2008/3/30 10:49
カフェインだってスマート・ドラッグ 『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編
『トンデモ一行知識の世界』 P.203
何かいろいろと無理なんじゃないかと思う。
「プロプラノール」を検索しようとしたら、Google に「もしかして: プロプラノロール」
といわれてしまったわけだが。
それと、ヌートゥロピクスはスマート・ドラッグの別名であって、スマート・ドラッグを
「さらに高度」にしたものではない。
イデベノンは、「脳代謝・精神症状改善剤として昭和61年に医療用医薬品として
承認されたが、平成10年に再評価により、承認が取り消されている」 [1]。
Wikipedia によると、バソプレッシンは、「抗利尿ホルモン(英 Antidiuretic hormone,
ADH)、血圧上昇ホルモン」[2]。ただし、『頭の良くなる薬スマート・ドラッグ』 (第三
書館)には、本来の用途とは別に、『注意力、集中力、記憶の定着、記憶したことを
思い出す能力(長期、短期記憶ともに)を改善する』と書かれているという [3]。
プロプラノールならぬプロプラノロールは、「不整脈、高血圧、心筋梗塞、緑内障、
偏頭痛の治療に使用」[4] するそうだ。これについては、スマート・ドラッグには
分類されない [5]。
一方、スマート・ドラッグとして言及されることが多く、前出の『頭の良くなる薬スマー
ト・ドラッグ』 (http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4807494074/ref=dp_toc)
の目次にも載っているピラセタムやアニラセタムについては、なぜかスルー。
[1] http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/03/h0307-3.html
[2] http://ja.wikipedia.org/wiki/バソプレッシン
[3] http://members.tripod.com/%7Etfu/sd_info.html
[4] http://ja.wikipedia.org/wiki/プロプラノロール
[5] http://ja.wikipedia.org/wiki/スマートドラッグ
いまや頭のよくなるクスリは夢物語ではない。スマート・ドラッグと称して、
欧米では市販さえされている。日本でもイデベノンやバソブレッシン、プロ
プラノールなどは数年後にはポピュラーなものになっているだろうと予想
される。さらに高度な、ヌートゥロピクス(知的能力促進剤)と呼ばれるもの
も、ブームと言えるほどのいきおいでデータが次々公表されている。嗚呼、
こういう時代に生まれていればも少しアタマがよくなったものを。
何かいろいろと無理なんじゃないかと思う。
「プロプラノール」を検索しようとしたら、Google に「もしかして: プロプラノロール」
といわれてしまったわけだが。
それと、ヌートゥロピクスはスマート・ドラッグの別名であって、スマート・ドラッグを
「さらに高度」にしたものではない。
イデベノンは、「脳代謝・精神症状改善剤として昭和61年に医療用医薬品として
承認されたが、平成10年に再評価により、承認が取り消されている」 [1]。
Wikipedia によると、バソプレッシンは、「抗利尿ホルモン(英 Antidiuretic hormone,
ADH)、血圧上昇ホルモン」[2]。ただし、『頭の良くなる薬スマート・ドラッグ』 (第三
書館)には、本来の用途とは別に、『注意力、集中力、記憶の定着、記憶したことを
思い出す能力(長期、短期記憶ともに)を改善する』と書かれているという [3]。
プロプラノールならぬプロプラノロールは、「不整脈、高血圧、心筋梗塞、緑内障、
偏頭痛の治療に使用」[4] するそうだ。これについては、スマート・ドラッグには
分類されない [5]。
一方、スマート・ドラッグとして言及されることが多く、前出の『頭の良くなる薬スマー
ト・ドラッグ』 (http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4807494074/ref=dp_toc)
の目次にも載っているピラセタムやアニラセタムについては、なぜかスルー。
[1] http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/03/h0307-3.html
[2] http://ja.wikipedia.org/wiki/バソプレッシン
[3] http://members.tripod.com/%7Etfu/sd_info.html
[4] http://ja.wikipedia.org/wiki/プロプラノロール
[5] http://ja.wikipedia.org/wiki/スマートドラッグ