2008/2/23 22:24
『ドナルド・ダックを読む』は本当にトンデモ本? 『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編
『トンデモ一行知識の世界』 P.165
×マテラール ○マトゥラール
http://www.amazon.co.jp/dp/4794956754
>ドナルド・ダックを読む (-)
>アリエル・ドルフマン (著), アルマン・マトゥラール (著), 山崎 カヲル (著)
で、アリエル・ドルフマンはチリ人でよいとして、マトゥラールはベルギーの社会学者
だそうだけど。
http://www.jca.apc.org/gendai/kikan/kaihen.html
>チリ出身の文学研究家・批評家であり、作家でもあるアリエル・ドルフマンの仕事
>に私たちが注目したのは、ベルギーの社会学者、アルマン・マトゥラールとの共著
>『ドナルド・ダックを読む』(原著は一九七二年刊)を読むことによってであった。
本の内容の要約も、唐沢俊一によるそれで正しいのかどうか不安になってきたり。
- http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Emusasabi/kougi/taisyu/taisyu8.pdf
- その他、Google での検索結果
元の本の内容とは別に、唐沢俊一による地の文章の第一段落にある「アメリカを舞台」
「アメリカ的生活」うんぬんというのと、第二段落の三つ子の帽子の色についての話が
まるでつながっていないようなのも、改めて読むと気になってくる……。甥っ子の帽子の
色が入れ替わるのは、描き間違いや指定ミスでなく「印刷ミス」のせいとする根拠も
書かれていないし。
ウォルト・ディズニーのマンガが世界で売れているのは、アメリカ政府が
ひそかに後押ししているからである。あのマンガの中には必ず、アメリカ
帝国主義賛美のメッセージが含まれており、そのマンガを読んだ子供たち
の意識下に、拝金主義とアメリカへの従属を刷り込むのである。
……これは『ドナルド・ダックを読む』というタイトルで晶文社から出版され
ているチリ人A・ドルフマンとA・マテラールの共著の中にある陰謀論だ。
確かにディズニーのマンガの中にはアメリカ的生活が描かれているが、それは
ディズニーのマンガ作品の多くがアメリカを舞台にしているのではないか、と
いった見方をこの本はとらない。すべてには深い深い裏のアテコミがあるのだ。
たとえば、ドナルド・ダックの甥っ子たちヒューイ・デューイ・ルーイの帽子
の色は、よく混同されて入れ替わったりする。単純な印刷ミス(何しろ三つ子
だから顔がソックリなのだ)によるものととるのがフツーだろうが、この本は
それを「キャラクターの個性を不鮮明なものにすることによって、読者である
子供を情緒不安定にする」陰謀であると推測するのである!
×マテラール ○マトゥラール
http://www.amazon.co.jp/dp/4794956754
>ドナルド・ダックを読む (-)
>アリエル・ドルフマン (著), アルマン・マトゥラール (著), 山崎 カヲル (著)
で、アリエル・ドルフマンはチリ人でよいとして、マトゥラールはベルギーの社会学者
だそうだけど。
http://www.jca.apc.org/gendai/kikan/kaihen.html
>チリ出身の文学研究家・批評家であり、作家でもあるアリエル・ドルフマンの仕事
>に私たちが注目したのは、ベルギーの社会学者、アルマン・マトゥラールとの共著
>『ドナルド・ダックを読む』(原著は一九七二年刊)を読むことによってであった。
本の内容の要約も、唐沢俊一によるそれで正しいのかどうか不安になってきたり。
- http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Emusasabi/kougi/taisyu/taisyu8.pdf
- その他、Google での検索結果
元の本の内容とは別に、唐沢俊一による地の文章の第一段落にある「アメリカを舞台」
「アメリカ的生活」うんぬんというのと、第二段落の三つ子の帽子の色についての話が
まるでつながっていないようなのも、改めて読むと気になってくる……。甥っ子の帽子の
色が入れ替わるのは、描き間違いや指定ミスでなく「印刷ミス」のせいとする根拠も
書かれていないし。