2008/6/11 12:26
死体と組み合わせられる頻度では桜に負けている柳 その他の雑学本 間違い探し編
『唐沢俊一のカルト王』 P.121
銀座の柳並木に首吊り死体、しかも「ダレもその存在に気がついてくれず」に数ヶ月が
経過したという凄い話ならば、何かにつけて話題になってもよいはずなのに、検索しても
そのような話は見つからない。また、季節が夏なのに、死体の腐敗臭には誰も気づかな
かったのか、腐敗が進んで身体の一部がもげ落ちたりしなかったのかなど疑問が多い
――というのは、2ちゃんねるのスレへの指摘書き込みにもある通り (Read More 参照)。
もともと枝の細い柳の木であるから、首が吊ることができ、さらに死体を隠せるくらいに
「葉っぱがおい茂って」いるような大木に育つまでには、それなりの年月が必要だろう。
「銀座名物のヤナギ並木」といわれていたのは銀座通りの柳並木だったが、1968 年に
撤去されてしまった。銀座の柳の復活を望む人達の手によって 「2世柳」が植えられ
始めたのが 1985 年頃からで、約 20 年後の 2004 年には 6 メートル以上に育った。
『唐沢俊一のカルト王』 は 1997 年で、「2世柳」は首吊りに使えるほど生長していない。
銀座の柳並木は昔からずっと存在していたわけではなく、最初の植樹は 1877 年 (明治
10 年)で、1921 年 (大正 10 年) にいったん撤去されている。「銀座の柳」を恋しがる
『東京行進曲』のヒットから 3 年後の 1932 年 (昭和 7 年) に復活したが、前述の通り
1968 年 (昭和 43 年) に再び撤去。つまり江戸時代以前には柳並木はないし、関東大
震災直後や終戦直後など、死体放置もあるかもしれないと思わせる (?) 時期には、柳の
生長の方が今ひとつだったのではないか。
なお、元ネタの怪談話があるのではないかと探したが、柳といえば幽霊だという人は多く
ても、柳と死体の話は意外と少ない。柳が主役の怪談でも、小泉八雲の「青柳のはなし」
のように柳の化身との異類婚姻譚だと傾向が違うし。円山応挙の幽霊画には描かれて
いなかった柳の木を後世の画家が書き加えるようになったのも、特に参考にした怪異譚
があったわけではないらしいし、ビジュアル先行でエピソードの方は不足ぎみ。
まあ銀座の柳並木の首吊り死体については、何かと使い回しの多い唐沢俊一が、この
ネタを他で語っている様子もないということが、すべてを語っているような気も……。
http://www.kajika.net/yoshida/930501.htm
>◆ 剪定してからまだ充分に生長していないのか,枝葉も少ないが,ともかく この柳通
>りに "銀座の柳"は生き延びていた。
>しかし,"銀座の柳"といえば銀座通りの柳並木だった。この柳並木が姿を消 したのは
>一九六八年(昭和四十三)であるらしい。
http://homepage2.nifty.com/makibuchi-2/kyodoshi/92kai.html
> 枝は町会仲間の椎葉一二さん(02年4月死去)の協力で挿し木で増やし、この2世
>柳は 85年から銀座に植えられ、6メートルを超える大きさに育った。「2世柳を育てる
>会」などの活動も生まれ、他の2世柳は全国の緑化活動に一役買っている。
〈略〉
>(資料)毎日新聞 朝刊 東京版 2004/1/8付
http://ja.wikipedia.org/wiki/銀座
>1874年に日本初の街路樹として、桜・松・楓が銀座通りに植樹されたが、埋立地で
>ある銀座の土地が水分の多いことから根腐れを起こしてしまい、1877年に湿地に生育
>する柳に植え替えられた。しかし、1921年に車道の拡幅にともない銀杏へと植え替え
>られた。しかし、銀座の柳に対する思いは強く、1929年に発表された西条八十作詞の
>『東京行進曲』でも銀座の柳をなつかしむ歌詞が登場する。1932年に朝日新聞社の
>寄贈で再び銀座通りに再び柳が復活し、同年4月には第1回柳まつりが開催された。〈略〉
>しかし、1968年に銀座通りの共同溝工事のために柳は伐採され、東京都日野市の
>建設省街路樹苗圃に移植された。しかし、その柳もどんどん枯れていき、1984年には
>3本しか残っていなかった。それを知った地元商店主が柳の枝を譲り受けて挿し木を
>行い、自宅の庭などで育てたものを、銀座をはじめ、全国各地に植樹を行った。銀座
>に柳を復活させる運動は続いており、現在では外堀通りや銀座柳通り、御門通りに
>柳が植えられている。
http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/hangonkou.html
>どういうわけですか、幽霊の絵などを見ますてぇと、必ず柳が描いてございます。
>幽霊に柳がつきものの様にされておりますが、円山応挙という人が最初に幽霊の絵を
>描いた時には柳はついておりませんでした。後世の画家がいろいろと研究をいたし
>まして、幽霊に柳をあしらったところがこれがまたたいそうピッタリする。
その他参考 URL:
- http://kandagawa.kingtop.jp/kanda_060.html
- http://www.tamagoya.ne.jp/potechi/2003/20030927.htm
- http://www008.upp.so-net.ne.jp/nimnim/musictalk14.htm
- http://www.maritabi.com/blog/archives/2004/05/2.html
- http://www.aa.cyberhome.ne.jp/%7Ekiroro_baby/twilight_zone/map/tokyo.html
- http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1315917928
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1211615504/785-
785 :無名草子さん:2008/06/04(水) 06:58:47
『唐沢俊一のカルト王』P121
>銀座名物のヤナギ並木の一本で首を吊って死体となった男がいたわけだが、
>ちょうど夏でヤナギの葉っぱがおい茂っていたために、ダレもその存在に気がついてくれず、
>葉っぱが落ちつくした秋までほっておかれたという可哀想な死体。
死体の色々「その一 銀座のド真ん中」という文章。唐沢は「弁当を使う」とか「虫やすめ」とか「本寸法」とか
「おやかってやがる」なんて江戸言葉を粋がって使っているが、そこは無教養の哀しさ「手手噛むイワシ」とか
「ド真ん中」なんてザイの言葉が混じってしまう。
で、肝心の首吊りの件だけど。「銀座」「首吊り自殺」で検索してもこんな事件ヒットしない。なによりヤナギの木って
枝が細くて首吊りには向いていないのでは。首が吊れる位の大木になると枝はずっと上のほうにあるから梯子がなければ
上れない。首吊った後、はしごはどうなったのかね。そして、幽霊と見紛うあの葉っぱ、風邪がふけばそよそよとなびいて
死体なんか隠してはくれないのでは。
786 :無名草子さん:2008/06/04(水) 07:07:15
ましてあれだけ人通りの多い銀座だよねえ。
真夏なら死体が腐って蛆がわき、臭いも強烈なはず。
気付かないはずがない。
ま、大阪梅田の駅前の植え込みに死体が放置されてた例もあるけどね。
ガセ認定でいいんじゃないの。
787 :無名草子さん:2008/06/04(水) 07:54:35
2005年にアメリカで首つり自殺した女性が
ハロウィンの飾り付けだと思われて数時間放置されていた事件があったけど
こんな「銀座の柳で首つり自殺してそのまま秋まで放っておかれた」なんて
凄い事件が実際にあったとしたら、
絶対その後、ことある毎に話題にされると思うんだが
まっったくそんな話聞いた事がない。
事件が起こった年数などが書かれていないのなら、おそらくガセでしょう。
789 :無名草子さん:2008/06/04(水) 08:51:06
真夏の銀座に死体なんか吊るしてたら、腐って首が抜けて落ちてくるのでは。
791 :無名草子さん:2008/06/04(水) 09:04:27
>>785
唐沢の本でも日記でもまったく情報元が分からないものが
あるけど、それって「たまに嘘を入れたほうが面白い」って
いうその嘘なんじゃないの?
検証しようがないよな。あてが無さすぎて。
例えば、ただ唐沢は調べもしないで勝手な解釈の文章が多いから、
銀座→人通りの多い場所で中央区の銀座ではない、
ってことかもな。
銀座はタウン誌なんかもいっぱいあるし、銀座の歴史を
調べている人はたくさんいるはずだからそういう話しが
あればネットに流れそうだけどな。銀座なんか老舗の商売屋
が多いんだから小さい供養塔を立てていてもおかしくない。
792 :無名草子さん:2008/06/04(水) 09:12:45
本当に銀座の柳並木での首つりはないだろうけど、
怪談話か何かに元ネタはあるかも。
797 :無名草子さん:2008/06/04(水) 10:23:55
>銀座名物のヤナギ並木の一本で首を吊って死体となった男がいたわけだが、
有名な話なら、この本に載ってないだろうか?
●勝又康雄著『銀座の柳物語』
http://homepage2.nifty.com/makibuchi-2/kyodoshi/92kai.html
>♪昔恋しい銀座の柳……、とかって歌にも歌われた銀座の柳。
>柳は今では「中央区の木」にもなっています。昭和7年(1932)に
>植えられ昭和43年(1968)に銀座からいったん消えた「銀座の柳」。
>復活とその育ての親の物語。
821 :無名草子さん:2008/06/05(木) 01:40:23
>>785
信憑性はアレで、銀座の話でもないけど、柳の木で首つり(?)ネタ。
-------
608 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2000/10/02(月) 10:41
東久留米の話をちょっとします。
滝山にある白山公園はちょっと有名です。
ここ10年くらいはただの空き地と公園が合体したような所ですが
大昔は滝山~(柳窪)~小平の手前くらいまで沼地だったそうで
よくいろいろな物があったそうです。
宅地開発が進み、白山公園だけ沼の雰囲気を少しだけ残していたみたいですが、
よく野犬などの小動物の死骸が転がってたそうな...
自殺もありました。道路に面して公衆トイレと電話ボックスがある所に
柳の木が何本かあります。そこでありました。
10年前にはあったけど、今でもありのかな?......
まだ紐が残ってるかも。
数十メートル近所のアパートでも死体遺棄事件がありました。
滝山団地もよく(集会所か、管理事務所だかがある所)
通り魔殺人ありましたよね?ガス爆発もあったし。
思い返してみるとけっこうスゴイ町ですよ。
874 :無名草子さん:2008/06/05(木) 23:59:05
おい唐沢、他人の間違い(しかもたった二文字…あれ? そんなこと言ってた奴いたっけか)あげつらう前に
てめえの数百箇所のガセとパクリについてなんとか言ったらどうだ。
で、銀座の柳の話はガセでオkなのか?
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1212823815/28-
28 :無名草子さん:2008/06/08(日) 23:40:42
前スレより
>785 :無名草子さん:2008/06/04(水) 06:58:47
>『唐沢俊一のカルト王』P121
>
>>銀座名物のヤナギ並木の一本で首を吊って死体となった男がいたわけだが、
>>ちょうど夏でヤナギの葉っぱがおい茂っていたために、ダレもその存在に気がついてくれず、
>>葉っぱが落ちつくした秋までほっておかれたという可哀想な死体。
銀座の柳の木での首つりはなさそうとしても、怪談話で何かないかなと探したけど、
柳の木が主役 (?) の怪談って、意外と見つからない。何かグロい話があったような気がするんだけど。
小泉八雲の青柳のはなしとかあるけど、死体がブラブラという話とは傾向が違うし。
円山応挙の幽霊画にも、柳の木がセットで描かれているわけでもなかったりする。
ところで、「銀座名物のヤナギ並木」って、大正 12 年に1968 年に撤去されてしまった後、
「2世柳」が植えられ始めたのが 1985 年頃からとのことで、怪談の元ネタとなる話があった
とすれば 1968 年以前っすよね。
http://www.kajika.net/yoshida/930501.htm
>◆ 剪定してからまだ充分に生長していないのか,枝葉も少ないが,ともかく この柳通りに
> "銀座の柳"は生き延びていた。しかし,"銀座の柳"といえば銀座通りの柳並木だった。この
>柳並木が姿を消 したのは一九六八年(昭和四十三)であるらしい。
http://homepage2.nifty.com/makibuchi-2/kyodoshi/92kai.html
> 枝は町会仲間の椎葉一二さん(02年4月死去)の協力で挿し木で増やし、この2世柳は
>85年から銀座に植えられ、6メートルを超える大きさに育った。「2世柳を育てる会」など
>の活動も生まれ、他の2世柳は全国の緑化活動に一役買っている。
31 :無名草子さん:2008/06/09(月) 00:04:55
http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/hangonkou.html
>どういうわけですか、幽霊の絵などを見ますてぇと、必ず柳が描いてございます。
>幽霊に柳がつきものの様にされておりますが、円山応挙という人が最初に幽霊の絵を
>描いた時には柳はついておりませんでした。後世の画家がいろいろと研究をいたし
>まして、幽霊に柳をあしらったところがこれがまたたいそうピッタリする。
>どういうわけでピッタリするか、と申しますと、幽霊というものは当然陰なもの。
>柳があれで陽木なんだそうですな。陰陽がピッタリ合いまして幽霊と柳、これが
>まことに相性がよろしいんだそうで。
>梅や松や桜では幽霊にはあわない。あれらは陰木だそうですな。陰と陰とで合わ
>ない。「梅松桜はあかよろし」なんて申しますが、赤はよろしくても幽霊には
>よくないんですな。
32 :無名草子さん:2008/06/09(月) 00:11:47
こんな話も。柳の生命力はかなり強いという話は聞くですね。
http://kandagawa.kingtop.jp/kanda_060.html
>他の橋のところでも述べたが、古来「柳」は鬼門封じのために使われた樹木で、江戸時代には
>風水の考え方から神田川沿いなどに多く植えられていた。
>そういえば「四谷怪談」でも川沿いの柳の樹の下で幽霊が出てきたりするシーンがあるが、
>もともと風水上で「鬼門」の場所に植えられえることが多いので、不吉な場所という意味
>合いもあったのだろうか?
>柳が幽霊に良く似合うからということではなく、柳の樹が植えられているような鬼門の
>場所が幽霊に良く似合うということなのかも知れない。
http://www.tamagoya.ne.jp/potechi/2003/20030927.htm
>■銀座の柳
>銀座といえば柳の並木で有名ですが、この柳には実は深い歴史があったのです。
>
>時代は明治。銀座煉瓦街を作ろうという動きがありました。銀座通りが旧来の東海道から
>近代的な幹線道路に変貌する時、どうせなら大通りの脇には欧米並みに並木を植栽しようと
>いう計画が持ち上がったのです。
>
>並木となる樹木に選ばれたのは、日本を代表する樹木である桜、松、楓の3種。ところが
>銀座は元々は海。銀座は埋立地であり土中の水気が多く、また潮風もあってこれらの樹木は
>ことごとく枯死んでしまう懸念がありました。
>
>そこで急遽登場したのが柳だった言うわけです。柳はそれ以前の芝居でも幽霊の背景に
>使われるなど、決して表通りの街路樹に選ばれるようなメジャーな樹木ではなかったの
>ですが、逆にこの柳が人々の目には新鮮に映り、銀座を歌う場合は必ずといっていいほど
>柳が取り上げられ「銀座の柳」として定着していった。
銀座名物のヤナギ並木の一本で首を吊って死体となった男がいたわけ
だが、 ちょうど夏でヤナギの葉っぱがおい茂っていたために、ダレもその
存在に気がついてくれず、葉っぱが落ちつくした秋までほっておかれたと
いう可哀想な死体。
銀座の柳並木に首吊り死体、しかも「ダレもその存在に気がついてくれず」に数ヶ月が
経過したという凄い話ならば、何かにつけて話題になってもよいはずなのに、検索しても
そのような話は見つからない。また、季節が夏なのに、死体の腐敗臭には誰も気づかな
かったのか、腐敗が進んで身体の一部がもげ落ちたりしなかったのかなど疑問が多い
――というのは、2ちゃんねるのスレへの指摘書き込みにもある通り (Read More 参照)。
もともと枝の細い柳の木であるから、首が吊ることができ、さらに死体を隠せるくらいに
「葉っぱがおい茂って」いるような大木に育つまでには、それなりの年月が必要だろう。
「銀座名物のヤナギ並木」といわれていたのは銀座通りの柳並木だったが、1968 年に
撤去されてしまった。銀座の柳の復活を望む人達の手によって 「2世柳」が植えられ
始めたのが 1985 年頃からで、約 20 年後の 2004 年には 6 メートル以上に育った。
『唐沢俊一のカルト王』 は 1997 年で、「2世柳」は首吊りに使えるほど生長していない。
銀座の柳並木は昔からずっと存在していたわけではなく、最初の植樹は 1877 年 (明治
10 年)で、1921 年 (大正 10 年) にいったん撤去されている。「銀座の柳」を恋しがる
『東京行進曲』のヒットから 3 年後の 1932 年 (昭和 7 年) に復活したが、前述の通り
1968 年 (昭和 43 年) に再び撤去。つまり江戸時代以前には柳並木はないし、関東大
震災直後や終戦直後など、死体放置もあるかもしれないと思わせる (?) 時期には、柳の
生長の方が今ひとつだったのではないか。
なお、元ネタの怪談話があるのではないかと探したが、柳といえば幽霊だという人は多く
ても、柳と死体の話は意外と少ない。柳が主役の怪談でも、小泉八雲の「青柳のはなし」
のように柳の化身との異類婚姻譚だと傾向が違うし。円山応挙の幽霊画には描かれて
いなかった柳の木を後世の画家が書き加えるようになったのも、特に参考にした怪異譚
があったわけではないらしいし、ビジュアル先行でエピソードの方は不足ぎみ。
まあ銀座の柳並木の首吊り死体については、何かと使い回しの多い唐沢俊一が、この
ネタを他で語っている様子もないということが、すべてを語っているような気も……。
http://www.kajika.net/yoshida/930501.htm
>◆ 剪定してからまだ充分に生長していないのか,枝葉も少ないが,ともかく この柳通
>りに "銀座の柳"は生き延びていた。
>しかし,"銀座の柳"といえば銀座通りの柳並木だった。この柳並木が姿を消 したのは
>一九六八年(昭和四十三)であるらしい。
http://homepage2.nifty.com/makibuchi-2/kyodoshi/92kai.html
> 枝は町会仲間の椎葉一二さん(02年4月死去)の協力で挿し木で増やし、この2世
>柳は 85年から銀座に植えられ、6メートルを超える大きさに育った。「2世柳を育てる
>会」などの活動も生まれ、他の2世柳は全国の緑化活動に一役買っている。
〈略〉
>(資料)毎日新聞 朝刊 東京版 2004/1/8付
http://ja.wikipedia.org/wiki/銀座
>1874年に日本初の街路樹として、桜・松・楓が銀座通りに植樹されたが、埋立地で
>ある銀座の土地が水分の多いことから根腐れを起こしてしまい、1877年に湿地に生育
>する柳に植え替えられた。しかし、1921年に車道の拡幅にともない銀杏へと植え替え
>られた。しかし、銀座の柳に対する思いは強く、1929年に発表された西条八十作詞の
>『東京行進曲』でも銀座の柳をなつかしむ歌詞が登場する。1932年に朝日新聞社の
>寄贈で再び銀座通りに再び柳が復活し、同年4月には第1回柳まつりが開催された。〈略〉
>しかし、1968年に銀座通りの共同溝工事のために柳は伐採され、東京都日野市の
>建設省街路樹苗圃に移植された。しかし、その柳もどんどん枯れていき、1984年には
>3本しか残っていなかった。それを知った地元商店主が柳の枝を譲り受けて挿し木を
>行い、自宅の庭などで育てたものを、銀座をはじめ、全国各地に植樹を行った。銀座
>に柳を復活させる運動は続いており、現在では外堀通りや銀座柳通り、御門通りに
>柳が植えられている。
http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/hangonkou.html
>どういうわけですか、幽霊の絵などを見ますてぇと、必ず柳が描いてございます。
>幽霊に柳がつきものの様にされておりますが、円山応挙という人が最初に幽霊の絵を
>描いた時には柳はついておりませんでした。後世の画家がいろいろと研究をいたし
>まして、幽霊に柳をあしらったところがこれがまたたいそうピッタリする。
その他参考 URL:
- http://kandagawa.kingtop.jp/kanda_060.html
- http://www.tamagoya.ne.jp/potechi/2003/20030927.htm
- http://www008.upp.so-net.ne.jp/nimnim/musictalk14.htm
- http://www.maritabi.com/blog/archives/2004/05/2.html
- http://www.aa.cyberhome.ne.jp/%7Ekiroro_baby/twilight_zone/map/tokyo.html
- http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1315917928
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1211615504/785-
785 :無名草子さん:2008/06/04(水) 06:58:47
『唐沢俊一のカルト王』P121
>銀座名物のヤナギ並木の一本で首を吊って死体となった男がいたわけだが、
>ちょうど夏でヤナギの葉っぱがおい茂っていたために、ダレもその存在に気がついてくれず、
>葉っぱが落ちつくした秋までほっておかれたという可哀想な死体。
死体の色々「その一 銀座のド真ん中」という文章。唐沢は「弁当を使う」とか「虫やすめ」とか「本寸法」とか
「おやかってやがる」なんて江戸言葉を粋がって使っているが、そこは無教養の哀しさ「手手噛むイワシ」とか
「ド真ん中」なんてザイの言葉が混じってしまう。
で、肝心の首吊りの件だけど。「銀座」「首吊り自殺」で検索してもこんな事件ヒットしない。なによりヤナギの木って
枝が細くて首吊りには向いていないのでは。首が吊れる位の大木になると枝はずっと上のほうにあるから梯子がなければ
上れない。首吊った後、はしごはどうなったのかね。そして、幽霊と見紛うあの葉っぱ、風邪がふけばそよそよとなびいて
死体なんか隠してはくれないのでは。
786 :無名草子さん:2008/06/04(水) 07:07:15
ましてあれだけ人通りの多い銀座だよねえ。
真夏なら死体が腐って蛆がわき、臭いも強烈なはず。
気付かないはずがない。
ま、大阪梅田の駅前の植え込みに死体が放置されてた例もあるけどね。
ガセ認定でいいんじゃないの。
787 :無名草子さん:2008/06/04(水) 07:54:35
2005年にアメリカで首つり自殺した女性が
ハロウィンの飾り付けだと思われて数時間放置されていた事件があったけど
こんな「銀座の柳で首つり自殺してそのまま秋まで放っておかれた」なんて
凄い事件が実際にあったとしたら、
絶対その後、ことある毎に話題にされると思うんだが
まっったくそんな話聞いた事がない。
事件が起こった年数などが書かれていないのなら、おそらくガセでしょう。
789 :無名草子さん:2008/06/04(水) 08:51:06
真夏の銀座に死体なんか吊るしてたら、腐って首が抜けて落ちてくるのでは。
791 :無名草子さん:2008/06/04(水) 09:04:27
>>785
唐沢の本でも日記でもまったく情報元が分からないものが
あるけど、それって「たまに嘘を入れたほうが面白い」って
いうその嘘なんじゃないの?
検証しようがないよな。あてが無さすぎて。
例えば、ただ唐沢は調べもしないで勝手な解釈の文章が多いから、
銀座→人通りの多い場所で中央区の銀座ではない、
ってことかもな。
銀座はタウン誌なんかもいっぱいあるし、銀座の歴史を
調べている人はたくさんいるはずだからそういう話しが
あればネットに流れそうだけどな。銀座なんか老舗の商売屋
が多いんだから小さい供養塔を立てていてもおかしくない。
792 :無名草子さん:2008/06/04(水) 09:12:45
本当に銀座の柳並木での首つりはないだろうけど、
怪談話か何かに元ネタはあるかも。
797 :無名草子さん:2008/06/04(水) 10:23:55
>銀座名物のヤナギ並木の一本で首を吊って死体となった男がいたわけだが、
有名な話なら、この本に載ってないだろうか?
●勝又康雄著『銀座の柳物語』
http://homepage2.nifty.com/makibuchi-2/kyodoshi/92kai.html
>♪昔恋しい銀座の柳……、とかって歌にも歌われた銀座の柳。
>柳は今では「中央区の木」にもなっています。昭和7年(1932)に
>植えられ昭和43年(1968)に銀座からいったん消えた「銀座の柳」。
>復活とその育ての親の物語。
821 :無名草子さん:2008/06/05(木) 01:40:23
>>785
信憑性はアレで、銀座の話でもないけど、柳の木で首つり(?)ネタ。
-------
608 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2000/10/02(月) 10:41
東久留米の話をちょっとします。
滝山にある白山公園はちょっと有名です。
ここ10年くらいはただの空き地と公園が合体したような所ですが
大昔は滝山~(柳窪)~小平の手前くらいまで沼地だったそうで
よくいろいろな物があったそうです。
宅地開発が進み、白山公園だけ沼の雰囲気を少しだけ残していたみたいですが、
よく野犬などの小動物の死骸が転がってたそうな...
自殺もありました。道路に面して公衆トイレと電話ボックスがある所に
柳の木が何本かあります。そこでありました。
10年前にはあったけど、今でもありのかな?......
まだ紐が残ってるかも。
数十メートル近所のアパートでも死体遺棄事件がありました。
滝山団地もよく(集会所か、管理事務所だかがある所)
通り魔殺人ありましたよね?ガス爆発もあったし。
思い返してみるとけっこうスゴイ町ですよ。
874 :無名草子さん:2008/06/05(木) 23:59:05
おい唐沢、他人の間違い(しかもたった二文字…あれ? そんなこと言ってた奴いたっけか)あげつらう前に
てめえの数百箇所のガセとパクリについてなんとか言ったらどうだ。
で、銀座の柳の話はガセでオkなのか?
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1212823815/28-
28 :無名草子さん:2008/06/08(日) 23:40:42
前スレより
>785 :無名草子さん:2008/06/04(水) 06:58:47
>『唐沢俊一のカルト王』P121
>
>>銀座名物のヤナギ並木の一本で首を吊って死体となった男がいたわけだが、
>>ちょうど夏でヤナギの葉っぱがおい茂っていたために、ダレもその存在に気がついてくれず、
>>葉っぱが落ちつくした秋までほっておかれたという可哀想な死体。
銀座の柳の木での首つりはなさそうとしても、怪談話で何かないかなと探したけど、
柳の木が主役 (?) の怪談って、意外と見つからない。何かグロい話があったような気がするんだけど。
小泉八雲の青柳のはなしとかあるけど、死体がブラブラという話とは傾向が違うし。
円山応挙の幽霊画にも、柳の木がセットで描かれているわけでもなかったりする。
ところで、「銀座名物のヤナギ並木」って、大正 12 年に1968 年に撤去されてしまった後、
「2世柳」が植えられ始めたのが 1985 年頃からとのことで、怪談の元ネタとなる話があった
とすれば 1968 年以前っすよね。
http://www.kajika.net/yoshida/930501.htm
>◆ 剪定してからまだ充分に生長していないのか,枝葉も少ないが,ともかく この柳通りに
> "銀座の柳"は生き延びていた。しかし,"銀座の柳"といえば銀座通りの柳並木だった。この
>柳並木が姿を消 したのは一九六八年(昭和四十三)であるらしい。
http://homepage2.nifty.com/makibuchi-2/kyodoshi/92kai.html
> 枝は町会仲間の椎葉一二さん(02年4月死去)の協力で挿し木で増やし、この2世柳は
>85年から銀座に植えられ、6メートルを超える大きさに育った。「2世柳を育てる会」など
>の活動も生まれ、他の2世柳は全国の緑化活動に一役買っている。
31 :無名草子さん:2008/06/09(月) 00:04:55
http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/hangonkou.html
>どういうわけですか、幽霊の絵などを見ますてぇと、必ず柳が描いてございます。
>幽霊に柳がつきものの様にされておりますが、円山応挙という人が最初に幽霊の絵を
>描いた時には柳はついておりませんでした。後世の画家がいろいろと研究をいたし
>まして、幽霊に柳をあしらったところがこれがまたたいそうピッタリする。
>どういうわけでピッタリするか、と申しますと、幽霊というものは当然陰なもの。
>柳があれで陽木なんだそうですな。陰陽がピッタリ合いまして幽霊と柳、これが
>まことに相性がよろしいんだそうで。
>梅や松や桜では幽霊にはあわない。あれらは陰木だそうですな。陰と陰とで合わ
>ない。「梅松桜はあかよろし」なんて申しますが、赤はよろしくても幽霊には
>よくないんですな。
32 :無名草子さん:2008/06/09(月) 00:11:47
こんな話も。柳の生命力はかなり強いという話は聞くですね。
http://kandagawa.kingtop.jp/kanda_060.html
>他の橋のところでも述べたが、古来「柳」は鬼門封じのために使われた樹木で、江戸時代には
>風水の考え方から神田川沿いなどに多く植えられていた。
>そういえば「四谷怪談」でも川沿いの柳の樹の下で幽霊が出てきたりするシーンがあるが、
>もともと風水上で「鬼門」の場所に植えられえることが多いので、不吉な場所という意味
>合いもあったのだろうか?
>柳が幽霊に良く似合うからということではなく、柳の樹が植えられているような鬼門の
>場所が幽霊に良く似合うということなのかも知れない。
http://www.tamagoya.ne.jp/potechi/2003/20030927.htm
>■銀座の柳
>銀座といえば柳の並木で有名ですが、この柳には実は深い歴史があったのです。
>
>時代は明治。銀座煉瓦街を作ろうという動きがありました。銀座通りが旧来の東海道から
>近代的な幹線道路に変貌する時、どうせなら大通りの脇には欧米並みに並木を植栽しようと
>いう計画が持ち上がったのです。
>
>並木となる樹木に選ばれたのは、日本を代表する樹木である桜、松、楓の3種。ところが
>銀座は元々は海。銀座は埋立地であり土中の水気が多く、また潮風もあってこれらの樹木は
>ことごとく枯死んでしまう懸念がありました。
>
>そこで急遽登場したのが柳だった言うわけです。柳はそれ以前の芝居でも幽霊の背景に
>使われるなど、決して表通りの街路樹に選ばれるようなメジャーな樹木ではなかったの
>ですが、逆にこの柳が人々の目には新鮮に映り、銀座を歌う場合は必ずといっていいほど
>柳が取り上げられ「銀座の柳」として定着していった。
2008/6/12 0:56
投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/
http://tondemonai2.web.fc2.com/
2008/6/11 21:52
投稿者:藤岡真
パクリ。ガセを検証せずにそのまま使う。これだけでも酷いのに、「最初から意識して嘘を書く」のですから、思い上がりも酷いけど、もはや人間としての矜持がないということですね。
さえ見つからない)、ある意味オリジナリティ抜群 (?) な感じは、
「フランスやイタリアの貴族は健康食としてシラミを食べていた。」
http://tondemonai2.web.fc2.com/191.html
あたりのネタを思い出させます。
銀座じゃなかったら、神田川沿いの柳並木あたりに何かあるかとも
思ったのですが、これも空振り。探し方が悪いのかもしれませんが。
元ネタすらない下手な創作なのか、あまりに元ネタがマイナーで説得
力がなかったので痕跡が見つからないのか……。
全然関係ありませんが、銀座の柳の歌では、『東京ラプソディ』が
好きです。藤山一郎の朗々とした声に、ずいぶん歳取っても衰えない
ものだな、スゴいなーと思いつつ聞いていた頃もありました。