2008/4/12 5:01
山梨の王様より、いちごの王様 『トンデモ一行知識の逆襲』間違い探し編
『トンデモ一行知識の逆襲』 P.45
サンリオの公式サイトには「スペイン語のSan Rioに由来」との「代表取締役 辻 信太郎」
の言葉があり、唐沢本人がスーパーバイザーをつとめていた「トリビアの泉」では、「ガセ
ビアの沼」送りになったネタ。
http://www.sanrio.co.jp/corporate/about/message.html
> サンリオ-この社名はスペイン語のSan Rioに由来しています。Sanは地名にサンフラ
>ンシスコSan FranciscoやサンディエゴSan Diegoとあるように、英語のセントSaint
>(St.)、日本語の「きよ聖らか」という意味であり、Rioは川沿いの街の地名にリオデジャ
>ネイロRio de JaneiroやリオグランデRio Grandeとあるように英語のリバーRiver、日本
>語の「河」という意味です。
> ですから、SanrioとはSaint River「聖なる河」を表す言葉なのです。
> 私たちは「人類が最初に住み始めたと言われる河のほとりに聖らかな文化を築きた
>い」という気持ちでこの会社を設立し、「其処に集まる人々がお互いに思いやりを持ち、
>仲良く暮らせるコミュニティ(集団)を作りたい。」という願いをこめて今日まで運営し続け
>ています。
http://www.oride.net/trivia/trivia668-672.htm
>ガセビアの沼No.003 「株式会社サンリオの社名は山梨県出身の創業者が『山梨の王
>になりたい』と『山梨王(サンリオ)』と名付けたことからきている」というのはガセ
サンリオの社名は諸説あるというのはわかるんだけど、同じ「サンリ」は山梨の音読みと
する説でも、「オ」は単に語呂がよいからつけたという説と比べると、「オ」は「王」説の方は
やや根拠薄弱だし、本当に「『山梨の王』になるとの志から」つけたとするなら、1970 年代
後半の時点で既に、創業者が「王」だといっていないのは腰が引け過ぎ (?) では。
以下、http://ja.wikipedia.org/wiki/サンリオ を元にした、社名の由来の説いろいろ。
1. スペイン語の San Rio に由来、Sanrio とは Saint River 「聖なる河」を表す言葉。
2000 年の『これがサンリオの秘密です』(扶桑社)の中の、創業者の辻自身の言葉。
前述の通り、サンリオの公式サイトにも辻信太郎の言葉として掲載されている。
http://www.sanrio.co.jp/corporate/about/message.html
2. 「サンリ」は山梨の音読み、「オ」は語呂がよいから。
1978 年の『週刊現代』 6 月 8 日号の記事、サンリオについてのレポート記事。
1979 年の『サンリオの奇跡 -世界制覇を夢見る男達』(PHP研究所)、関係者に取材。
1980 年の『宝石』 7 月号の対談記事、辻自身がこの説を認めるような発言。
3. 「サンリ」は山梨の音読み、「オ」は「王」で、山梨の王になるという志でつけた。
1986 年の『変体少女文字の研究』の中で辻の言葉としてあげられている。
2007 年多摩市での講演会で、サンリオ創始の関係者がそう語った。
× 1979 年の『サンリオの奇跡 -世界制覇を夢見る男達』では否定されている。
× 1990 年の『サンリオ物語 こうして一つの企業は生まれた』でも否定されている。
× 2000 年の『これがサンリオの秘密です』でも否定されている。
× 2005 年のフジテレビ「トリビアの泉」でも否定、「ガセビアの沼」で取り上げられた。
( http://b.hatena.ne.jp/entry/73316 によると、「ガセビアの沼」のちょっと前には、
『ダ・カーポ』でも否定されていた模様)
何か「王」って、社長以外の人に限っていっているような気も。
・サンリオの社名は、社長が山梨県の出身で「山梨の王」になるとの
志から「山梨王(サンリオ)」と名付けられた。
サンリオの公式サイトには「スペイン語のSan Rioに由来」との「代表取締役 辻 信太郎」
の言葉があり、唐沢本人がスーパーバイザーをつとめていた「トリビアの泉」では、「ガセ
ビアの沼」送りになったネタ。
http://www.sanrio.co.jp/corporate/about/message.html
> サンリオ-この社名はスペイン語のSan Rioに由来しています。Sanは地名にサンフラ
>ンシスコSan FranciscoやサンディエゴSan Diegoとあるように、英語のセントSaint
>(St.)、日本語の「きよ聖らか」という意味であり、Rioは川沿いの街の地名にリオデジャ
>ネイロRio de JaneiroやリオグランデRio Grandeとあるように英語のリバーRiver、日本
>語の「河」という意味です。
> ですから、SanrioとはSaint River「聖なる河」を表す言葉なのです。
> 私たちは「人類が最初に住み始めたと言われる河のほとりに聖らかな文化を築きた
>い」という気持ちでこの会社を設立し、「其処に集まる人々がお互いに思いやりを持ち、
>仲良く暮らせるコミュニティ(集団)を作りたい。」という願いをこめて今日まで運営し続け
>ています。
http://www.oride.net/trivia/trivia668-672.htm
>ガセビアの沼No.003 「株式会社サンリオの社名は山梨県出身の創業者が『山梨の王
>になりたい』と『山梨王(サンリオ)』と名付けたことからきている」というのはガセ
サンリオの社名は諸説あるというのはわかるんだけど、同じ「サンリ」は山梨の音読みと
する説でも、「オ」は単に語呂がよいからつけたという説と比べると、「オ」は「王」説の方は
やや根拠薄弱だし、本当に「『山梨の王』になるとの志から」つけたとするなら、1970 年代
後半の時点で既に、創業者が「王」だといっていないのは腰が引け過ぎ (?) では。
以下、http://ja.wikipedia.org/wiki/サンリオ を元にした、社名の由来の説いろいろ。
1. スペイン語の San Rio に由来、Sanrio とは Saint River 「聖なる河」を表す言葉。
2000 年の『これがサンリオの秘密です』(扶桑社)の中の、創業者の辻自身の言葉。
前述の通り、サンリオの公式サイトにも辻信太郎の言葉として掲載されている。
http://www.sanrio.co.jp/corporate/about/message.html
2. 「サンリ」は山梨の音読み、「オ」は語呂がよいから。
1978 年の『週刊現代』 6 月 8 日号の記事、サンリオについてのレポート記事。
1979 年の『サンリオの奇跡 -世界制覇を夢見る男達』(PHP研究所)、関係者に取材。
1980 年の『宝石』 7 月号の対談記事、辻自身がこの説を認めるような発言。
3. 「サンリ」は山梨の音読み、「オ」は「王」で、山梨の王になるという志でつけた。
1986 年の『変体少女文字の研究』の中で辻の言葉としてあげられている。
2007 年多摩市での講演会で、サンリオ創始の関係者がそう語った。
× 1979 年の『サンリオの奇跡 -世界制覇を夢見る男達』では否定されている。
× 1990 年の『サンリオ物語 こうして一つの企業は生まれた』でも否定されている。
× 2000 年の『これがサンリオの秘密です』でも否定されている。
× 2005 年のフジテレビ「トリビアの泉」でも否定、「ガセビアの沼」で取り上げられた。
( http://b.hatena.ne.jp/entry/73316 によると、「ガセビアの沼」のちょっと前には、
『ダ・カーポ』でも否定されていた模様)
何か「王」って、社長以外の人に限っていっているような気も。