2008/4/29 14:45
地球の (ちょっとだけ) 長い 1 年 『トンデモ一行知識の逆襲』間違い探し編
『トンデモ一行知識の逆襲』 P.90 欄外
国立天文台によると 1 年の長さは 365.24219 日。これに従うと最後の桁の「8」が余分。
http://www.nao.ac.jp/QA/faq/a0302.html
> 地球が太陽のまわりを回る(公転)のにかかる日数は365日ちょうどではなく、平均
>すると約365.24219日です。これは時間に直すと365日と6時間足らずの端数がある
>ことを意味します。言い換えれば、地球は太陽のまわりを365日と約6時間かけて
>ちょうど1回転し、元の位置に戻ってくるということです。
>(春分点を通過してから次に春分点を通過するまでにかかる時間の平均が365.24219
>日です。厳密に言うと、春分点は星空の中を移動していますので、星空に対して地球が
>太陽を1周する時間を考えると365.25636日となり、春分点から春分点までの時間とは
>違います。しかし、季節と一致するように1年の長さを決めるときには春分点を基準にし
>ますので、普通に「1年の長さ」と言ったときには、365.24219日のほうを指しています。)
ただし、ググってみると、365.242199 日としているところも多数ひっかかる (365.242198
よりも多いくらい)。これは、かつて 1 年の長さが秒の定義のもととなっていた、1900 年
時点での長さ 365.242198781 日からきているものと思われる。
これを正しく四捨五入すると 365.242199 日、唐沢俊一同様間違えると 365.242198 日。
http://wapedia.mobi/ja/回帰年
>平均回帰年は時点によって次のように異なる。
>1)1900年1月0日12時の値 365日5時間48分45.9747秒=365.242 198 781日
>(かって秒の定義となっていた。)
>2)2000年1月0日12時の値 365日5時間48分45.4441秒=365.242 192 64日
>3)2008年年央値(天文年鑑2008による) 365日5時間48分45.205秒=365.242 189 87日
結論: 「正確には」なんて、書かなければよかったのに。
・地球歴の一年は正確には365.242198日である。
国立天文台によると 1 年の長さは 365.24219 日。これに従うと最後の桁の「8」が余分。
http://www.nao.ac.jp/QA/faq/a0302.html
> 地球が太陽のまわりを回る(公転)のにかかる日数は365日ちょうどではなく、平均
>すると約365.24219日です。これは時間に直すと365日と6時間足らずの端数がある
>ことを意味します。言い換えれば、地球は太陽のまわりを365日と約6時間かけて
>ちょうど1回転し、元の位置に戻ってくるということです。
>(春分点を通過してから次に春分点を通過するまでにかかる時間の平均が365.24219
>日です。厳密に言うと、春分点は星空の中を移動していますので、星空に対して地球が
>太陽を1周する時間を考えると365.25636日となり、春分点から春分点までの時間とは
>違います。しかし、季節と一致するように1年の長さを決めるときには春分点を基準にし
>ますので、普通に「1年の長さ」と言ったときには、365.24219日のほうを指しています。)
ただし、ググってみると、365.242199 日としているところも多数ひっかかる (365.242198
よりも多いくらい)。これは、かつて 1 年の長さが秒の定義のもととなっていた、1900 年
時点での長さ 365.242198781 日からきているものと思われる。
これを正しく四捨五入すると 365.242199 日、唐沢俊一同様間違えると 365.242198 日。
http://wapedia.mobi/ja/回帰年
>平均回帰年は時点によって次のように異なる。
>1)1900年1月0日12時の値 365日5時間48分45.9747秒=365.242 198 781日
>(かって秒の定義となっていた。)
>2)2000年1月0日12時の値 365日5時間48分45.4441秒=365.242 192 64日
>3)2008年年央値(天文年鑑2008による) 365日5時間48分45.205秒=365.242 189 87日
結論: 「正確には」なんて、書かなければよかったのに。