2008/3/10 20:18
羽のはえたバルタン星人を描いた漫画家もいる その他の雑学本 間違い探し編
『至上最強のムダ知識』 P.239
初代ウルトラマンのナレーションでは、「ウルトラマンのエネルギーは地球上では急激に
消耗する」とは言っていても、下に引用の神戸新聞の記事にあるが、「当初、番組内では
『三分』という時間に触れられることはなかった」。
「変身時間が3分」という公式な設定も最初は存在せず、大伴昌司が「少年マガジン」の
巻頭特集で、「勝手に設定」したものの一つだったそうだ。
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/cul/474.html
> 数多い大伴の仕事の中でも、後世にも強い影響を与えたのが、六〇年代後半から
>死の直前まで続けられた、雑誌「少年マガジン」の巻頭特集だ。ウルトラマンや怪獣に
>関する記事を展開し、世に「怪獣ブーム」の旋風を巻き起こした。
> この特集で大伴は、自ら編み出した、内部を「図解」する方法を駆使。そこではバルタン
>星人やカネゴンといった怪獣が、徹底的に「解剖」され、ビジュアル的に表現された。
>そして体長、体重から、武器、性格まで、すなわちキャラクターのバックグラウンドが、
>大伴の手で、いわば勝手に設定された。
> ウルトラマンの「三分」も、その一つだ。大伴は初代ウルトラマンのテレビ放映が始まる
>直前、同誌上でこの戦闘時間を“公表”した。しかし当初、番組内では「三分」という時間
>に触れられることはなかった。大伴のこの設定がファンらの「常識」として広く知れ渡った
>結果、後に公式の設定になったようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラマン
>劇中でも具体的な制限時間は述べられていないが、第7話でアントラーとの戦いの終盤、
>「あと30秒だ」というイデ隊員のセリフがある。「3分間」がナレーションで明言されるのは
>『帰ってきたウルトラマン』の第1話においてである。
おまけ (楳図ウルトラマン):
- http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17256874.html
>テレビ撮影の方もかなりタイトなスケジュールだったんでしょうね。事前に資料なんか
>ほとんどもらえなかったんです。〈略〉あとは僕の想像で描くしかない。
これが最初に指摘されたのは数スレ前のことだったので、元のやり取りは過去ログまたは
Read More を参照のこと。
http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1199865402/
558 :無名草子さん:2008/01/15(火) 13:42:18
立ち読みなので、正確な引用ではないが・・・
唐沢の『史上最強のムダ知識』(廣済堂出版)の中に
>(初代)「ウルトラマンが地球上では3分間しか変身していられない」という有名な設定は、
>テレビでは、ナレーションのみで語られている。
>そのため実は、ウルトラマン本編の登場人物たちは一度も「変身時間が3分間である」ことに
>言及していない。
・・・とある。
これは間違い。
ナレーションでは、「ウルトラマンのエネルギーは地球上では急激に消耗する」とは言っている
が、具体的な時間については全く言及していない。
「なぜ3分なのか」については、当時の関係者の証言も食い違っており、確かなことは判らない
のだが、「変身時間が3分」という公式な設定資料が存在せず、実は元々そんな設定はなかった
のかもしれないのだ。
あの設定は、当時多くの少年誌で巻頭グラビアの企画構成をしていた大伴昌司が、「週刊少年
マガジン」のグラビア用に勝手に作った設定である可能性が高い。
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/cul/474.html
それはともかく、ナレーションで変身時間に言及していないのは事実なので、唐沢の解説は、
完全な間違い。
559 :無名草子さん:2008/01/15(火) 13:47:14
本当に無駄な知識だったわけだな
568 :無名草子さん:2008/01/15(火) 14:54:31
『史上最強のムダ知識』(廣済堂出版)より、もう一つ。
>ウルトラマンの声を初めて「シュワッチ」と表現したのは、赤塚不二夫
・・・の元ネタ↓
http://www.ponycanyon.co.jp/ikochan/denpou/14.html
雑学自体に著作権があるわけではなく、元ネタがあるのも当然。
なので、罪の無い範囲かもしれないが、他人が苦労して辿り着いた結論を
あまりにちゃっかり持っていきすぎでは?
「ウルトラマンは地球上では3分間しか変身していられない」
という有名な設定は、テレビでは、ナレーションのみで語られている。
そのため実は、「ウルトラマン」本編の登場人物たちは、一度も
「変身時間が3分間である」ことに言及していない。
初代ウルトラマンのナレーションでは、「ウルトラマンのエネルギーは地球上では急激に
消耗する」とは言っていても、下に引用の神戸新聞の記事にあるが、「当初、番組内では
『三分』という時間に触れられることはなかった」。
「変身時間が3分」という公式な設定も最初は存在せず、大伴昌司が「少年マガジン」の
巻頭特集で、「勝手に設定」したものの一つだったそうだ。
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/cul/474.html
> 数多い大伴の仕事の中でも、後世にも強い影響を与えたのが、六〇年代後半から
>死の直前まで続けられた、雑誌「少年マガジン」の巻頭特集だ。ウルトラマンや怪獣に
>関する記事を展開し、世に「怪獣ブーム」の旋風を巻き起こした。
> この特集で大伴は、自ら編み出した、内部を「図解」する方法を駆使。そこではバルタン
>星人やカネゴンといった怪獣が、徹底的に「解剖」され、ビジュアル的に表現された。
>そして体長、体重から、武器、性格まで、すなわちキャラクターのバックグラウンドが、
>大伴の手で、いわば勝手に設定された。
> ウルトラマンの「三分」も、その一つだ。大伴は初代ウルトラマンのテレビ放映が始まる
>直前、同誌上でこの戦闘時間を“公表”した。しかし当初、番組内では「三分」という時間
>に触れられることはなかった。大伴のこの設定がファンらの「常識」として広く知れ渡った
>結果、後に公式の設定になったようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラマン
>劇中でも具体的な制限時間は述べられていないが、第7話でアントラーとの戦いの終盤、
>「あと30秒だ」というイデ隊員のセリフがある。「3分間」がナレーションで明言されるのは
>『帰ってきたウルトラマン』の第1話においてである。
おまけ (楳図ウルトラマン):
- http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17256874.html
>テレビ撮影の方もかなりタイトなスケジュールだったんでしょうね。事前に資料なんか
>ほとんどもらえなかったんです。〈略〉あとは僕の想像で描くしかない。
これが最初に指摘されたのは数スレ前のことだったので、元のやり取りは過去ログまたは
Read More を参照のこと。
http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1199865402/
558 :無名草子さん:2008/01/15(火) 13:42:18
立ち読みなので、正確な引用ではないが・・・
唐沢の『史上最強のムダ知識』(廣済堂出版)の中に
>(初代)「ウルトラマンが地球上では3分間しか変身していられない」という有名な設定は、
>テレビでは、ナレーションのみで語られている。
>そのため実は、ウルトラマン本編の登場人物たちは一度も「変身時間が3分間である」ことに
>言及していない。
・・・とある。
これは間違い。
ナレーションでは、「ウルトラマンのエネルギーは地球上では急激に消耗する」とは言っている
が、具体的な時間については全く言及していない。
「なぜ3分なのか」については、当時の関係者の証言も食い違っており、確かなことは判らない
のだが、「変身時間が3分」という公式な設定資料が存在せず、実は元々そんな設定はなかった
のかもしれないのだ。
あの設定は、当時多くの少年誌で巻頭グラビアの企画構成をしていた大伴昌司が、「週刊少年
マガジン」のグラビア用に勝手に作った設定である可能性が高い。
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/cul/474.html
それはともかく、ナレーションで変身時間に言及していないのは事実なので、唐沢の解説は、
完全な間違い。
559 :無名草子さん:2008/01/15(火) 13:47:14
本当に無駄な知識だったわけだな
568 :無名草子さん:2008/01/15(火) 14:54:31
『史上最強のムダ知識』(廣済堂出版)より、もう一つ。
>ウルトラマンの声を初めて「シュワッチ」と表現したのは、赤塚不二夫
・・・の元ネタ↓
http://www.ponycanyon.co.jp/ikochan/denpou/14.html
雑学自体に著作権があるわけではなく、元ネタがあるのも当然。
なので、罪の無い範囲かもしれないが、他人が苦労して辿り着いた結論を
あまりにちゃっかり持っていきすぎでは?