2008/2/10 14:24
四十肩は a frozen shoulder その他の雑学本 間違い探し編
『唐沢先生の雑学授業』 P.103
辞書の定義では:
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%82%A9%E5%87%9D%E3%82%8A&dtype=3&dname=2na&stype=0&pagenum=1&index=00778700
>・肩凝りに悩む suffer from a stiff neck
>・肩凝りをもみほぐす massage the stiffness out of a person's shoulders [neck]
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=stiff&stype=0&dtype=1
>・have a stiff neck 肩がこる
「外国人には肩凝りがない」だと、外国人は肩凝りにならないかのようにしか読めないけど、
日本人以外も肩凝りにはなる。上記の辞書の定義には a stiff neck とあるが、首や背中の
強張りや痛み、頭痛などとして症状を訴えることが多く、shoulder を使う表現をあまりしない
だけ (肩を揉んだり叩いたりの方には shoulder も使うことがあるようだ)。
http://www.andoando.com/andi/Q_Japanease_b.html#katakori
>肩こりは stiff neck、肩たたきは shoulder massage と言います。stiff neck と頭痛は
>きってもきれないものなので、むしろ肩のこりというより、 tension (頭、首、肩にかけて
>はしる痛み) という言葉を選ぶ人の方が多いとはいえ、日本人の言うところの "肩こり"
>は日本人のみにかせられた疾患(?)ではないと思われます。
>
>「中国人が日本に来て初めて "肩こり" を知ったという話を聞いたから」 とおっしゃった方
>もいました。中国からの知人達の話では "肩こり" にあたる単語はないかもしれないけれ
>ど「肩がはる」 「首のつけねのあたりがこる」 という現象に悩まされた経験は、当然あると
>のこと。
http://www2.odn.ne.jp/pain_clinic/20Shoulder%20spasm.html
>緊張する松井にボンズは微笑みながら緊張を解くように促した。どのように促したのか。
>そう、肩を揉んだのだ。私も子供の頃しばしば母の肩を揉み肩を叩いた。まさに同じ仕草
>だ。外国人だって肩が凝り、肩を揉むんだ。
>
>外国人には「肩凝りがない」という誤解
>では、何故そのような誤解が生まれたのか。〈中略〉 この原因は「肩」という名詞を日本語
>ではいい加減に使っているからだと思われる。〈中略〉昔、母の「肩」を揉んだり叩いたとき
>は、上の図で言うと、項、背(上)、肩、肩甲などで、時には後頭、背、上腕までも含まれる
>ことがあった。英語、ドイツ語、ラテン語、漢語のどの言語にもこんなに広い意味は含まれ
>ない。項部 (nape または nucha) や背部の痛みは外国人にも幾らでも起こる。ボンズが
>松井の「肩を揉んでいた」通りである。
プログレッシブ和英中辞典には、最初に引用した通り、「肩凝り」は「a stiff neck」と訳されて
いるが、上記ページによると、医学辞書には肩凝りが「muscle stiffness of the shoulder」
「shoulder stiffness」と記載されていたとのこと。
http://muraomassage.blog109.fc2.com/blog-category-21.html には「中には肩が凝ると
言いながら頚部(クビ)や項(うなじ)辺りを指すこともある。日本人の肩が凝るという概念に
は、クビも肩背部も入っていると思わなければならない」のに対して「外国人は肩と言うと
肩先(肩峰部)を意識する」という違いがあるため、「肩凝りを英語で話すのにshoulder
(ショルダー)を使って尋いたら、たいていの外国人は『NO!』と答えるに違いがない。背広
の肩パットのさきの辺りがコルわけがない」とある。
ただ、日本人の「肩」の定義も、「肩凝り」以外のときに言う「肩」については、外国人とさほど
変わらない範囲のみを指すような気もする。むしろ、英語の shoulder より範囲が狭いかも。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%82%A9%E5&dtype=3&stype=1&dname=2ss
外国人には肩凝りがない。
辞書の定義では:
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%82%A9%E5%87%9D%E3%82%8A&dtype=3&dname=2na&stype=0&pagenum=1&index=00778700
>・肩凝りに悩む suffer from a stiff neck
>・肩凝りをもみほぐす massage the stiffness out of a person's shoulders [neck]
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=stiff&stype=0&dtype=1
>・have a stiff neck 肩がこる
「外国人には肩凝りがない」だと、外国人は肩凝りにならないかのようにしか読めないけど、
日本人以外も肩凝りにはなる。上記の辞書の定義には a stiff neck とあるが、首や背中の
強張りや痛み、頭痛などとして症状を訴えることが多く、shoulder を使う表現をあまりしない
だけ (肩を揉んだり叩いたりの方には shoulder も使うことがあるようだ)。
http://www.andoando.com/andi/Q_Japanease_b.html#katakori
>肩こりは stiff neck、肩たたきは shoulder massage と言います。stiff neck と頭痛は
>きってもきれないものなので、むしろ肩のこりというより、 tension (頭、首、肩にかけて
>はしる痛み) という言葉を選ぶ人の方が多いとはいえ、日本人の言うところの "肩こり"
>は日本人のみにかせられた疾患(?)ではないと思われます。
>
>「中国人が日本に来て初めて "肩こり" を知ったという話を聞いたから」 とおっしゃった方
>もいました。中国からの知人達の話では "肩こり" にあたる単語はないかもしれないけれ
>ど「肩がはる」 「首のつけねのあたりがこる」 という現象に悩まされた経験は、当然あると
>のこと。
http://www2.odn.ne.jp/pain_clinic/20Shoulder%20spasm.html
>緊張する松井にボンズは微笑みながら緊張を解くように促した。どのように促したのか。
>そう、肩を揉んだのだ。私も子供の頃しばしば母の肩を揉み肩を叩いた。まさに同じ仕草
>だ。外国人だって肩が凝り、肩を揉むんだ。
>
>外国人には「肩凝りがない」という誤解
>では、何故そのような誤解が生まれたのか。〈中略〉 この原因は「肩」という名詞を日本語
>ではいい加減に使っているからだと思われる。〈中略〉昔、母の「肩」を揉んだり叩いたとき
>は、上の図で言うと、項、背(上)、肩、肩甲などで、時には後頭、背、上腕までも含まれる
>ことがあった。英語、ドイツ語、ラテン語、漢語のどの言語にもこんなに広い意味は含まれ
>ない。項部 (nape または nucha) や背部の痛みは外国人にも幾らでも起こる。ボンズが
>松井の「肩を揉んでいた」通りである。
プログレッシブ和英中辞典には、最初に引用した通り、「肩凝り」は「a stiff neck」と訳されて
いるが、上記ページによると、医学辞書には肩凝りが「muscle stiffness of the shoulder」
「shoulder stiffness」と記載されていたとのこと。
http://muraomassage.blog109.fc2.com/blog-category-21.html には「中には肩が凝ると
言いながら頚部(クビ)や項(うなじ)辺りを指すこともある。日本人の肩が凝るという概念に
は、クビも肩背部も入っていると思わなければならない」のに対して「外国人は肩と言うと
肩先(肩峰部)を意識する」という違いがあるため、「肩凝りを英語で話すのにshoulder
(ショルダー)を使って尋いたら、たいていの外国人は『NO!』と答えるに違いがない。背広
の肩パットのさきの辺りがコルわけがない」とある。
ただ、日本人の「肩」の定義も、「肩凝り」以外のときに言う「肩」については、外国人とさほど
変わらない範囲のみを指すような気もする。むしろ、英語の shoulder より範囲が狭いかも。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%82%A9%E5&dtype=3&stype=1&dname=2ss