2008/3/8 12:20
シルバーウィークなだけに敬老の日が鍵かも その他の雑学本 間違い探し編
『唐沢俊一の雑学王』 P.26 「ゴールデンウィーク」のトリビア
「文化の日前後の連休」と言っても、文化の日の後には現在は休日は制定されていない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シルバーウィーク
>1950年代から1960年代にかけてゴールデンウィークを定着させた日本の映画界が11月
>下旬の勤労感謝の日の前後をシルバーウィークと称して興行を打っていた[1]。しかし
>ほとんど浸透しなかった。
>2000年代から新たにシルバーウィークと称される大型連休は、日付の並びなどで2009年
>9月に初実施が予定されている9月の大型連休と、現行の祝日の日付を移すことで11月
>初旬に構想されている大型連休とがある。
〈略〉
>1. 小林信彦『物情騒然。 人生は五十一から』文藝春秋社、2002年、p91-p92
上記の「9月の大型連休」は、ハッピーマンデー制度により敬老の日が 9 月第 3 月曜日に
移動したことと、敬老の日と一日おいて秋分の日がくる年には「国民の休日」制度で間の
日も休日になることから、年によっては大型連休となることを指す。2009 年は、敬老の日が
9 月 21 日 (月)、秋分の日が 9 月 23 日 (水) のため、これが実現する見込み。
http://ja.wikipedia.org/wiki/国民の休日
http://ja.wikipedia.org/wiki/ハッピーマンデー制度
唐沢俊一の書いた「11月3日、文化の日前後の連休」に該当するのは、「現行の祝日の
日付を移すことで11月初旬に構想されている大型連休」しかないが、これはまだ実現も
決定もしていない段階なので、普及するしない以前の問題。
さらに、この案が、「与党検討へ」とか報じられたのは 2007 年 5 月で、『雑学王』が出た
2007 年 3 月よりも後のことのため、唐沢俊一の書いた「文化の日前後」は、これが元の
誤解でもなさそう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シルバーウィーク
>2. 『読売新聞』「秋のGW「文化の日」前後に…与党検討へ」 2007年5月15日配信記事
>3. 『産経新聞』「秋のGW与党調整 「体育の日」+「文化の日」妥協案」 2007年5月19日
>配信記事
最初に引用した http://ja.wikipedia.org/wiki/シルバーウィーク では、かつて映画界が興行
を打つのに使用した (しかし定着しなかった) 方の「シルバーウィーク」は、「勤労感謝の日の
前後」としているが、ゴールデンウィークの項目では「文化の日を中心とした期間」となって
いる。BookShelf の辞書などにも「『十一月三日の文化の日を中心とする、休暇・催し物の
多い一週間』の通称」と。
「文化の日を中心とした期間」という言い方にも疑問が残るが、唐沢俊一はさらにそれを、
「文化の日の前後」という言い訳のききにくい表現に変換してしまったのではないだろうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゴールデンウィーク
>「ゴールデンウィーク」の名称は、映画会社の大映が正月映画やお盆映画並に興行成績
>が良かった期間として1951年に名付け、次第に他の業界にも広まった。大映は続いて秋
>の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」と名付けたが、こちらは定着しなかった。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kbys_ysm/dabun35.html
> ところが、調べてみるとすぐにわかった。普通の辞書に載っている。例えば Bookshelf
>には「『十一月三日の文化の日を中心とする、休暇・催し物の多い一週間』の通称」と
>書かれている。因みに、ゴールデンウィークは「『四月の終りから五月の初めにかけての、
>休日の多い一週間』の通称」となっている。
ゴールデンウィークに対抗して、11月3日、文化の日前後の
連休を「シルバーウィーク」というが、こちらは普及していない。
「文化の日前後の連休」と言っても、文化の日の後には現在は休日は制定されていない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シルバーウィーク
>1950年代から1960年代にかけてゴールデンウィークを定着させた日本の映画界が11月
>下旬の勤労感謝の日の前後をシルバーウィークと称して興行を打っていた[1]。しかし
>ほとんど浸透しなかった。
>2000年代から新たにシルバーウィークと称される大型連休は、日付の並びなどで2009年
>9月に初実施が予定されている9月の大型連休と、現行の祝日の日付を移すことで11月
>初旬に構想されている大型連休とがある。
〈略〉
>1. 小林信彦『物情騒然。 人生は五十一から』文藝春秋社、2002年、p91-p92
上記の「9月の大型連休」は、ハッピーマンデー制度により敬老の日が 9 月第 3 月曜日に
移動したことと、敬老の日と一日おいて秋分の日がくる年には「国民の休日」制度で間の
日も休日になることから、年によっては大型連休となることを指す。2009 年は、敬老の日が
9 月 21 日 (月)、秋分の日が 9 月 23 日 (水) のため、これが実現する見込み。
http://ja.wikipedia.org/wiki/国民の休日
http://ja.wikipedia.org/wiki/ハッピーマンデー制度
唐沢俊一の書いた「11月3日、文化の日前後の連休」に該当するのは、「現行の祝日の
日付を移すことで11月初旬に構想されている大型連休」しかないが、これはまだ実現も
決定もしていない段階なので、普及するしない以前の問題。
さらに、この案が、「与党検討へ」とか報じられたのは 2007 年 5 月で、『雑学王』が出た
2007 年 3 月よりも後のことのため、唐沢俊一の書いた「文化の日前後」は、これが元の
誤解でもなさそう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シルバーウィーク
>2. 『読売新聞』「秋のGW「文化の日」前後に…与党検討へ」 2007年5月15日配信記事
>3. 『産経新聞』「秋のGW与党調整 「体育の日」+「文化の日」妥協案」 2007年5月19日
>配信記事
最初に引用した http://ja.wikipedia.org/wiki/シルバーウィーク では、かつて映画界が興行
を打つのに使用した (しかし定着しなかった) 方の「シルバーウィーク」は、「勤労感謝の日の
前後」としているが、ゴールデンウィークの項目では「文化の日を中心とした期間」となって
いる。BookShelf の辞書などにも「『十一月三日の文化の日を中心とする、休暇・催し物の
多い一週間』の通称」と。
「文化の日を中心とした期間」という言い方にも疑問が残るが、唐沢俊一はさらにそれを、
「文化の日の前後」という言い訳のききにくい表現に変換してしまったのではないだろうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゴールデンウィーク
>「ゴールデンウィーク」の名称は、映画会社の大映が正月映画やお盆映画並に興行成績
>が良かった期間として1951年に名付け、次第に他の業界にも広まった。大映は続いて秋
>の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」と名付けたが、こちらは定着しなかった。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kbys_ysm/dabun35.html
> ところが、調べてみるとすぐにわかった。普通の辞書に載っている。例えば Bookshelf
>には「『十一月三日の文化の日を中心とする、休暇・催し物の多い一週間』の通称」と
>書かれている。因みに、ゴールデンウィークは「『四月の終りから五月の初めにかけての、
>休日の多い一週間』の通称」となっている。