2008/6/7 14:10
醤油がありさえすれば? しょうゆうものではないでしょう その他の雑学本 間違い探し編
『笑うクスリ指』 P.161
「アジア人の体は、生まれたときから重症のアミノ酸中毒」で、「習慣の奴隷になっている
というだけの話ではない」って……たとえば、アメリカ人に引き取られて養子として育て
られるアジア人の子どもとかはどうなってしまうというのだろう。
それに「ああ、醤油が欲しい」より、「ああ、味噌汁が飲みたい」などの方がよく聞くけど
な……と思うけれど、唐沢俊一はなぜか、醤油にのみ執着。
『笑うクスリ指』 P.162
「醤油がありさえすればほかの味付けはいらない、という奇妙な食文化」など、日本には
存在しない。いわゆる「さしすせそ」だけを考えても、醤油の他に、砂糖、塩、酢、味噌と
いうものがある。
さらに、「あらゆる料理の八割以上に、ただ醤油だけで味をつけて食べている」と暴走。
8 割以上に醤油が使われている (これだとしても怪しいが) といっているのではなく、
8 割以上が「ただ醤油だけで味をつけて」いるというのだ。砂糖や塩、酢や味噌、だし汁
や味醂、各種の薬味の存在は、なかったことにされているらしい。
『笑うクスリ指』 P.162
日本人が「世界で通用する名コックをなかなか生むことができない」という話自体が
怪しいが。「繊細な味覚をもっている」のなら、アミノ酸中毒でもかまわないのでは。
実際、ほんの 2 段落前では、唐沢俊一のいうアミノ酸中毒はアジア人全般の性質と
されていたはずなのに、ここでは日本人コックに限定されているのは、さすがに中国人
を含めてしまうと、「世界で通用する名コックをなかなか生むことができない」などと
強弁できなくなるからだと思われる。
で、「どんな素晴らしい味のソースにも、われわれは醤油を足したがる」というのは、
「そんなことはない」としかいいようがないわけだが。フランス料理でも何でも醤油を
かけたがるというのは、昔の日本人にはそういう人もときどきいたというだけの話でしか
ないだろう。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1211615504/893
>893 :無名草子さん:2008/06/06(金) 00:56:07
>『笑うクスリ指』 P162
>
>>日本人が、水の味を味わい分けるという繊細な味覚をもっているのに、
>>世界で通用する名コックをなかなか生むことができないのも、
>>この生まれつきのアミノ酸中毒のせいである。
>
>滅茶苦茶な文章。
>「アミノ酸中毒」とは、ここでは「醤油中毒」のことを指す。
>「醤油中毒」だから「世界で通用する名コックになれない」のはどうしてなの?
>味覚がおかしいから? 「繊細な味覚をもっている」って書いているくせに。
>で、日本人で「世界で通用する名コック」はいないの? そう言い切るの?
>「生まれつきのアミノ酸中毒」って、先天的に中毒して生まれてくるって事?
>
> まともな知性のある人間には絶対に書けない文章だね。
どうも、われわれアジア人の体は、生まれたときから重症のアミノ酸中毒
にかかっているらしいのである。海外旅行をしたときに、「ああ、醤油が
欲しい」と思うのは、単に習慣の奴隷になっているというだけの話ではない
のだ。
「アジア人の体は、生まれたときから重症のアミノ酸中毒」で、「習慣の奴隷になっている
というだけの話ではない」って……たとえば、アメリカ人に引き取られて養子として育て
られるアジア人の子どもとかはどうなってしまうというのだろう。
それに「ああ、醤油が欲しい」より、「ああ、味噌汁が飲みたい」などの方がよく聞くけど
な……と思うけれど、唐沢俊一はなぜか、醤油にのみ執着。
『笑うクスリ指』 P.162
この中毒の体質が、われわれに、醤油がありさえすればほかの味付けは
いらない、という奇妙な食文化を与えた。海外では肉の種類や料理法ごとに、
限りない数のソースが発明されているが、日本の場合、まずあらゆる料理の
八割以上に、ただ醤油だけで味をつけて食べているのだ。
「醤油がありさえすればほかの味付けはいらない、という奇妙な食文化」など、日本には
存在しない。いわゆる「さしすせそ」だけを考えても、醤油の他に、砂糖、塩、酢、味噌と
いうものがある。
さらに、「あらゆる料理の八割以上に、ただ醤油だけで味をつけて食べている」と暴走。
8 割以上に醤油が使われている (これだとしても怪しいが) といっているのではなく、
8 割以上が「ただ醤油だけで味をつけて」いるというのだ。砂糖や塩、酢や味噌、だし汁
や味醂、各種の薬味の存在は、なかったことにされているらしい。
『笑うクスリ指』 P.162
日本人が、水の味を味わい分けるという繊細な味覚をもっているのに、
世界で通用する名コックをなかなか生むことができないのも、この生まれ
つきのアミノ酸中毒のせいである。 どんな素晴らしい味のソースにも、
われわれは醤油を足したがるのである。海外に留学した料理人は、まず、
そのことを知って愕然とするという。
日本人が「世界で通用する名コックをなかなか生むことができない」という話自体が
怪しいが。「繊細な味覚をもっている」のなら、アミノ酸中毒でもかまわないのでは。
実際、ほんの 2 段落前では、唐沢俊一のいうアミノ酸中毒はアジア人全般の性質と
されていたはずなのに、ここでは日本人コックに限定されているのは、さすがに中国人
を含めてしまうと、「世界で通用する名コックをなかなか生むことができない」などと
強弁できなくなるからだと思われる。
で、「どんな素晴らしい味のソースにも、われわれは醤油を足したがる」というのは、
「そんなことはない」としかいいようがないわけだが。フランス料理でも何でも醤油を
かけたがるというのは、昔の日本人にはそういう人もときどきいたというだけの話でしか
ないだろう。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1211615504/893
>893 :無名草子さん:2008/06/06(金) 00:56:07
>『笑うクスリ指』 P162
>
>>日本人が、水の味を味わい分けるという繊細な味覚をもっているのに、
>>世界で通用する名コックをなかなか生むことができないのも、
>>この生まれつきのアミノ酸中毒のせいである。
>
>滅茶苦茶な文章。
>「アミノ酸中毒」とは、ここでは「醤油中毒」のことを指す。
>「醤油中毒」だから「世界で通用する名コックになれない」のはどうしてなの?
>味覚がおかしいから? 「繊細な味覚をもっている」って書いているくせに。
>で、日本人で「世界で通用する名コック」はいないの? そう言い切るの?
>「生まれつきのアミノ酸中毒」って、先天的に中毒して生まれてくるって事?
>
> まともな知性のある人間には絶対に書けない文章だね。
2008/6/8 18:53
投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/
http://tondemonai2.web.fc2.com/
2008/6/8 2:18
投稿者:金平糖
我が家はなんでも醤油の家で
ほぼどんな料理でも醤油で食べますし、
どんなうまいソースにも醤油を足したくなるのは事実ですが、
うちが世間とは違う風変わりな家庭だと言う自覚はあります。
うちは焼きそばも醤油なわけですが、唐沢さんも醤油なのだろうか?
これは周りからかなり変だと言われるのですがね。
台所にソースが存在しない我が家でもケチャップやマヨネーズ、味噌は普通にあるんだが
隠し味まで含めてわずかでも醤油を入れる料理が8割ならまだ納得できるんですけどね。(事実かどうかは置いておいて)
あと、この理屈でいくと、
名古屋の人はアジア人じゃないことになりそうなんだが、、
ほぼどんな料理でも醤油で食べますし、
どんなうまいソースにも醤油を足したくなるのは事実ですが、
うちが世間とは違う風変わりな家庭だと言う自覚はあります。
うちは焼きそばも醤油なわけですが、唐沢さんも醤油なのだろうか?
これは周りからかなり変だと言われるのですがね。
台所にソースが存在しない我が家でもケチャップやマヨネーズ、味噌は普通にあるんだが
隠し味まで含めてわずかでも醤油を入れる料理が8割ならまだ納得できるんですけどね。(事実かどうかは置いておいて)
あと、この理屈でいくと、
名古屋の人はアジア人じゃないことになりそうなんだが、、
ここまで広げても、かなり微妙な気もするのですけどね。スープや
シチュー系がきついんじゃないかと思います。まあ味噌汁にも醤油を
たらしカレーにも醤油をかけるくらいまではまだ何とかできるとして
も、ホワイトシチューとかになると無理があるでしょう。
個人的には、もともと醤油より味噌の方が好きだったうえに、最近、
豆腐も塩だけかけて食べたり、醤油離れしてしまっていますが。
あと、迷ったけれど本文ではスルーしたマヨネーズ。何でもかんでも
マヨネーズをかけるという方向にはいっていませんが、焼きそばと
お好み焼きはもうマヨネーズなしでは寂しいと感じるように。これ、
小さい頃はソースだけで食べていたはずなのに。