2008/1/20 18:52
正式名称 (?) はニコラ・エドム・レティフ・ド・ラ・ブルト 『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編
『トンデモ一行知識の世界』 P.194 欄外
英語版 Wikipedia によると "many of them printed with his own hand," なので、
著書の多くを自分で印刷したにしても、全部を印刷したわけではないはず。
http://en.wikipedia.org/wiki/Nicolas-Edme_R%C3%A9tif
>It was not until five or six years after his marriage that Re´tif appeared as an
>author, and from that time to his death he produced a bewildering multitude
>of books, amounting to something like two hundred volumes, many of them
>printed with his own hand, on almost every conceivable subject.
さらに、自分で印刷 (printed with his own hand) が、原稿なしで活字を拾って
そのまま印刷とイコールかどうかは不明。可能性としては以下が考えられる。
1. ニコラ・エドムが自分で印刷するときは、原稿なしで活字を直接拾うのが常だった。
2. ニコラ・エドムが印刷した本の中には、活字を直接拾ってつくられた本もあった。
3. 原稿なしで活字を拾って印刷というのは、当時の人が噂していた単なる冗談。
4. 原稿なしで活字を拾って印刷というのは、唐沢の法則[*]が発動したガセビア。
* 唐沢の法則
唐沢俊一が、ネタ元の情報を要約したり自分なりの言い方に書き換えたりする際に、
かなりの確率で内容を歪めてしまう傾向があり、しかもその変形が面白おかしさの
増大には貢献しない場合がほとんどであることを指す。本当のことをそのまま書けば
面白いものを、わざわざつまらなくしたり意味不明にしたりすることもしばしば。
以下はその具体例:
・ハリウッドゴシップ資料室から劣化コピー
・『話のネタ:会話がはずむ教養読本』
・ハゲに悪人なしはガセビア
・機能性胃腸症≠潰瘍性大腸炎
・フランスの作家兼印刷屋、ニコラ・エドムの小説には原稿がない。
アイデアが浮かぶと活字を拾ってそのまま印刷したから。
英語版 Wikipedia によると "many of them printed with his own hand," なので、
著書の多くを自分で印刷したにしても、全部を印刷したわけではないはず。
http://en.wikipedia.org/wiki/Nicolas-Edme_R%C3%A9tif
>It was not until five or six years after his marriage that Re´tif appeared as an
>author, and from that time to his death he produced a bewildering multitude
>of books, amounting to something like two hundred volumes, many of them
>printed with his own hand, on almost every conceivable subject.
さらに、自分で印刷 (printed with his own hand) が、原稿なしで活字を拾って
そのまま印刷とイコールかどうかは不明。可能性としては以下が考えられる。
1. ニコラ・エドムが自分で印刷するときは、原稿なしで活字を直接拾うのが常だった。
2. ニコラ・エドムが印刷した本の中には、活字を直接拾ってつくられた本もあった。
3. 原稿なしで活字を拾って印刷というのは、当時の人が噂していた単なる冗談。
4. 原稿なしで活字を拾って印刷というのは、唐沢の法則[*]が発動したガセビア。
* 唐沢の法則
唐沢俊一が、ネタ元の情報を要約したり自分なりの言い方に書き換えたりする際に、
かなりの確率で内容を歪めてしまう傾向があり、しかもその変形が面白おかしさの
増大には貢献しない場合がほとんどであることを指す。本当のことをそのまま書けば
面白いものを、わざわざつまらなくしたり意味不明にしたりすることもしばしば。
以下はその具体例:
・ハリウッドゴシップ資料室から劣化コピー
・『話のネタ:会話がはずむ教養読本』
・ハゲに悪人なしはガセビア
・機能性胃腸症≠潰瘍性大腸炎