トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/6/26  23:45

セキレイで重要なのはセナカよりも上下運動?  その他の雑学本 間違い探し編

『東大オタク学講座』第十二講 愛と誠の変態講座
http://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakusemi/No12.html
唐沢 小鳥ってふつうバックですよ。鳥の正常位なんて見たことないでしょ
(爆笑)。
岡田 ……うん……見たことない。
唐沢 そのせいかあらぬか、セキレイって漢字で書くと鶺鴒、セナカって字を
あてますね。教師がセキレイだったせいで、日本神話上初めての夫婦である
イザナギ、イザナミはずっと後背位だったんです。

× 漢字で書くと鶺鴒、セナカって字をあてますね。
○ 漢字で書くと鶺鴒、背筋をあらわす鶺(セキ)、冷たく澄むという意味の鴒(レイ)と
いう字をあてますね。

「鶺鴒」という字は、この鳥の背筋が伸びた姿を形容。

日本書紀では、この鳥の読みは”にわくなぶり”で、「飛び来りて其の首尾を揺す」。
つまり、長い尻尾を上下に振る姿を見て、イザナギとイザナミは性交の方法を学んだ
という。

セキレイがつがう姿を真似たという話ではないため、「教師がセキレイだったせいで
イザナギ、イザナミはずっと後背位」というのはかなり疑わしいし、後背位というのは
実際、定説にもなっていないようだ。

http://www.nihonjiten.com/data/45810.html
>[セキレイ・鶺鴒]
>鶺鴒。漢名の鳥「鷆鴒」を音読みにしたもので、鶺は背(セキ)、鴒は冷(レイ)、
>背筋がすらりと伸びて清冷な鳥という意味。長い尻尾を絶えず上下に振る習性から
>異名「石たたき」「庭たたき」。


http://wagang.econ.hc.keio.ac.jp/zigen/196.xml
>鶺  セキ [陌]
>─鴒 セキレイ はいしたたき、みちをしへどり、小鳥の一、形燕 ツバメ に似て尾長く
>背は灰色、腹は白色、頸に黑斑あり、飛ぶ時は波状を爲し、行く時は常に尾を上下
>して火急の状あり、故に危急困難の譬に引く。詩、小雅「脊令在原、兄弟急難」
>(脊令は─鴒の古字)

>鴒  レイ リャウ [靑]
>又、令に作る
>鶺─ セキレイ は小鳥の一、みちをしへどり、いしたたき。鶺(鳥部十畫)を見よ。=脊令。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012776405
>『遂に合交せむとす。而もその術を知らず。時に鶺鴒(にわくなぶり)有りて、飛び
>来りて其の首尾を揺す』と、<日本書紀巻1.神代.上>に出てくるのが、”鶺鴒”で、
>ここでの読みは”にわくなぶり”と言うようです。日本の歴史上最初に出てくる鳥がこの
>”にわくなぶり”で、今でいうセキレイなんだそうです。


http://ja.wikipedia.org/wiki/セキレイ
>日本神話では、イザナギ、イザナミに交合の術を教えたのはセキレイである。 彼らが
>いまだ性交を知らなかった頃に、セキレイが首尾を揺るがすのを見て、性交を学んだ。
>婚礼の調度に鶺鴒台があるのはそれに由来する。
〈略〉
>日本書紀ではセキレイは「にはくなふり」と称され、その語源について、諸説ある。


追記 : 唐沢俊一検証blogの「唐沢俊一が『給与明細』に出演していた。」にあるように、
こちらについても 10 年前と同じガセビアを忠実に再現してくれた、と。
(「ガセビアを 一度数えて あきれ果て」 も参照のこと)。



http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1212823815/174-

174 :無名草子さん:2008/06/11(水) 09:50:21
>>171
岡田・唐沢の東大での講義の模様。
ttp://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakusemi/No12.html

なお、この中で唐沢が語っていることにもガセがある。
ttp://tondemonai2.web.fc2.com/383.html

177 :無名草子さん:2008/06/11(水) 11:10:55
>>174

>唐沢 小鳥ってふつうバックですよ。鳥の正常位なんて見たことないでしょ(爆笑)。
>岡田 ……うん……見たことない。
>唐沢 そのせいかあらぬか、セキレイって漢字で書くと鶺鴒、セナカって字をあて
>   ますね。教師がセキレイだったせいで、日本神話上初めての夫婦であるイザナギ、
>   イザナミはずっと後背位だったんです。


http://www.nihonjiten.com/data/45810.html
>[セキレイ・鶺鴒]
>鶺鴒。漢名の鳥「鷆鴒」を音読みにしたもので、鶺は背(セキ)、鴒は冷(レイ)、
>背筋がすらりと伸びて清冷な鳥という意味。長い尻尾を絶えず上下に振る習性から
>異名「石たたき」「庭たたき」。

http://shinshu.fm/MHz/82.40/archives/0000171715.html
>鶺鴒の名の鶺(セキ)は背筋、鴒(レイ)は冷たく澄むと云う漢語で、背筋がピンと
>伸びた姿を形容して付けられました。



   
 
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