2008/1/12 12:53
モンゴルの人は焼肉を愛好してません 『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編
『トンデモ一行知識の世界』 P.69
「あの鍋」とは、ジンギスカン鍋のことであり、下記の Wikipedia で言う
「後に『トリビアの泉』で「ガセビア」(間違い)とされた」ネタのうち、
「ジンギスカン鍋の起源」とはこの一行知識を指すものと思われる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/唐沢俊一
>『トンデモ一行知識の世界』シリーズなどの著作や『世界一受けたい授業』
>で紹介したネタが、後に『トリビアの泉』で「ガセビア」(間違い)とされたこと
>もあった(サンリオの名前の由来やジンギスカン鍋の起源など)。
で、ジンギスカン鍋について Wikipedia では、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジンギスカン鍋
>「ジンギスカン率いるモンゴル軍兵士が自分の兜で羊肉を焼いたのが
>起源」とするなどの俗説があるが、モンゴルには肉を焼いて食する習慣
>は無く、羊肉を常食するモンゴルにいかにもありそうな料理として拡大
>解釈されたものであるとみられる。
「肉を焼いて食する習慣は無く」というのは本当らしく、蒸したりゆでたりは
簡単に見つかるけれど、肉を焼く方は見当たらない。
http://www.heart-y.ne.jp/heart/konakuni.htm
>この羊肉の調理の基本は「茹でる」、「煮る」である。
http://www.alam.jp/modules/wordpress/index.php?p=637
>メインのホルホグという羊肉を塩で蒸し焼きにしただけのものだが、
http://chinachips.fc2web.com/repo/010011.html
>切り分けられた肉は、庭先にある大きなトルガルという釜で塩茹でにされて
あの鍋が山型をした独特の形ですが、あれは料理の際に、かぶっていた
カブトを鍋がわりにしたから、と言われている。
「あの鍋」とは、ジンギスカン鍋のことであり、下記の Wikipedia で言う
「後に『トリビアの泉』で「ガセビア」(間違い)とされた」ネタのうち、
「ジンギスカン鍋の起源」とはこの一行知識を指すものと思われる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/唐沢俊一
>『トンデモ一行知識の世界』シリーズなどの著作や『世界一受けたい授業』
>で紹介したネタが、後に『トリビアの泉』で「ガセビア」(間違い)とされたこと
>もあった(サンリオの名前の由来やジンギスカン鍋の起源など)。
で、ジンギスカン鍋について Wikipedia では、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジンギスカン鍋
>「ジンギスカン率いるモンゴル軍兵士が自分の兜で羊肉を焼いたのが
>起源」とするなどの俗説があるが、モンゴルには肉を焼いて食する習慣
>は無く、羊肉を常食するモンゴルにいかにもありそうな料理として拡大
>解釈されたものであるとみられる。
「肉を焼いて食する習慣は無く」というのは本当らしく、蒸したりゆでたりは
簡単に見つかるけれど、肉を焼く方は見当たらない。
http://www.heart-y.ne.jp/heart/konakuni.htm
>この羊肉の調理の基本は「茹でる」、「煮る」である。
http://www.alam.jp/modules/wordpress/index.php?p=637
>メインのホルホグという羊肉を塩で蒸し焼きにしただけのものだが、
http://chinachips.fc2web.com/repo/010011.html
>切り分けられた肉は、庭先にある大きなトルガルという釜で塩茹でにされて
2008/1/12 23:43
投稿者:トンデモない一行知識
http://tondemonai2.web.fc2.com/
http://tondemonai2.web.fc2.com/
2008/1/12 14:36
派生トリビアってことで。
そもそも朝鮮半島も中華文化圏なので、「生の肉」を「直火」で焼いて食べる「焼肉」という習慣がなかった。プルコギ自体、漬け汁ごと煮て食べるというもの。いわゆる焼肉は終戦直後大阪の在日朝鮮人が始め、それを米軍が朝鮮戦争のとき半島に持ち込んだものである。それが証拠に、焼肉のメニューって「カルビ」「テッチャン」以外は、英語と日本語。
タン、ハツ、ミノ、レバ、ツラミ、ハラミ、ハチノス。
そもそも朝鮮半島も中華文化圏なので、「生の肉」を「直火」で焼いて食べる「焼肉」という習慣がなかった。プルコギ自体、漬け汁ごと煮て食べるというもの。いわゆる焼肉は終戦直後大阪の在日朝鮮人が始め、それを米軍が朝鮮戦争のとき半島に持ち込んだものである。それが証拠に、焼肉のメニューって「カルビ」「テッチャン」以外は、英語と日本語。
タン、ハツ、ミノ、レバ、ツラミ、ハラミ、ハチノス。
チノス。
江戸時代以前の日本で、ホソボソと食べられていた獣肉の食べ方は
どうなんだろうと思って、ちょっとだけググってみましたけれど、
鍋や刺身が多いものの、すき焼きは江戸時代の農民が農具の鋤を鉄板
として使って肉を焼いたのが起源という説も未だ健在なようで。
http://iroha-japan.net/iroha/B02_food/21_sukiyaki.html
日本人は昔からけっこう、肉を焼くのも好きだったんですかしら。