トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/3/29  20:25

ノストラダムスも妖術師もビリーバー唐沢俊一にとっては本物?  『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編

『トンデモ一行知識の世界』 P.155
そうこうするうち、夫のアンリ二世が槍試合中の事故で目を突き、世を去る。
この事故は、かの大予言者、ノストラダムスが予言したということで有名である
が、あるいはカトリーヌ配下の妖術使いたちの力が働いていたのかもしれない。

かの大予言者、ノストラダムス」と、注釈抜きで持ち上げてそのままというのは、仮にも
「と学会」の中心メンバーとされている唐沢俊一の文章としていかがなものか。

- 『トンデモ ノストラダムス本の世界』 山本弘著
 (http://www.amazon.co.jp/dp/4896913264)

- 『トンデモ・ノストラダムス解剖学―本当のことを、みんな知らない』 志水一夫著
 (http://www.amazon.co.jp/dp/488718493X)

- 『ノストラダムスの大誤解―イカサマまみれの伝説43の真相』 ジェイムズ・ランディ
 皆神龍太郎著 (http://www.amazon.co.jp/dp/4872334590)

志水一夫『トンデモ・ノストラダムス解剖学』に関しては、ツッコミをいれているページ
http://www.geocities.jp/nostradamuszakkicho/sonota/simizu.htm もあり、そこには

>(唐沢俊一・志水一夫『トンデモ創世記2000』イーハトーヴ出版、1999年。この節の
>見出しは「こんなところにもノストラダムス」。これは唐沢氏の発言に基づく節名)


――と、唐沢俊一と志水一夫の対談の紹介あり。1999 年ということは、考えてみれば
『トンデモ一行知識の世界』のたった 1 年後に出版された本なのだが、短期間に大きく
ノストラダムスへの考え方を変更したのだろうか。

それと、カトリーヌ・ド・メディチの周辺に自称妖術師という触れ込みの人物が集まっていた
というだけならば、単に真偽不明な怪しげな説で済むけれど、「カトリーヌ配下の妖術使い
たちの力が働いていたのかも
」までいくと、その妖術使いやらが何か超自然的な能力でも
駆使して、アンリ二世の負傷・死亡に関与した可能性をまじめに信じているようだ。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1206236626/327
>327 :無名草子さん:2008/03/25(火) 07:55:32
>『トンデモ一行知識の世界』P155

>>そうこうするうち、夫のアンリ二世が槍試合中の事故で目を突き、世を去る。
>>この事故は、かの大預言者、ノストラダムスが予言したということで有名であるが、
>>あるいはカトリーヌ配下の妖術使いたちの力が働いていたのかもしれない。

>おいおい、あんた「と学会」の中心メンバーじゃねえのかい? 「かの大預言者」なんて
>持ち上げていいのかね。
>あんたのお友達山本弘だって『トンデモ ノストラダムス本の世界』洋泉社の中で
>(P33-P35)、この予言が
>インチキだって解説してるぜ。唐沢サーガでは「妖術使い」もOKらしいし。


参考 URL:
- http://www.ne.jp/asahi/mm/asakura/nostra/proph_text/Centurie_01.htm
- http://www.ne.jp/asahi/mm/asakura/nostra/proph_text/Epistre.htm
- http://nrn.hp.infoseek.co.jp/RCNJ/rcnj-1.htm



   
 
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