トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/6/15  11:19

ファンタジアが結構リアルだとは聞くけど  その他の雑学本 間違い探し編

『月刊ほんとうに怖い童話』 2008 年 7 月号
コラム 『唐沢俊一が選ぶアブナイ奇書』 のジャン・コクトー『阿片』の紹介。
ドラッグの幻覚世界を再現するという試みは、天才映像監督であるテリー・
ギリアムの映画『ラスベガスをやっつけろ!』やデビッド・クローネンバーグ
監督の映画『裸のランチ』で行われたが、成功しているとはいい難い。
純粋に印刷された世界である彼の本のほうが、何十倍もリアルに、脳内に
現れる奇怪な幻を描ききれている。

× 『ラスベガスをやっつけろ!』  ○ 『ラスベガスをやっつけろ』
×純粋に印刷された世界 ○文章だけで構成された世界

2ちゃんねるのスレでは、 『ラスベガスをやっつけろ!』 の余分な「!』について、

>× 『ラスベガスをやっつけろ!』
>○ 『ラスベガスをやっつけろ』

と指摘されただけなのに、「!の有無で鬼の首を取ったよう」と妄想する人が出現し、
さらにその流れで、日記にも 2 回 『ラスベガスをやっつけろ!』が登場していることが
発見されたり、『ラスベガスをやっつけろ』を唐沢俊一はみていないだろうという話や、
人名・作品名・専門用語等の間違い」の多さの話に発展したりした (Read More 参照)
のが面白かった。

純粋に印刷された世界」については、不純に印刷された世界というのが想定されて
いるのか、だとしたらそれはどういうものかというのも気になる。

『ラスベガスをやっつけろ』や『裸のランチ』が、「ドラッグの幻覚世界を再現するという
試み
」の映画として、ここで引き合いに出されるのが適切かどうかは疑問。『阿片』も
含め、これらは幻覚のリアルさや「奇怪な幻」を重視するべき作品かどうかも。

その他参考 URL:
- http://tv.2ch.net/movie/kako/1021/10216/1021639801.html




http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1212823815/269-

269 :無名草子さん:2008/06/12(木) 23:39:16
『月刊 ほんとうに怖い童話』7月号
『唐沢俊一が選ぶアブナイ奇書』より、ジャン・コクトー『阿片』の項。
>ドラッグの幻覚世界を再現するという試みは、天才映像監督である
>テリー・ギリアムの映画『ラスベガスをやっつけろ!』やデビッド・
>クローネンバーグ監督の映画『裸のランチ』で行われたが、成功して
>いるとはいい難い。純粋に印刷された世界である彼の本のほうが、
>何十倍もリアルに、脳内に現れる奇怪な幻を描ききれている。

× 『ラスベガスをやっつけろ!』
○ 『ラスベガスをやっつけろ』

「純粋に印刷された世界」とは一体なんのことか? 意味不明。
また、『ラスベガスをやっつけろ』『裸のランチ』といった映画と
どう対比させているつもりなのか?
ダイレクトに五感に訴えてくる映像作品よりも、文章表現の方が受け手の
イメージ喚起力を刺激すると言いたいのかもしれないが、それにしても・・・

それはそうと、唐沢は文章の最後で『阿片』の中の一節(堀口大學訳)を
引用している。その引用箇所が、amazonの角川文庫版『阿片』のページで
「くらげすと」という素人さんが書いたレビュー(2005/2/12)の最後に
引用されている箇所と、まったく同じなんだがw
http://www.amazon.co.jp/%E9%98%BF%E7%89%87%E2%80%95%E6%88%96%E3%82%8B%E8%A7%A3%E6%AF%92%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E6%97%A5%E8%A8%98-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3-%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%BC/dp/4042047025

271 :無名草子さん:2008/06/13(金) 06:22:47
!の有無で鬼の首を取ったよう。
そりゃ、タイトルの引用は正確にした方がいいだろうけどさ。

272 :無名草子さん:2008/06/13(金) 06:41:40
>>271
>!の有無で鬼の首を取ったよう。

鬼の首を取ったように見えますか?
!の有無はあくまでも赤字訂正レベルの指摘
その下にある文章は見えてますか?

273 :無名草子さん:2008/06/13(金) 08:21:15
なに赤字訂正レベルって?

274 :無名草子さん:2008/06/13(金) 08:25:40
アンチは本当に無能だなw

279 :無名草子さん:2008/06/13(金) 10:49:32
同じアンチでも頭のいい奴、悪い奴がいるというか、ガセビア探しでも面白いものは
いいんだけど、単なる誤字探しでも(上の!のは確かにどうでもいいと思った)、
いっぱしなこと書いたつもりになっている奴は痛いな。

280 :無名草子さん:2008/06/13(金) 11:04:30
>>279
>(上の!のは確かにどうでもいいと思った)
って、その文章の指摘はそこだけじゃないだろ?
なんで、その箇所だけを抜き出して「鬼の首を取ったよう」と思うんだろ?
>>269はその「!」の有無に関してはそれ以上突っ込んでいない。
同じレスの中にある、他のツッコミの方が重要だと思うんだけど。

316 :無名草子さん:2008/06/14(土) 14:48:38
>>269
>また、『ラスベガスをやっつけろ』『裸のランチ』といった映画と
>どう対比させているつもりなのか?

この2つの映画を挙げているのは、
http://tv.2ch.net/movie/kako/1021/10216/1021639801.html
あたりから適当にもってきただけ、とか?
それにしても、選択の基準がよくわからないけれども。

317 :無名草子さん:2008/06/14(土) 15:40:47
「裏モノ日記」

1999年 10月16日(土曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary19991016000000.html
>パルコブックセンターで立ち読みした某サブカル雑誌の映画欄に、ジョニー・ディップ主演の
>『ラスベガスをやっつけろ!』の紹介が載っていて曰く、“ドラッグの症状をこれほどリアルに
>表現した映画はない。だから、観る方も捕まらない程度にドラッグをキメて観るべき(大意)”。
>おいおいおい。主人公たちがドラッグをやってるからってすぐ、ジャンキー向け映画と短絡する、
>若いライター(20代半ば?)にも困ったもんだ。この映画は、ドラッグがカルチャーの最先端だった
>70年代初頭のアメリカを描いた、ノスタルジー映画なのだ。冒頭でカタログ的にありとあらゆる
>種類のドラッグを並べてみせているのも『日曜研究家』的な(ちょっと違うが)その指向の表れで、
>やたらリアルなドラッグの幻覚の表現は、70年代にそういうバカやった世代がゲラゲラ笑いながら
>観るためのもの。マジにドラッグ決めて観てたら、そういう仕掛けが全然読みとれないでしょうが。
>しかも、監督のテリー・ギリアムは、この当時、イギリスに渡ってかの『モンティ・パイソン』の製作に
>没頭しており、そのノスタルジーを共有できる人物ではない。つまり、半故郷喪失者であるギリアム
>が、アメリカの夢の終わりを再構築して描き出した架空の青春の追体験映画という、いかにも
>ギリアムらしいヒネクレた作品なんだよ。
>この程度のことも読み取れないライターに映画評書かせているあたりが、当今のサブカル誌の文化
>程度。情けない。

2001年 3月27日(火曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20010327000000.html
>007シリーズの悪役出身で、アカデミー賞取ったのはデル・トロが最初じゃないだろうか。
>その役の印象が強かったんで、テリー・ギリアムの『ラスベガスをやっつけろ!』で、体型を
>まるで変えてデブの役をやったのに驚いた。

318 :無名草子さん:2008/06/14(土) 15:52:41
「!」の有無は、ケアレスミスじゃなかったみたいですね。
しかし、この人の文章には人名・作品名・専門用語等の間違いが多い。

319 :無名草子さん:2008/06/14(土) 16:09:41
>>317
>だから、観る方も捕まらない程度にドラッグをキメて観るべき
ってのは(つまらない)ジョークでしょうね。むきになって反論する所が可愛いけどさ。

>70年代にそういうバカやった世代がゲラゲラ笑いながら観るためのもの

へえ、田舎の坊やの唐沢さんにそんな体験があるのかな?

サブカル雑誌に映画評を書きたいのに相手にされず、ヒガミでかいた一文だな。

>>318

>しかし、この人の文章には人名・作品名・専門用語等の間違いが多い。

特に片仮名表記の人名の濁音と半濁音の間違い。
そういうところこそコピペすりゃいいのに。


323 :無名草子さん:2008/06/14(土) 18:00:04
>テリー・ギリアムの『ラスベガスをやっつけろ!』で、
>体型をまるで変えてデブの役をやったのに驚いた。
>役づくりとはいえ、こんなに太ってしまって大丈夫なのか、
>と思ったのだが、さすがハリウッドで、いいダイエットジム
>があると見え、元の優男にもどったようですな。

こりゃあ観てないぜ、確実に。そこまで言うほどデブじゃないもんな。
大げさに書きすぎだろw

324 :無名草子さん:2008/06/14(土) 18:44:03
ベニチオ・デル・トロは優男じゃないだろう。
「消されたライセンス」当時はともかく。
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~ISI01/bond2.html
間違いなく「トラフィック」や「誘拐犯」は観てないね。
チェ・ゲバラを演じるような人が優男なわけがない。

335 :無名草子さん:2008/06/14(土) 23:35:48
>>319
「裏モノ日記」 2002年 9月2日(月曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20020902224049.html
>ネット回遊。こんなニュースを見つけた。
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/geino/20030402/JAPAN-109877.html
>ブ“レ”トンとは何か、ブレトンとは。そりゃ確かにスペルはBretonだが、じゃあサルトル
>(Sartre)はサルトレか。フランス語の読みの知識云々ではなく、そもそもこのニュースの
>翻訳者が、一応教育を受けてこの職業についたことと思うが、Bretonと聞いても、ああ、
>あのシュールリアリズムの、と思い浮かべることなく、綴りをそのまま読んで書いて、なんの
>疑問も持たなかったのかと思うと暗澹となる。すでに人の教養の範疇に、歴史というものは入って
>いないのかという思いにかられるのである。

うーん、自分がその種の間違いの常習者だという自覚が、まったくないらしい。
因に「シュールリアリズム」というのは英語交じりの誤用で、正しくは「シュルレアリスム」。
少しでも教養のある人間なら、せめて「シュールレアリスム」と表記する筈だが・・・

>すでに人の教養の範疇に、歴史というものは入っていないのかという思いにかられるのである。

336 :無名草子さん:2008/06/15(日) 02:40:06
>>335
ブルトンについては、ウルトラマン経由の知識で止まっているのではないか。
1960年代後半の「スーパーリアリズム」と区別するため、「シュルレアリスム」
を使うべきなのだが。

337 :無名草子さん:2008/06/15(日) 08:02:07
和製英語で定着しているんだから、表記がおかしいというのは何たる難癖だろ。
そんな好みのべき論押し付けるなよ。

338 :無名草子さん:2008/06/15(日) 08:02:26
作家にとって、具体的な例を挙げられて
無能と無知を証明されるくらい屈辱的なことはない。
いわんや、盗作の数々も指摘されているのだ。
それに対する擁護が
「でも、唐沢さんの仕事はなくなりませんよーwwwwwww」
のみとは。いやはや。
船場吉兆、不正数々が露見した後で、擁護が
「でも客は来てますよーwwwwwwwwww」
と書いてるようなものでさ。
つまり、馬鹿が知らずに来ているという共通点。吉兆は潰れたけど。

339 :無名草子さん:2008/06/15(日) 08:07:33
>>337
よく読んでください。
>ブ“レ”トンとは何か、ブレトンとは。そりゃ確かにスペルはBretonだが、じゃあサルトル
>(Sartre)はサルトレか。

>すでに人の教養の範疇に、歴史というものは入って
>いないのかという思いにかられるのである。

というのは唐沢の言葉です。唐沢は上のように書きながら「シュールリアリズム」と表記している。
唐沢の論にならえば「シュルレアリスム」と書くべきなのではという意見ですよ。
和製英語なんですか?

340 :無名草子さん:2008/06/15(日) 08:53:16
「ピュア信仰」というのはどういう意味ですか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1314636783

341 :無名草子さん:2008/06/15(日) 09:04:38
>>337
ググってみた
>シュールリアリズム の検索結果 約 15,900 件中 1 - 10 件目 (0.04 秒)
>もしかして: シュールレアリズム

日本では、最初に「シュルレアリスム」と訳され紹介されたからなぁ。
巌谷國士訳の岩波文庫は「シュルレアリスム宣言」

前スレで、、ボーイスカウトとマヴォが出会って、変なキャンプソングがノ
という話が出てきたけれど、似たような知ったかぶりだなぁ。

342 :無名草子さん:2008/06/15(日) 09:56:51
>337 :無名草子さん:2008/06/15(日) 08:02:07
>和製英語で定着しているんだから、表記がおかしいというのは何たる難癖だろ。
>そんな好みのべき論押し付けるなよ

何が問題にされてるのかもわからないやつ

343 :335:2008/06/15(日) 10:11:49
>>337

>>318の「しかし、この人の文章には人名・作品名・専門用語等の間違いが多い。」
から派生する問題ですよ。
>>339さんの言われるような意味合いは勿論のこと、
唐沢自身、他にも「ブ“レ”トンとは何か、ブレトンとは」レベルの間違いの常習者
だということ。

過去の検証、読んでます?



   
 
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