トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/5/11  2:58

つまりラヴィアンローズとは縁のない人なのね  その他の雑学本 間違い探し編

『裏モノの神様』 P.221
清濁併せ呑み、条理も不条理も、一緒にくるみこんで
「セ・ラ・ヴィ(これが世の中さ)」と愛せる人でなくっては、
裏を理解することは出来ないと言っていい。

×これが世の中さ ○これが人生だ

C'est la vie を「これぞ人生だ」と訳するべきか、「人生こんなもんさ」と訳するべきかと
いった議論はありだと思うが、vie の部分を「人生」にするか「世の中」にするかという
話は聞かない。vie は英語の life とほぼ同義で、「世の中」と訳することはあまりない。

http://www.dicts.info/ud.php?l1=French&l2=Japanese

参考 URL:
- http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1133926
- http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BB%A5%E9%A5%F4%A5%A3

2ちゃんねるのスレの方の妙な盛り上がり (論点は真偽以外) は Read More を参照。





http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1210096847/180-

180 :無名草子さん:2008/05/10(土) 17:00:17
『裏モノの神様』あとがき P221

>清濁併せ呑み、条理も不条理も、一緒にくるみこんで
>「セ・ラ・ヴィ(これが世の中さ)」と愛せる人でなくっては、
>裏を理解することは出来ないと言っていい。

 C'est la vie;これが人生だ。

186 :無名草子さん:2008/05/10(土) 19:58:28
>>180
>「セ・ラ・ヴィ(これが世の中さ)」

こんな間違いをする人間がバルトを訳せるわけがないだろうw


187 :無名草子さん:2008/05/10(土) 20:37:39
つうか、フランス語が全然できない人間であっても、
芥川の『舞踏会』の「私は花火の事を考へてゐたのです。 我々の生(ヴイ)のやうな花火の事を。」
を思い出せば、ヴィを「世の中」と訳す前に、ちょっと待てよと自分にツッコミを入れると
思うんだが……。
唐沢の通っていた学校では、『舞踏会』は教科書に採用されてなかったのかなあ。

188 :無名草子さん:2008/05/10(土) 21:34:40
>>187
私はその舞踏会の一節は知らないが。

「ラヴィアンローズ」って、シャンソンの曲名として一番有名だけど「バラ色の人生」
って意味だって事くらい知ってても全然不思議じゃない筈だよね。ローズはそのま
んまだから、(ラ)ヴィが人生なんだろうなぁノって普通思うじゃん。腐っても知識人
気取ってるんでしょ?

この人に、世間の常識の無さみたいな事を指摘するようなコラムを書かれるのは、
本当に腹立たしいよ。

189 :無名草子さん:2008/05/10(土) 21:46:40
>>187
>芥川の『舞踏会』の「私は花火の事を考へてゐたのです。 我々の生(ヴイ)のやうな花火の事を。」
>を思い出せば

思い出せば、ね。
しかし、仮に過去に読んだことがあったとしても、
「セ・ラ・ヴィ」を見て芥川のその一節を思い出すような人間がどんだけいるというのかw
強引すぎて、さすがに変w

190 :無名草子さん:2008/05/10(土) 21:51:11
たかが雑文ライターごときが「ヴィ」を「世の中」と超訳したぐらいのこと、
ことさらあげつらって笑うようなことでもない。
しかし唐沢俊一という御仁は、これまで長きに渡り
さんざん偉そうに物知りぶって他人をてひどく馬鹿にしていたから、
その過去の悪業がブーメランで全部自分に返ってきてるんだよねえ。

191 :無名草子さん:2008/05/10(土) 22:05:28
>>190
超訳なんてものじゃなくて、単なる誤訳だろ。
ただまあ、ここまで低知能だってことがバレさえしてなかったら、
超訳かな?というお優しい解釈をしてくれる人も多かったかもね。
それがバレないように、知恵遅れの超人的な努力 (by 町山) をしてたんだろうな。

192 :無名草子さん:2008/05/10(土) 22:12:00
>>189
おいおい。一応唐沢って、三島がどうの、賢治がどうのと
雑学本に書き散らしていたりした人間なんだぞ。
教科書にも載っているような有名どころの短編の有名な一節くらい、
思い出してもいいだろうにというのがそんな酷な要求なのか?w

さらに朝日の書評では、文学の書評のプロである東浩紀の本の書評で
http://book.asahi.com/review/TKY200705220231.html
>ライトノベルに比較された時の自然主義文学への勉強不足(本書での認識はクラシックに過ぎる
>だろう)を気にもとめずどんどん話を断定的に進めていくあたりの痛快さは、喩(たと)えが
>変かもしれないが、剣豪小説のような、スカッとした読後感を残す。

と、「自然主義文学への勉強不足(本書での認識はクラシックに過ぎる」なんて
超偉そうなことを書いていて、この体たらくなんだぞ?

194 :無名草子さん:2008/05/10(土) 22:20:28
唐沢のトンデモフランス語関係では、これも笑えていいよん↓
http://tondemonai2.web.fc2.com/217.html
>・フランス人はパンでも男性器でも、棒状のものはみなバゲットと呼ぶ。


195 :無名草子さん:2008/05/10(土) 22:28:04
ここら辺も、フランス語ダメでしょ唐沢さん、なネタ↓
http://tondemonai2.web.fc2.com/130.html
http://tondemonai2.web.fc2.com/132.html
http://tondemonai2.web.fc2.com/137.html

本が出た当時も、あれこれ指摘されたんじゃないかな。
逆襲より後の雑学本には、フランス語ネタを多用しなくなっていると思う。

196 :無名草子さん:2008/05/10(土) 22:29:09
>>191
お優しい解釈?
191の目には、>>190のような書き込みさえ唐沢擁護に見えるのかね。


197 :無名草子さん:2008/05/10(土) 22:30:55
>>192
たかが唐沢俊一ごときに熱くなるなよ。みっともない。

207 :無名草子さん:2008/05/10(土) 23:38:40
唐沢の東本書評、

>ライトノベルに比較された時の自然主義文学への勉強不足(本書での認識はクラシックに過ぎる
>だろう)

てのが分からなかったんだよ。どういう意味で言ってるのか。
書評が出た頃は東の自然主義文学観が柄谷に依拠しすぎってことだと思
ったけど、いまになってみると、唐沢が柄谷を読んでいて、しかも、
その後に柄谷批判もそれなりに出たことを知っててこう書いたとは思え
なくなった。

>>202
雑学がデタラメなのを怖くて出せないてのはないと思うけど、パクリは
結構警戒されてる。漫棚通信からのパクリが発覚したとき、ああいう事
をされて編集が見抜けるかどうか心許ないってんで、ずいぶん「怖いね」
と言い合ってたもんだよ。

210 :無名草子さん:2008/05/11(日) 00:05:09
>>196
? 「お優しい解釈」といったら最後、「>>190のような書き込みさえ唐沢擁護に見える」てな
ことにされてしまうのか。恐い恐い。

211 :無名草子さん:2008/05/11(日) 00:09:24
そして >>197 の目にはなぜか、>>192 程度の書き込みが
熱くなっているかのように見える、と。
大丈夫か、そんなデリケートで。w



   
 
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