2008/3/15 19:11
まあ平らなピッチャーマウンドという話もあったし その他の雑学本 間違い探し編
『史上最強のムダ知識』 P.242
『史上最強のムダ知識』 P.243
『あしたのジョー』の力石を体格良く描いてしまったために、ボクシングで戦わせる
ために力石に過酷な減量をさせることになったとか、寺山修司が力石徹の葬式を
企画しファンが多数参列したとかネタは、あまりに有名なエピソードで、唐沢俊一が
何を考えてあえて取り上げたかは不明だが、比較的最近のちばてつやの証言を
とると、「作者の勘違い」は立派なガセビアか名誉毀損かという話になるかも。
雑誌連載ならではの、途中で新構想というのと、ルールに無知なための「勘違い」
とは異なるのだから。
http://katayamam.iza.ne.jp/blog/tag/71735/
>原作者の高森朝雄(梶原一騎)氏は登場人物について体格などの具体的な設定
>はなく、セリフや言動で雰囲気を出す描き方。読んでいるうちにちばさんの中で、
>「少年院の番長格」という力石のイメージができてきて、自然にジョーよりも一回り
>大きく描いていたのです。
>
>2人で綿密な打ち合わせを繰り返した中では、力石とプロで闘う構想はなかった
>そうで、途中で新構想を聞かされて愕然。
>
>少年院内での殴り合いなら体格が違っても問題ありませんが、プロで対決すると
>なれば、当然、体重別の階級があるわけで、そのままではストーリーに破綻を
>きたすことになるからです。
>
>苦肉の策というか、つじつま合わせで出てきたのが、厳しい減量。力石が減量に
>苦しみ、絞り抜いた身体で鬼気迫るファイトを見せるところが、この漫画の最大の
>ヤマ場となり、壮絶な闘いがもとで命を落とした力石は「ヒーロー」として熱狂的な
>人気を得ました。
『あしたのジョー』の力石は、作者の勘違いが原因で死亡した。
『史上最強のムダ知識』 P.243
『あしたのジョー』の作画を担当した、ちばてつやは、連載初期の頃は、
ボクシングが体重によって階級が分かれていることを知らなかった。
このため、主人公ジョーの、ライバル・力石徹の登場シーンで、ちばは
彼をジョーより頭一つ大きな体格で描いてしまった。
これを知った原作者の梶原一騎は、話の辻褄を合わせるために、力石が
ジョーのいる階級で戦うため熾烈な減量(2階級分)をさせることになる。
『あしたのジョー』の力石を体格良く描いてしまったために、ボクシングで戦わせる
ために力石に過酷な減量をさせることになったとか、寺山修司が力石徹の葬式を
企画しファンが多数参列したとかネタは、あまりに有名なエピソードで、唐沢俊一が
何を考えてあえて取り上げたかは不明だが、比較的最近のちばてつやの証言を
とると、「作者の勘違い」は立派なガセビアか名誉毀損かという話になるかも。
雑誌連載ならではの、途中で新構想というのと、ルールに無知なための「勘違い」
とは異なるのだから。
http://katayamam.iza.ne.jp/blog/tag/71735/
>原作者の高森朝雄(梶原一騎)氏は登場人物について体格などの具体的な設定
>はなく、セリフや言動で雰囲気を出す描き方。読んでいるうちにちばさんの中で、
>「少年院の番長格」という力石のイメージができてきて、自然にジョーよりも一回り
>大きく描いていたのです。
>
>2人で綿密な打ち合わせを繰り返した中では、力石とプロで闘う構想はなかった
>そうで、途中で新構想を聞かされて愕然。
>
>少年院内での殴り合いなら体格が違っても問題ありませんが、プロで対決すると
>なれば、当然、体重別の階級があるわけで、そのままではストーリーに破綻を
>きたすことになるからです。
>
>苦肉の策というか、つじつま合わせで出てきたのが、厳しい減量。力石が減量に
>苦しみ、絞り抜いた身体で鬼気迫るファイトを見せるところが、この漫画の最大の
>ヤマ場となり、壮絶な闘いがもとで命を落とした力石は「ヒーロー」として熱狂的な
>人気を得ました。