2008/1/1 20:34
世界の超リッチ (4) - 五千キロの旅と肉 『トンデモ一行知識の世界』パクリ探し編
『トンデモ一行知識の世界』 P.128
これとほとんど同じ文章が、同じ唐沢俊一著の『トンデモ怪書録』(光文社)
にも存在する。問題は、それが載っているのは、
>『世界の超リッチ』S・クールシォール&F・マロ/大金持ちになったら
の章で、下記文章は『世界の超リッチ』(駿河台出版) に書かれている内容の
紹介・要約として書かれているということである。
『トンデモ怪書録』P.141
このネタについては、「尾崎紅葉の弟子の名前」といった類いの、
公然の事実として利用可能なネタとは言えないのではないか。
ちなみに、『トンデモ一行知識の世界』 巻末の初出一覧には、この章は
載っていなかった。つまり、「未発表、および書き下ろし」扱いである。
追記 : この文章については、ガセが混入していたことも判明。
→ 1998 年のパクリとガセと使い回し
飛行機のタイヤ王と呼ばれるアメリカの大富豪、ロイ・カーヴァー
は、お抱えのシェフが今夜の夕食に極上の牛肉が必要だと言うと、
彼を飛行機に乗せて、自分の経営する牧場まで肉を選ばせにやった。
フロリダにあるカーヴァーの家とコロラドの牧場までの距離は
二千五百キロ。シェフは晩飯の材料を買いに往復五千キロの旅を
しなければならなかったわけだ。〈中略〉ところが、そんな無駄を
するくせに、このタイヤ王は、この二千五百キロかけて運んだ肉に
かけるソースに使うワインには安いものしか使わせないケチだと
いうんだからわけがわからない。
これとほとんど同じ文章が、同じ唐沢俊一著の『トンデモ怪書録』(光文社)
にも存在する。問題は、それが載っているのは、
>『世界の超リッチ』S・クールシォール&F・マロ/大金持ちになったら
の章で、下記文章は『世界の超リッチ』(駿河台出版) に書かれている内容の
紹介・要約として書かれているということである。
『トンデモ怪書録』P.141
飛行機のタイヤ王と呼ばれるアメリカの大富豪、ロイ・カーヴァー
は、お抱えのシェフが今夜の夕食に極上の牛肉が必要だと言うと、
彼を飛行機に乗せて、自分の経営する牧場まで肉を選ばせにやった。
フロリダにあるカーヴァーの家とコロラドの牧場までの距離は二千
五百キロ。シェフは晩飯の材料を買いに往復五千キロの旅をしなけ
ればならなかったわけだ。そのくせ、このタイヤ王は、その肉に
かけるソースに使うワインには安いものしか使わせないケチだと
いうんだからわけがわからない。
このネタについては、「尾崎紅葉の弟子の名前」といった類いの、
公然の事実として利用可能なネタとは言えないのではないか。
ちなみに、『トンデモ一行知識の世界』 巻末の初出一覧には、この章は
載っていなかった。つまり、「未発表、および書き下ろし」扱いである。
追記 : この文章については、ガセが混入していたことも判明。
→ 1998 年のパクリとガセと使い回し