トンデモない一行知識の世界 OLD - 唐沢俊一の「雑学」とは -

一部で有名な唐沢俊一の一行知識に、ツッコミを入れたり派生トリビアを書いたり。
「愚かで分別のない人と思われたいなら、唐沢俊一のトリビアを引用しなさい。」

 
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2008/2/10  17:17

『超辞苑~新・眠られぬ夜のために』から  資料編 (引用元明記の雑学等も含む)

唐沢俊一のトリビアには、その前に出した本には引用元を明記していたものが、次に
使い回わされたときには、引用元が書かれなくなるというパクリの例がある。たとえば、
『トンデモ怪書録』では、『世界の超リッチ』 (駿河台出版) に書いてあったものだと紹介
されていたものが、 『トンデモ一行知識の世界』では、文章はほぼそのままなのに、
『世界の超リッチ』 とは一言も書かれないで使われている。

世界の超リッチ (1) - ペットのワニ用浴槽か浴室
世界の超リッチ (2) - ジムまではヘリコプターで
世界の超リッチ (3) - 落ち葉は中央ヨーロッパ産
世界の超リッチ (4) - 五千キロの旅と肉
世界の超リッチ (5) - 小遣いで広告代理店

ということで、逆に『トンデモ一行知識の世界』から『超辞苑~新・眠られぬ夜のために』
(新曜社) からの引用と明記されているものを抜粋し、パクリ探しをしている人たちのための
資料としたいと思う。この本からの引用は、P.216 から P.218 にかけてで、総数 18 個。

『トンデモ一行知識の世界』 P.216
 中でも僕が好きで繰り返し読んでる雑学本の一冊に、ケンブリッジ大学出の
二人の著者、B・ハーストンとJ・ドーソンによる『超辞苑~新・眠られぬ夜の
ために』(新曜社)がある。この本は、そういう無用な知識の本としては究極を
行っていると思われる。よくもまあ、これだけ役に立たぬ知識をかき集めたな、
と感心させられる出来なのだ。たとえば、ここに挙げられている知識にはこう
いうのがある。

 アリは興奮すると必ず右腹部を下にしてひっくりかえる習性をもつ。

 麻薬の一種アンフェタミンは猿が相手の表情を読み取る能力を高める。

 一九四三年のアメリカ政府の調査によると、六歳以下の子どもをいじめる
方法は、百五一通りある。

 ウクレレとはハワイ語でノミの意味である。


(ウクレレの語源はノミが飛び跳ねるだという話は「『あ~あ、やんなっちゃった』は今でも
人気だそうだ
」の方で)。

『トンデモ一行知識の世界』 P.217
 胃の鳴る音でその人の未来を占う、“胃占い”という占いがある。

 一八四〇年、ロンドンのドルリー・レーン劇場では、呼ばれると口笛を吹くカキ、
モリーの公演が大当たりをとった。

 ザトウクジラは一回のセックスの際に三度、体位を変える。

 『モナ・リザ』の最初の所有者フランシス一世は、その絵を風呂場にかけていた。

 シロクマは皆、左利きである。

 人間は仰向けになって寝る唯一の動物である。

 フロイトはひとり旅をしたことがなかった。時刻表が読めなかったからである。


『トンデモ一行知識の世界』 P.218
 タイプライターの一番上の列にある文字キーだけで、TYPEWRITER と打つ
ことができる。

 ダチョウの卵をゆで卵にするには四十分から一時間かかる。

 ハンバーガーはドイツのハンブルグ市に由来する名前だが、チーズバーガー
はチーズブルグ市(実在する)には何の関係もない。

 エルビス・プレスリーは四十二歳で死んだが、これはネアンダール人の平均
寿命より十二年も長い。

 アリのフライは同量の牛肉や卵よりも栄養価が高い。

 コアラの離乳食は母親の肛門から垂れるユーカリの樹液である。

 スターリンの趣味はオオカミの頭の絵の落書きであった。




2008/2/13  3:15

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/208.html

遡るにも、もう表面をなめるだけで精一杯でした……。
http://tondemonai2.web.fc2.com/214.html

キー配列については、いろいろ提案されてた時代もありましたが、
個人的には、遅くてもいい、別のキー配列覚えるなんてイヤ、です。
入力が速いといわれて覚えたはずのカナ配列は、あっという間に
忘れたし……。

2008/2/12  17:22


TYPEWRITERネタは、私の知る限り、1901年刊の『Pitman's Typewriter Manual, 4th ed.』まで遡れるので…。他のネタも、遡るとなると手ごわいんだろうなぁ。

2008/2/11  0:16

投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/

こんにちは (_ _)。うーん、どうせ引用だからと思って深く追求して
いなかったのですが、そう言えば「口笛を吹くカキ」の公演って
どういうふうにやったのだろうとか、疑問がわいてきます。

2008/2/10  22:38

投稿者:藤岡真

著者の一人、B・ハーストンはイギリスのチェスのチャンピオンで、こうした一行知識の本を何冊か書いているようですね。
「口笛を吹くカキ、モリー」に関しては英語のサイトも検索したけど見つかりませんでした。whistling OysterというOysterBarは何軒かありましたけど。

   
 
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