トンデモない一行知識の世界 OLD　- 唐沢俊一の「雑学」とは -

『トンデモ一行知識の世界』 P.75

「かぶれる」も「かゆい」も、蚊が語源である。

蚊の語源説に「かゆみ」「かぶれ」からきたというのはあるけど、 逆は聞かない。

「かぶれる」を漢字で書くと「気触れる」で、「か」は「気」だし。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=かぶれる&dtype=0&stype=1&dname=0ss
＞かぶ・れる 0 【▽気触れる】
＞（動ラ下一）[文]ラ下二 かぶ・る
＞(1)漆・薬品などの刺激で、皮膚に炎症や発疹が生じる。
＞「漆に―・れる」「春の野やいづれの草に―・れけん（羽紅）/続猿蓑」
＞(2)影響を強く受けて、その風(ふう)に染まる。普通、批判的な意で用いる語。
＞「西洋文化に―・れる」

「かゆい」は「掻く」 （これも「蚊」からとは言われていない） からかなあと思って
捜したけれど見つけられなかった。

→ 派生トリビア : 「蚊に吸われる」と言う地域もあるそうだ

追記 : 唐沢俊一検証ｂｌｏｇの「『知泉元祖「ヘェ～」716連発』と唐沢俊一のネタの重複につい
て。」では、知泉との多数の重複が指摘されていて、これも重複ネタらしい。しかし、上にも
書いたように、蚊の語源が「かゆみ」「かぶれ」ということはあっても、逆はないと思うのだが
(特に「気触れる」の「かぶれる」) ……共通のネタ元があるとしたら何なのかが気になる。