トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/7/19  17:53

「芳賀矢一記念会」は『校異源氏物語』を出版  その他の雑学本 間違い探し編

『猟奇の社会史』 P.119
年が変わってすぐの二月七日に御大葬があり、それに合わせ、巻頭ページ
には大葬に出席して大正天皇を追悼する芳賀矢一博士(当時の国文学の
第一人者。唱歌『才女』の作詞者)の詩が掲載されている。

×『才女』の作詞者 ○『三才女』の作詞者

1927 年 (昭和 2 年) 2 月 7 日の大正天皇御大葬に、前日 2 月 6 日に亡くなったはずの
芳賀矢一博士が出席したことになっていた――というトリビア披露はよかったが、括弧の中
の注釈で間違えてしまったというオチ。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1215619596/526
>526 :無名草子さん:2008/07/17(木) 06:55:32
>『猟奇の社会史』P119

>>年が変わってすぐの二月七日に御大葬があり、それに合わせ、巻頭ページには
>>大葬に出席して大正天皇を追悼する芳賀矢一博士(当時の国文学の第一人者。
>>唱歌『才女』の作詞者)の詩が掲載されている。

>実は芳賀博士は二月六日に急死しているので、この詩の原稿は大葬以前に書かれた
>ものだった、
>という薀蓄が披露されているのだが、芳賀矢一が作詞したのは『三才女』。
>紀内侍、小式部内侍(和泉式部の娘)、伊勢大輔の三人の才女の歌。
>括弧付きで注釈を加えてボロが出た。


http://www.d-score.com/ar/A02050802.html
>明治43年(1910年)7月
>『尋常小学読本唱歌』
> 三才女
>  作詞 芳賀矢一作曲 岡野貞一
>平安時代の三人の才女が詠んだ歌をもとにする。一番は紀内侍(きのないし)、二番は
>小式部内侍(こしきぶのないし)、三番は伊勢大輔(いせのたいふ)。作詞者は「兎と亀」
>を作った石原和三郎との説もある。1910(明治43年)の『尋常小学読本唱歌』に登場。


http://ja.wikipedia.org/wiki/芳賀矢一
>芳賀 矢一(はが やいち、慶応3年5月14日(1867年6月12日) - 昭和2年(1927年)
>2月6日)は、日本の国文学者。
〈略〉
>数多くの古典文学を校訂したが、『源氏物語』を論じて、このような乱倫の書物が日本
>の大古典であることは情けないと述べている。


http://search.newgenji.co.jp/sgenji/D1/?000105601540/
>書籍名 絵葉書大正天皇御大喪儀御行列図 8枚
〈略〉
>詳細 単色 袋破れ (昭和貳年貳月七日)大正天皇御大喪儀御行列図




   
 
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