2008/4/8 1:47
フランスではパールは 10 月の誕生石 『トンデモ一行知識の逆襲』間違い探し編
『トンデモ一行知識の逆襲』 P.102 ~ P.103
×全国宝石商組合 ○全国宝石卸商協同組合
「珊瑚」が漢字、「ヒスイ」がカタカナなのは原文ママ。
「現在の誕生石は、こんな神秘思想とは関係なく」などというくらいなら、そもそも表題の
「誕生石の起源は古代バビロニアである」と、それに続く蘊蓄は何だったのだろうかとも
思うが、おいといて。(さらに、誕生石の由来では、よく引き合いに出される聖書について、
スルーしている理由も不明だが、それもおいといて)。
日本では確かに、3 月にサンゴ、5 月にヒスイ、そして最近では 12 月にラビスラズリを
加えることもあるようだが、それ以外はアメリカやイギリスと大して違わない。
フランスの誕生石では、日本・アメリカ・イギリスでは 7 月の誕生石であるルビーが 3 月
にきて、日本・アメリカ・イギリスでは 3 月の誕生石であるアクアマリンが 10 月にくる。
フランスではパールも 10 月だが、これは日本・アメリカ・イギリスでは 6 月の誕生石。
日本・アメリカ・イギリスでは 9 月のサファイアがフランスでは 6 月。
「日本のみは、このリストに従わず」どころの話ではない。
また、オーストラリアの 5 月の誕生石のグリーントルマリン、カナダの 10 月のタイガー
アイ、12 月のオニキスといった、他の国の誕生石にはない宝石を追加する例もあり、
日本のサンゴ、ヒスイもこれと同様のバリエーションに過ぎない。
( 以上、http://sky.geocities.jp/weinenkatze/ls/kuni.html の誕生石の表がベース)。
もちろん、現在の誕生石は、こんな神秘思想とは関係なく、一九一二年、
アメリカの宝石商組合が定めたものと、一九三七年イギリスの貴金属商
組合が定めたものが基本になっている。
日本のみは、このリストに従わず、一九五八年に全国宝石商組合が、
三月に珊瑚、五月にヒスイなど独自のものを入れて、“日本の誕生石”
というのを定めている。
×全国宝石商組合 ○全国宝石卸商協同組合
「珊瑚」が漢字、「ヒスイ」がカタカナなのは原文ママ。
「現在の誕生石は、こんな神秘思想とは関係なく」などというくらいなら、そもそも表題の
「誕生石の起源は古代バビロニアである」と、それに続く蘊蓄は何だったのだろうかとも
思うが、おいといて。(さらに、誕生石の由来では、よく引き合いに出される聖書について、
スルーしている理由も不明だが、それもおいといて)。
日本では確かに、3 月にサンゴ、5 月にヒスイ、そして最近では 12 月にラビスラズリを
加えることもあるようだが、それ以外はアメリカやイギリスと大して違わない。
フランスの誕生石では、日本・アメリカ・イギリスでは 7 月の誕生石であるルビーが 3 月
にきて、日本・アメリカ・イギリスでは 3 月の誕生石であるアクアマリンが 10 月にくる。
フランスではパールも 10 月だが、これは日本・アメリカ・イギリスでは 6 月の誕生石。
日本・アメリカ・イギリスでは 9 月のサファイアがフランスでは 6 月。
「日本のみは、このリストに従わず」どころの話ではない。
また、オーストラリアの 5 月の誕生石のグリーントルマリン、カナダの 10 月のタイガー
アイ、12 月のオニキスといった、他の国の誕生石にはない宝石を追加する例もあり、
日本のサンゴ、ヒスイもこれと同様のバリエーションに過ぎない。
( 以上、http://sky.geocities.jp/weinenkatze/ls/kuni.html の誕生石の表がベース)。