暴露されてしまった。

何というか、アメリカ大統領たるもの優秀なブレーンに囲まれ、その
発言のひとつひとつに細かいアドバイスが加えられているものという
イメージがあったのですけどねえ。ブッシュのお笑い本とかを読む前
は。

2008/10/12  23:48

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/

>植民地主義の文学をなんで『象のババール』で語ろうとするのか。

まあ、これは単に「象のババール」で検索したら、上位に
http://www.ea.ejnet.ne.jp/%7Emanuke/zatsu/sekai/babar.html
あたりのサイトがヒットしたからではないでしょうか。

>世に王様や王子様、お姫様を描く童話はいくらでもある。しかし
>「ぞうのババール」はそんな穏便なものとは違う。これは、露骨な
>植民地主義に貫かれた童話だったのである。Babarという名前も、
>子供が発音しやすいというだけではなく、barbare(野蛮)、つま
>り彼の生まれた森を指し示しているのではないか。ここで注意すべ
>きは、「ぞうのババール」で描かれる世界が、旧来のヨーロッパ直
>接支配をとりあえず脱して、形式上は彼ら自身に統治されているこ
>とだろう。

どこまで真面目に読むべきか判断がつきかねますが……新植民地主義
がどうとかを、絵本のせいにしなくともよいんじゃないかと。

2008/10/12  21:44

投稿者:nishio

ジョージ・W・ブッシュの子ども時代の愛読書は『はらぺこあおむし』だ、という発言を思い出しました。

2008/10/12  19:51


>露骨な植民地主義、と言う批判もあるようだが、
当時のオトコノコにとって文明による未開地開拓はロマンであり

 では「冒険ダン吉」は?「少年ケニア」は?あるいは「ターザン」は? 藤永先生が訳したコンラッドの「闇の奥」は? ノーベル賞のル・クレジオは?
 植民地主義の文学をなんで『象のババール』で語ろうとするのか。

   
 
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