2008/1/18 1:25
牛耳るは夏目漱石の造語じゃなくて 『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編
『トンデモ一行知識の世界』 P.22 欄外
×夏目漱石の造語 ○中国の春秋戦国時代の故事が由来
大辞林によると、牛耳るは「牛耳を執る」からきたもの。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=ぎゅうじ&dtype=0&stype=0&dname=0na&pagenum=1&index=04687704474700
>ぎゅうじ・る[ぎうじる] 3 【牛耳る】
>(動ラ五)
>〔補説〕 「牛耳を執(と)る」の「牛耳」を動詞化した語
>団体・集団などの運営を自分の意のままに支配する。
で、大辞泉で「牛耳を執る」の由来を見ると、中国の春秋戦国時代に遡ると。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=ぎゅうじ&dtype=0&stype=0&dname=0na&pagenum=1&index=04677204464700
>牛耳(ぎゅうじ)を執(と)・る
>《中国の春秋戦国時代、諸侯が盟約するとき、盟主になるべき人が牛の耳を
>とって裂いて出した血をすすって誓い合ったという「春秋左氏伝」の故事から》
>同盟の盟主になる。また、団体の中心となって自分の思いどおりに事を運ぶ。
>牛耳る。
追記:
2ちゃんねるの名無しさんから、「牛耳る」と動詞化したのは夏目漱石だという
ツッコミあり。再度調べてみると、夏目漱石の授業を受けた金田一京助の話を、
金田一晴彦がエッセイに書いているそうだ。
http://tanba.jp/modules/bulletin1/article.php?storyid=1629
しかし授業で言っただけで広まるものかは正直言って疑問な気も……。
夏目漱石がこの作品で使ったという情報は見つからなかったので、情報提供募集中。
・牛耳る、という言葉は夏目漱石の造語。
×夏目漱石の造語 ○中国の春秋戦国時代の故事が由来
大辞林によると、牛耳るは「牛耳を執る」からきたもの。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=ぎゅうじ&dtype=0&stype=0&dname=0na&pagenum=1&index=04687704474700
>ぎゅうじ・る[ぎうじる] 3 【牛耳る】
>(動ラ五)
>〔補説〕 「牛耳を執(と)る」の「牛耳」を動詞化した語
>団体・集団などの運営を自分の意のままに支配する。
で、大辞泉で「牛耳を執る」の由来を見ると、中国の春秋戦国時代に遡ると。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=ぎゅうじ&dtype=0&stype=0&dname=0na&pagenum=1&index=04677204464700
>牛耳(ぎゅうじ)を執(と)・る
>《中国の春秋戦国時代、諸侯が盟約するとき、盟主になるべき人が牛の耳を
>とって裂いて出した血をすすって誓い合ったという「春秋左氏伝」の故事から》
>同盟の盟主になる。また、団体の中心となって自分の思いどおりに事を運ぶ。
>牛耳る。
追記:
2ちゃんねるの名無しさんから、「牛耳る」と動詞化したのは夏目漱石だという
ツッコミあり。再度調べてみると、夏目漱石の授業を受けた金田一京助の話を、
金田一晴彦がエッセイに書いているそうだ。
http://tanba.jp/modules/bulletin1/article.php?storyid=1629
しかし授業で言っただけで広まるものかは正直言って疑問な気も……。
夏目漱石がこの作品で使ったという情報は見つからなかったので、情報提供募集中。