2008/2/28 23:44
しかし本当に三島由紀夫が好きなんですね唐沢先生 その他の雑学本 間違い探し編
まあ FLASH の袋とじ記事も、雑学本の一種ということでの第三弾。
FLASH 2008年3月11日号
盗用以外の発禁本についての唐沢俊一のコメント
「三島のゲイはもはやファンの常識では?」にも首をひねるものがあるが、さらに
同じ発禁本特集中の唐沢のコラム「余裕がないから肖像権に敏感になる」のように、
――と「三島由紀夫がゲイ」と断言するのみにとどまらず、「知らないやつなんて
誰一人いない」とまで言ってしまうのは、三島由紀夫の同性愛嗜好の真偽とは別に、
もうガセとかデマとかの領域になるだろう。世の中の誰もが、唐沢俊一のように (?)
ゲイとかホモとかのネタに興味津々でしょっちゅう話題にするわけではないのだ。
また「性行為描写が問題に」とあるが、出版差し止めになった理由は、三島の手紙
の無断掲載は著作権侵害であるという遺族の訴えを、裁判所が認めたことによる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/福島次郎
>さらに、同書で三島の書簡を無断で掲載したことが著作権侵害に当たるとされ、
>三島の遺族から同書の出版差し止めを求める訴訟を起こされ、版元の文藝春秋
>と共に最高裁まで争ったが、2000年11月に敗訴が確定した。
それを表向きの理由と解釈したのだとしても、コラムの「三島由紀夫がゲイという
ことを知らないやつなんて~それをなぜ止めるのか」との整合性は今ひとつだ。
まさか、ゲイと (問題になるほどの?) 性行為描写は常にセットとなっているわけでも、
セットにしなければいけないわけでもないだろうに。
FLASH 2008年3月11日号
盗用以外の発禁本についての唐沢俊一のコメント
福島次郎「三島由紀夫 剣と寒紅」
唐沢「著者は三島のパートナーで、性行為描写が問題に。とはいえ三島の
ゲイはもはやファンの常識では?」
「三島のゲイはもはやファンの常識では?」にも首をひねるものがあるが、さらに
同じ発禁本特集中の唐沢のコラム「余裕がないから肖像権に敏感になる」のように、
たとえば福島次郎氏の「三島由紀夫 剣と寒紅」の差し止め訴訟なんて、
三島由紀夫がゲイということを知らないやつなんて誰一人いないわけです
から(笑)。それをなぜ止めるのか。
――と「三島由紀夫がゲイ」と断言するのみにとどまらず、「知らないやつなんて
誰一人いない」とまで言ってしまうのは、三島由紀夫の同性愛嗜好の真偽とは別に、
もうガセとかデマとかの領域になるだろう。世の中の誰もが、唐沢俊一のように (?)
ゲイとかホモとかのネタに興味津々でしょっちゅう話題にするわけではないのだ。
また「性行為描写が問題に」とあるが、出版差し止めになった理由は、三島の手紙
の無断掲載は著作権侵害であるという遺族の訴えを、裁判所が認めたことによる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/福島次郎
>さらに、同書で三島の書簡を無断で掲載したことが著作権侵害に当たるとされ、
>三島の遺族から同書の出版差し止めを求める訴訟を起こされ、版元の文藝春秋
>と共に最高裁まで争ったが、2000年11月に敗訴が確定した。
それを表向きの理由と解釈したのだとしても、コラムの「三島由紀夫がゲイという
ことを知らないやつなんて~それをなぜ止めるのか」との整合性は今ひとつだ。
まさか、ゲイと (問題になるほどの?) 性行為描写は常にセットとなっているわけでも、
セットにしなければいけないわけでもないだろうに。