2008/6/22 11:05
ブッターナなんてアムロにだけいわせとけ 『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編
『トンデモ一行知識の世界』 P.94
「同じころ」 というのは、ジュリオ・ロマーノのいたルネサンス時代のあたりをさす。
(「描かれている女性はヴィーナスだけじゃなくて」を参照のこと)。
同じ章で古代ギリシャの売春婦による「セックス指南書」について語っていたりするし、
「ブッターナ」は、イタリア語で売春婦を意味するプッターナ (puttana) の入力ミスでは
ないかと思うけど、「エランナ」というのが、単独でググってもヒットは 1 桁という難物で。
(puttana = 売春婦は、http://www.dicts.info/ud.php?l1=Itarian&l2=Japanese で確認)。
Elanna かとあたりをつけてググれば、有名人 (?) といえそうなのは B'Elanna Torres
(スタートレック・ボイジャーのベラナ・トーレス) くらいしかいないし。まさかフランス語の
elle en a ではないだろうし。
……ということで、もういいだろうということで、ガセビア認定させていただきたい。
実は、時代と「空想的なものが多く」という条件では、『匂える園』が近い感じなんだけど、
「二十五の体位」じゃないし、題名が全然違う。
http://blog.livedoor.jp/maririanna/archives/50452481.html
>イスラム圏の性事典『匂える園』
〈略〉
>『匂える園』が書かれたのは推定1519年ですが、当時の王国も弱体化していたよう
>です。
〈略〉
>★2:性愛術
> いわゆる正常位やそのバリエーションなど、11の体位が記されております。
> またインド伝来の29の体位も記されております。
> インド伝来体位のほうがおもしろいです。滑車を使う「首吊りの体位」とか。
>http://mixi.jp/view_diary.pl?id=315599&owner_id=5644
> インド人の創意工夫ぶりには著者マホメッド・エル・ネフザウィ氏も驚いたようです。
>「実用に際して不可能なものも少なくない」と嘆いています。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4787230956.html
>匂える園
>[原書名:LE JARDIN PARFUM´E DU CHEIKH NEFZAOUI-Manuel d'´Erotologie Arabe]
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1212823815/416-
416 :無名草子さん:2008/06/17(火) 00:48:24
『トンデモ一行知識の世界』 P.94
--------------
同じころの性交指南書である『ブッターナ・エランナ』という本にも二十五の
体位が記載されているが、空想的なものが多くて実用には適さなかったらしい。
--------------
ブッターナやエランナだけじゃなく、プッターナとか試してもスカだったし、
エランは何か違っていた。やっぱりあてずっぽうじゃ、上手く当てられない。
(って、クイズみたいだなあ)。
629 :無名草子さん:2008/06/21(土) 20:04:02
>>416 のネタ
> 同じころの性交指南書である『ブッターナ・エランナ』という本にも二十五の
>体位が記載されているが、空想的なものが多くて実用には適さなかったらしい。
時代的には、イスラム圏の性事典『匂える園』はどうか?と思うけど、
原題がわからない……。
http://blog.livedoor.jp/maririanna/archives/50452481.html
630 :無名草子さん:2008/06/21(土) 20:57:09
>>629 の自己フォロー
>匂える園
>[原書名:LE JARDIN PARFUM´E DU CHEIKH NEFZAOUI-Manuel d'´Erotologie Arabe]
『ブッターナ・エランナ』じゃないなあ。
インド3大性典も違うし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%a2%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%83%bb%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%ac
>アナンガ・ランガは1172年頃に書かれたインドの性技マニュアルであり、
>『カーマ・スートラ』『ラティラハスヤ』と並んでインド3大性典のひとつとされる。
642 :無名草子さん:2008/06/21(土) 22:13:13
>>629
性典関係の資料は、戦前のものを中心に ある程度持ってるんだが、
ザッと目を通しても(あくまで、ザッと)『ブッターナ・エランナ』
という書名は見当たらない。
『世界好色文学史』(文藝市場社)になら載ってるかもしれないが、
その本は以前注文したものの抽選に外れてしまって持ってないし。
http://kanwa.jp/xxbungaku/Publisher/Senzen/Hokumei/Hokumei.htm
『イ・モーディ』については、手許にある『ユリイカ』1992年12月
臨時増刊「総特集 禁断のエロティシズム」という本に解説されて
いるけど。
646 :無名草子さん:2008/06/21(土) 22:46:40
>>642
イ・モーディについては、http://tondemonai2.web.fc2.com/327.html も
他のページも引っかかってくれるんだけど、他の体位図とか体位集は難しい。
プッターナ (PUTTANA) がイタリア語で売春婦という話はあって、
http://blog.livedoor.jp/ynsn1/archives/51009180.html
画像検索したら確かにそれっぽいんだけどね。
唐沢の書いている「ブッターナ」は、いつもの濁点と半濁点の取り違えの可能性は高い。
でも、エランナが誰かは謎。
同じころの性交指南書である『ブッターナ・エランナ』という本にも二十五の
体位が記載されているが、空想的なものが多くて実用には適さなかったらしい。
「同じころ」 というのは、ジュリオ・ロマーノのいたルネサンス時代のあたりをさす。
(「描かれている女性はヴィーナスだけじゃなくて」を参照のこと)。
同じ章で古代ギリシャの売春婦による「セックス指南書」について語っていたりするし、
「ブッターナ」は、イタリア語で売春婦を意味するプッターナ (puttana) の入力ミスでは
ないかと思うけど、「エランナ」というのが、単独でググってもヒットは 1 桁という難物で。
(puttana = 売春婦は、http://www.dicts.info/ud.php?l1=Itarian&l2=Japanese で確認)。
Elanna かとあたりをつけてググれば、有名人 (?) といえそうなのは B'Elanna Torres
(スタートレック・ボイジャーのベラナ・トーレス) くらいしかいないし。まさかフランス語の
elle en a ではないだろうし。
……ということで、もういいだろうということで、ガセビア認定させていただきたい。
実は、時代と「空想的なものが多く」という条件では、『匂える園』が近い感じなんだけど、
「二十五の体位」じゃないし、題名が全然違う。
http://blog.livedoor.jp/maririanna/archives/50452481.html
>イスラム圏の性事典『匂える園』
〈略〉
>『匂える園』が書かれたのは推定1519年ですが、当時の王国も弱体化していたよう
>です。
〈略〉
>★2:性愛術
> いわゆる正常位やそのバリエーションなど、11の体位が記されております。
> またインド伝来の29の体位も記されております。
> インド伝来体位のほうがおもしろいです。滑車を使う「首吊りの体位」とか。
>http://mixi.jp/view_diary.pl?id=315599&owner_id=5644
> インド人の創意工夫ぶりには著者マホメッド・エル・ネフザウィ氏も驚いたようです。
>「実用に際して不可能なものも少なくない」と嘆いています。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4787230956.html
>匂える園
>[原書名:LE JARDIN PARFUM´E DU CHEIKH NEFZAOUI-Manuel d'´Erotologie Arabe]
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1212823815/416-
416 :無名草子さん:2008/06/17(火) 00:48:24
『トンデモ一行知識の世界』 P.94
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同じころの性交指南書である『ブッターナ・エランナ』という本にも二十五の
体位が記載されているが、空想的なものが多くて実用には適さなかったらしい。
--------------
ブッターナやエランナだけじゃなく、プッターナとか試してもスカだったし、
エランは何か違っていた。やっぱりあてずっぽうじゃ、上手く当てられない。
(って、クイズみたいだなあ)。
629 :無名草子さん:2008/06/21(土) 20:04:02
>>416 のネタ
> 同じころの性交指南書である『ブッターナ・エランナ』という本にも二十五の
>体位が記載されているが、空想的なものが多くて実用には適さなかったらしい。
時代的には、イスラム圏の性事典『匂える園』はどうか?と思うけど、
原題がわからない……。
http://blog.livedoor.jp/maririanna/archives/50452481.html
630 :無名草子さん:2008/06/21(土) 20:57:09
>>629 の自己フォロー
>匂える園
>[原書名:LE JARDIN PARFUM´E DU CHEIKH NEFZAOUI-Manuel d'´Erotologie Arabe]
『ブッターナ・エランナ』じゃないなあ。
インド3大性典も違うし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%a2%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%83%bb%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%ac
>アナンガ・ランガは1172年頃に書かれたインドの性技マニュアルであり、
>『カーマ・スートラ』『ラティラハスヤ』と並んでインド3大性典のひとつとされる。
642 :無名草子さん:2008/06/21(土) 22:13:13
>>629
性典関係の資料は、戦前のものを中心に ある程度持ってるんだが、
ザッと目を通しても(あくまで、ザッと)『ブッターナ・エランナ』
という書名は見当たらない。
『世界好色文学史』(文藝市場社)になら載ってるかもしれないが、
その本は以前注文したものの抽選に外れてしまって持ってないし。
http://kanwa.jp/xxbungaku/Publisher/Senzen/Hokumei/Hokumei.htm
『イ・モーディ』については、手許にある『ユリイカ』1992年12月
臨時増刊「総特集 禁断のエロティシズム」という本に解説されて
いるけど。
646 :無名草子さん:2008/06/21(土) 22:46:40
>>642
イ・モーディについては、http://tondemonai2.web.fc2.com/327.html も
他のページも引っかかってくれるんだけど、他の体位図とか体位集は難しい。
プッターナ (PUTTANA) がイタリア語で売春婦という話はあって、
http://blog.livedoor.jp/ynsn1/archives/51009180.html
画像検索したら確かにそれっぽいんだけどね。
唐沢の書いている「ブッターナ」は、いつもの濁点と半濁点の取り違えの可能性は高い。
でも、エランナが誰かは謎。